「リビジョンやゴミ箱の記事が増えてきたから削除したい。データベースにあるいらないデータを削除できるプラグインについて知りたいなぁ」と思ったことはありませんか?
WordPressのデータベースを最適化して、少しでも処理を高速化したいなら、「WP-Optimize – Clean, Compress, Cache.」というプラグインがおすすめです。
当記事では、
- WP-Optimizeとは何か
- WP-Optimizeプラグインの使い方
- 自動最適化(定期クリーンアップ)の設定方法
について解説します。
WP-Optimizeとは
まずはWP-Optimizeの概要について、WP-Optimizeとはどんなプラグインなのか、何ができるのか、どんな人におすすめなのか、詳しく解説します。
WP-Optimizeでできること
WP-Optimizeとは、WordPressのデータベースを最適化し、処理を高速化させることのできるWordPressのプラグインです。
WP-Optimizeを使うと、以下のようなことができます。
- データベーステーブルの最適化
- 自動リビジョンを削除
- Remove auto-draft posts
- Remove trashed posts
- Remove spam and trashed comments
- 未承認コメントの削除
- 期限切れの transient オプションを削除
データベースと聞くと少しとっつきにくいイメージがあるでしょうが、WP-Optimizeを使えばボタン操作だけで簡単に不要なデータを削除し、データベースを最適化することができます。
WP-Optimizeはこんな人におすすめ
WP-Optimizeはこんな人におすすめのWordPressプラグインです。
- データベースの不要なデータを消したい
- データベースの処理を高速化したい
WP-Optimizeの使い方・設定方法
WP-Optimizeはデータベースの不要なデータを削除して処理を高速化できる便利なプラグインですが、使い方を間違えると消したくないデータも一緒に削除してしまう恐れがあります。
WP-Optimizeには、大きく以下2種類の使い方があります。
- 手動でデータベースを最適化
- 定期的にデータベースを自動最適化
それぞれの機能の使い方について解説します。
手動でデータベースを最適化
まずは手動でデータベースのいらないデータを削除する方法です。
手動で削除するには、まずWP-Optimizeの「Database」タブを開きます。
Databaseタブを開いたら、「最適化したい項目の『最適化を実行』をクリック」もしくは、「最適化したい項目のチェックボックスにチェックを入れて『Run all selected optimizations』をクリック」すると、選択項目の最適化処理が実行されます。
「どの項目を最適化すれば良いか分からない」という人は、とりあえず全項目に対して最適化処理をして良いと思います。現在使っていないデータを全部消すだけなので、現在サイトで公開されているデータが消されることはないのでご安心ください。
定期的にデータベースを自動最適化
続いて、定期的にデータベースのいらないデータを自動削除する方法です。サイトをよく更新する人は、こちらの自動最適化機能を設定しておくことをおすすめします。いちいち手動で最適化処理をするのは時間の無駄ですからね。
自動最適化を設定するには、WP-Optimizeの「設定」タブを開きます。
自動最適化で設定が必要な項目は、大きく2つあります。
- データの保持期間
- 最適化するデータ項目
データの保持期間
最適化処理した際のデータの保持期間を設定できます。
ここで設定した期間は手動最適化の際にも有効になるので、直近のデータは残しておきたいという人は期間を設定しておいてください。
最適化する項目
最適化する項目を設定できます。
ここで設定する項目は手動最適化の場合と同じなので、特にこだわりがない人はすべてチェックしてOKです。
まとめ
今回は「WP-Optimizeプラグインの使い方」「自動最適化(定期クリーンアップ)の設定方法」について解説しました。
WP-Optimizeは、WordPressのデータベースを最適化して、データベース内の処理を高速化させることができます。記事数の少ないサイトだと受けられる恩恵はわずかかもしれませんが、少しでもユーザビリティを向上させたいという人は使ってみてください。
では、また。