
WordPressの記事内容を一括で置換するなら「Search Regex」というプラグインがおすすめです。
当記事では、
- Search Regexの概要
- Search Regexの使い方
について解説します。
目次
Search Regexとは?
まずはSearch Regexの概要について、Search Regexとはどんなプラグインなのか、何ができるのか、どんな人におすすめなのか、詳しく解説します。
Search Regexでできること
Search Regexとは、WordPressのデータベース内のテキストデータを一括で検索・置換することのできるWordPressプラグインです。
Search Regexを使うと、以下のようなことができます。
- 記事内の語句を一括で置換する
- 記事内の語句を一括で削除する
1記事ずつ内容を変更すると時間がかかりますが、Search Regexを使えば一括で複数記事の語句を置換できるので、大幅な時間短縮が可能です。
Search Regexはこんな人におすすめ!
Search Regexはこんな人におすすめのWordPressプラグインです。
- 記事内の語句を一括で置換したい
- 特定語句のある記事検索したい
- サイトのドメインを変更した
サイト内にある全記事のテキストを一括で検索・置換できるので、大量の記事の中から特定の語句を見つけたり、特定の語句を一気に変更したいときに威力を発揮します。
また、ドメイン変更した際に、内部リンクのURL変換にも利用できます。
Search Regexの使い方
Search Regexは一気に記事内の語句を変更できる便利なプラグインですが、使い方を間違えるとサイト内に大量の間違った記述を作ってしまうことになります。
ここからはSearch Regexの使い方について解説します。
Search Regexの実行パターン
Search Regexには、以下3つの実行パターンがあります。
- 検索(Search):該当語句の位置を検索します
- 置換試行(Replace):該当語句の置換処理のプレビューを確認できます
- 置換・削除実行(Replace & Save):該当語句の置換処理を実行します
各ボタンは以下に位置しています。
Search Regexの設定項目
Search Regexの処理を実行する語句は、以下の項目から設定できます。
項目 | 内容 |
---|---|
Source | どのコンテンツを置換するかを選択。 ・Comment author:コメント投稿者 ・Comment author email:コメント投稿者のメールアドレス ・Comment author URL:コメント投稿者のURL ・Comment content:コメントの内容 ・Post content:記事本文 ・Post excerpt:記事抜粋 ・Post meta value:カスタムフィールド ・Post title:投稿タイトル ・Post URL:投稿URL |
Limit to | 一度に置換する最大数を設定。 ・No limit ・10 ・25 ・50 ・100 |
Order By | 検索した際の「昇順」「降順」を選択。 ・Ascending:昇順 ・Descending:降順 |
Search Pattern | 置換したい文字列。 |
Replace Pattern | 置換後の文字列。 |
Regex | 正規表現に関する設定。 ・Regex:正規表現を使って検索する。 ・case-insensitive:大文字と小文字を区別する。 ・multi-line:複数行にわたって検索する。 ・「.(ドット)」を改行にもマッチするようにする。 |
各項目は以下に位置しています。
まとめ
今回は「Search Regexの概要」「Search Regexの使い方」について解説しました。
Search Regexはサイト内にある全記事の語句を一括で検索・置換することができるWordPressプラグインです。正しく使えば記事の変更作業を大幅に短縮できるので、バンバン活用していきましょう。
では、また。