家事代行は危険?トラブルに巻き込まれないためのリスク管理とは?

家事代行でよくある危険・トラブルは?事前に回避する方法を解説!
mono
mono
こんにちは、monoです。

利用者急増中の家事代行サービスですが、個人宅というプライバシー空間が仕事場ということもあり、「依頼者とスタッフ間でトラブルが起きるのでは?」と、危険性を心配する声もあります。

個人間で起きるトラブルなので原因はさまざまですが、よくあるトラブルを事前に知っておけば危険を回避できますよね。

というわけで当記事では、

  • 家事代行スタッフ目線での危険・トラブルリスク
  • 依頼者目線での危険・トラブルリスク
  • 家事代行の現場で危険やトラブルを回避する方法

について解説します。

目次

家事代行の危険・トラブルリスク(スタッフ目線)

まずは家事代行スタッフ目線でよくある危険・トラブルについて解説します。

家事代行スタッフ目線でよくあるトラブルとして多かったのが、以下の3つです。

よくある危険・トラブルリスク(家事代行スタッフ目線)

  • 時間内に終わらない量の仕事を依頼される
  • 「仕事の出来が悪い」と文句を言われる
  • 訪問宅で損害を与えてしまった

1つずつ解説していきましょう。

物理的にできない仕事を依頼される

  • 時間内に終わらない量の仕事(1hで4LDKの部屋隅々など)
  • 専門性が必要な場所の掃除(エアコンなど)
  • きれいにするのが困難なレベルの掃除(おふろの黒カビなど)

依頼人から、明らかに時間内に終わらない量の仕事を依頼されたり、家事代行のレベルを超えた清掃を依頼されるケースです。

たしかに家事代行で来てくれるスタッフさんは家事が上手なイメージがあり、実際に得意としている方も多いですが、あくまで「代行」であり、「プロ」ではありません。

にも関わらず、「家事代行さんならできるでしょ?」みたいなノリで依頼してこられたら嫌ですし、できないものはできないから困っちゃいますよね…。

「仕事の出来が悪い」と文句を言われる

  • 料理が不味い
  • 掃除が終わっていない
  • 汚れが残っている

「料理が不味い」「掃除がぜんぶ終わっていない」「汚れが残っている」など、家事代行スタッフさんの仕事内容や質について文句を言ってくるケースです。

雑に仕事をしていたり、仕事をサボっていたのであれば謝るべきところですが、真面目に仕事をしていても文句を言われることがあるそうです。

しっかり者のスタッフさんなら上手く切り抜けられるかもしれませんが、人の良いスタッフさんだと真面目に聞いてしまい、自分の仕事に自信をなくしてしまう危険性も出てきます。

訪問宅で損害を与えてしまった

  • 物を壊してしまった
  • 子供に怪我を負わせてしまった

訪問先のお宅で使っている物を壊してしまったり、子供に怪我をさせてしまったケースです。

わざとではなくとも、上記のようなことが起きてしまった場合、依頼人との間でトラブルが起きるのは仕方ありません。

素直に誠意を込めて謝って収束すれば良いですが、それでは収まらないモンスター依頼者も中にはいるそうです…。

家事代行の危険・トラブルリスク(依頼者目線)

まずは依頼者目線でよくある危険・トラブルについて解説します。

依頼者目線でよくあるトラブルとして多かったのが、以下の3つです。

よくある危険・トラブル(依頼者目線)

  • 想定よりも料金が高くなった
  • 仕事の質が期待したより低い
  • 物を盗まれた・壊された

1つずつ解説していきましょう。

想定よりも料金が高くなった

  • 最低依頼時間を知らなかった
  • 延長料金が高い
  • 交通費分も請求された
  • スタッフの指名料金
  • 鍵の預かり代
  • キャンセル料金
  • 税金

依頼時に想定していた料金よりも、高い金額を請求されてしまうケースですね。

原因としては、事前に料金の内訳や注意書きを確認していなかったり、オプションを後から付けて金額が大きくなってしまうことが多いようです。

たしかに、交通費や指名料金、鍵の預かり代などは、サービスして欲しいと思いますけどね…。

仕事の質が期待したより低い

  • 料理が美味しくない
  • 掃除が雑・汚れが残っている
  • 連絡がスムーズにいかない

家事代行を依頼するときは料理や掃除を依頼することが多いと思いますが、それらのクオリティが低いケースですね。

家事代行サービスは業者によってある程度の品質・マニュアルは担保されていますが、実際にやるのは人なので、どうしても個人差があります。

また、料理には味付けの好き嫌いもありますし、掃除も依頼者とスタッフの間で目標ラインに差がある状態で仕事が始まってしまうと、終わったときには「思ってたのと違った!」と期待外れの結果になってしまいます。

物を盗まれた・壊された

家事代行のスタッフさんに家の物を壊されたり・盗まれたりして、損害を受けた場合です。

盗むのはもはや犯罪ですが、壊すのは真面目に仕事をしていてもありえない話ではありません。

大事な物を壊されたら感情的になりたくなる気持ちもわかりますが、まずは事実確認をして、業者に連絡するようにしましょう。

トラブルを避けるためのリスク管理3つ(スタッフ側)

人の役に立ちたい、自分のペースで働きたいとついた職で、依頼人とトラブルを起こすのはスタッフや業者側としても本望ではありません。できることなら、トラブルは未然に防ぎたいはずです。

というわけで、トラブルを未然に防ぐために気をつけた方が良いことを、家事代行スタッフの目線で考えました。

家事代行スタッフがトラブルを避けるために注意すべきことは以下3つです。

  1. あくまで家事「代行」だと割り切る
  2. 自分の仕事を論理的に説明できるようにしておく
  3. 物の破損には細心の注意を払う

1つずつ解説します。

あくまで家事「代行」だと割り切る

「時間内に終わらない量の仕事を依頼される」の防ぎ方です。

前提として、自分はあくまで家事「代行」であると割り切りましょう。あなたはプロの清掃業者でもなければブランティアでもありません。

家事の「代行」スタッフであれば、依頼主でも時間内にできないような仕事量をしたり、専門的な掃除をしたりしなくて良いことに気づけるはずです。

仕事内容を事前にすり合わせておく

仕事の出来が悪い」と文句を言われる」の防ぎ方です。

仕事を始める前、必ず仕事内容と時間・料金について依頼主と話し合って決めておきましょう。

どれくらい掃除すれば良いのか、味付け、塩加減に好みはあるかなど、事前にヒアリングおけば、後でトラブルになるのを防げます

お互いに気持ちよく任し任され合えるよう、事前に認識のズレを埋めておくことが大切です。

物の破損には細心の注意を払う

「訪問宅で損害を与えてしまった」の防ぎ方です。

これは正直めちゃくちゃ気をつけるしかありません。

不安定な場所、高級そうなものが置いてある場所を片付けるときは、1つひとつの動作をゆっくりにして、ぶつからないよう気をつけましょう。

また子供の面倒を任されそうになったら、業者を通してでも良いのでサービス外であることを伝えるか、怪我をしたときのことを事前に話し合って決めておきましょう。

事前に話し合うことは、責任を免れるためではなくお互いに安心できる関係を築くことに繋がります。

トラブルを避けるためのリスク3つ(依頼者側)

続いて、依頼者側の目線で気を付けた方が良いこと3つです。

  1. 料金や仕事内容は事前に決めておく
  2. 仕事の出来が悪かったら文句は運営へ
  3. 大事な物はしまっておく

1つずつ解説します。

料金や仕事内容は事前に決めておく

想定よりも料金が高くなった」の防ぎ方です。

当たり前と言えば当たり前ですが、必ず家事代行を依頼する前に料金と仕事内容を明らかにしてもらいましょう。

事前に料金の見積もりをもらっていれば、その金額より高くなることはないので安心ですよね。

万が一、後になってしかわからない料金があれば、上限値や相場を知っておくことでおおよその料金を推定できます。

仕事の出来が悪かったら文句は運営へ

仕事の質が期待したより低い」の防ぎ方です。

また、仕事の出来が悪くて満足できなくても、スタッフさんに直接クレームを言うのは得策でありません。依頼した仕事をしてもらえなかったときは、きちんと運営に報告しましょう。

ただし次も同じスタッフさんに依頼したい場合は、「次はもっとこうして欲しい」などと要望を伝えるのはOKです(スタッフさんも仕事がしやすくなります)。

大事な物はしまっておく

物を盗まれた・壊された」の防ぎ方です。

シンプルに、壊されて困るもの、盗まれて困るものはしまっておきましょう。特に不安定な場所にあるもの、すでに壊れかけているものは要注意です。

盗みについてはさすがにやる人はいないと思いますが、コミュニケーションに問題がないか、家事代行の事前事後でなくなっているものがないかなど確認しておけば、ある程度は防ぐことができます。

まとめ

今回は「依頼者目線での危険・トラブルリスク」「家事代行スタッフ目線での危険・トラブルリスク」「家事代行の現場で危険やトラブルを回避する方法」について解説しました。

家事代行はとても便利なサービスですが、依頼者・スタッフお互いに相手をリスペクトした対応をしないとトラブルに発展する危険が十分にあります。

だれも無駄なトラブルには巻き込まれたくないと思うので、未然に防げるトラブルは、きちんと防いでいきましょう。

では、また。

この記事を書いた人

28歳♂Webアナリスト/おすすめ本と生活改善グッズ紹介サイトmonoblog.jp他4サイト運営15万PVほど/楽天経済圏/リベ大生/サウナ/筋トレ/お仕事の依頼はこちら

目次