看護師に必要なクリティカルシンキング事例4選!おすすめの学習本3冊も紹介!

看護師に必要なクリティカルシンキング事例4選!おすすめの学習本3冊も紹介!
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こんにちは、monoです。

看護師に必要な考え方のスキルの1つに「クリティカルシンキング」があります。

クリティカルシンキングについては知っている人も多いと思いますが、なぜ看護師は特にクリティカルシンキングを必要とされるのか、知りたい人も多いでしょう。

当記事では、

  • 看護師に必要なクリティカルシンキング事例
  • 看護師におすすめのクリティカルシンキング本

について解説します。

目次

看護師に必要なクリティカルシンキング事例4選

看護師がクリティカルシンキングを身につけておくと役立つ事例を4つ紹介します。

「なるほど、こういうときに看護師はクリティカルシンキングを使うのか!」とお役に立てれば幸いです。

事実と解釈を分けて考えられる

クリティカルシンキングを看護師が身につけると、事実と解釈を分けて考えられるようになります。

同僚や上司から批判された際、素直に自分の欠点を「事実」として受け止められるのか、批判された・嫌われていると「解釈」して受け止めるのかでは、仕事の質が大きく変わってきます。

より高いレベルで看護師として働くには、事実と解釈を分けて考え、「本当に嫌がらせで発言してるのだろうか」「本当は別に意図があって発言してるのではないだろうか」など、自分に起きた事象について深く考えるようになりましょう。

自分の考えに自信を持って発言できる

クリティカルシンキングを看護師が身につけると、自分の考えに自信を持って発言できるようになります。

周りに優秀な先輩看護師や同僚が多いと、ついつい自分の発言に自信が持てなくなりがちです。

しかし自信が持てない本当の理由は、周りが優秀だからではなく、自分の考えに自信が持てないからではないでしょうか。

クリティカルシンキングでは自分の考え・意見に対して、「本当にそうだろうか?」と繰り返し疑問を投げかけます。

自分の中で繰り返し繰り返し考えて出てきた考えであれば、そうでない考えに比べて自信を持って発言できるでしょう。

傾聴を心がけ協働して問題を解決できる

クリティカルシンキングを看護師が身につけると、傾聴を心がけ協働して問題を解決できるようになります。

クリティカルシンキングの基本が「本当にそうだろうか? 他に違う考えがあるのではないか」であるように、自分の意見に固執せず、誰が出した意見に対しても「そうか、そういう答えもあるのか」と考えられるようになります。

フロアの看護師が全員そのような考えを持っていれば、お互いがお互いの意見を尊重し合えるので、チーム一丸となって仕事や問題解決に取り組むことができます。

レジリエンス(精神回復力)が高まる

クリティカルシンキングを看護師が身につけると、レジリエンスが高まるようになります。

レジリエンスとは別名:精神回復力、ストレス耐性とも言われ、過酷な状況でもめげずに頑張れる力のことを言います。

クリティカルシンキングを身につけて、「事実と解釈を分けて考える」「自分の考えに自信を持てる」「仲間と協働できる」などが実践できたならば、その人のストレス値はそうでない人に比べて低くなります。

過酷な環境とも言われる看護師ですが、レジリエンスが高くなれば辛い状況も乗り越えやすくなるでしょう。

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看護師におすすめのクリティカルシンキング学習本3選

看護師がクリティカルシンキングを勉強するのにおすすめの本を3冊紹介します。

クリティカルシンキングの入門本はたくさんありますが、看護師向けの本はなかなかないので、今回ご紹介する本はとても貴重な学習本となるでしょう。

看護におけるクリティカルシンキング教育


看護学におけるクリティカルシンキング教育の重要性について解説した本です。

看護教育はただ看護師としての専門知識を教えるだけでなく、現場の思考プロセスや患者や同僚への態度を改善する武器としてのクリティカルシンキングが必要だと言われています。

クリティカルシンキングと看護師の関係性やなぜ必要なのかについて詳しく知りたい人におすすめの本です。

クリティカルケア看護入門


患者の「声にならない訴え」を聴けるようになろうという本です。

患者目線でして欲しいことのすべてを、患者は言葉で伝えてくれるわけではありません。より質の高い看護をするには、先回りして考えたり、本当にこれで良いのだろうかと批判的に考えたりする思考習慣が大切です。

より患者にとって質の高い看護をしたい人におすすめの本です。

看護のためのクリティカルケア場面の問題解決ガイド


クリティカルケア看護について、事例付きで対策を解説している本です。

批判的に深く考えれば良い、論理的に筋道立てて考えれば良いとわかっていても、最初はみんな難しいものです。

本書では看護師がクリティカルシンキングを必要とする場面を事例付きで解説しているので、まずは正解の考え方や行動パターンを知って勉強したい人におすすめの本です。

まとめ

今回は「看護師に必要なクリティカルシンキング事例」「看護師におすすめのクリティカルシンキング本」について解説しました。

看護師は人の命を預かる仕事であり、常に深読みしたり、協働して問題解決したりすることが求められます。

クリティカルシンキング自体はそれほど難しくはないので、あとは自分に癖付けるように、繰り返し批判的思考(クリティカルシンキング)をするようにしましょう。

では、また。

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