この記事では、ジェンダーについて本で勉強したい人向けに、「ジェンダーのおすすめ本」を紹介します。
ジェンダーの本を探している人はぜひ参考にしてください。
ジェンダーのおすすめ本ランキング14選!
ジェンダーのおすすめ本を14冊ご紹介します。
ジェンダーのとびらを開こう 自分らしく生きるために
「ジェンダーのとびらを開こう 自分らしく生きるために」は、無意識のうちにつくられるジェンダー意識について解説した本。
ジェンダーとは何かや、「男性/女性」だけではないこと、家族の当たり前を見直すなど、何気ない生活の中で存在しているジェンダー意識について詳しく解説されています。
身近な例をあげながら、漫画や会話文形式で進んでいく本なので、子供のジェンダー教育に役立てたい人におすすめの本です。
失敗しないためのジェンダー表現ガイドブック
「失敗しないためのジェンダー表現ガイドブック」は、ジェンダーに関する発言をするときや文章を書くときの失敗を防ぐための本。
昔は大丈夫だったけど今は問題となる表現や無差別の偏見など、気を付けているつもりでもやってしまう、ジェンダー的に問題のある表現について詳しく解説されています。
現役新聞記者たちによって書かれているという信頼感があるので、自分自身もジェンダーについての表現を発信しようと思っている人におすすめの本です。
はじめてのジェンダー論
「はじめてのジェンダー論」は、ジェンダーの基礎から最新動向まで、軽妙な講義調で解き明かす本。
人はなぜ、男か女かという性別にこだわるのかや、その〈分類〉をいかに意味づけ、相互行為の中で社会制度に組み込んでいるのかなど、ジェンダー論について詳しく解説されています。
ジェンダーの視点で見ると、はじめて「社会」が見えてくるので、ジェンダーについて考えてみたい人におすすめの本です。
女性の生きづらさとジェンダー
「女性の生きづらさとジェンダー」は、マイノリティ性を生み出す問題に対して、一石を投じる本。
子どもの生活、青年期、家族・子育てなど、人生の各段階においての女性をめぐるジェンダー問題について詳しく解説されています。
臨床現場に近しい心理学者とともに、スクールカウンセラーや女子少年院の法務教官など現場に携わる専門家が手がけた本なので、現実に起きている問題に興味のある人におすすめの本です。
ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた あなたがあなたらしくいられるための29問
「ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた あなたがあなたらしくいられるための29問」は、真摯で誠実なQ&Aをまとめた本。
友人・知人から投げかけられた日常の中の素朴な疑問や、性暴力被害者の自己責任論など、ジェンダーについて詳しく解説されています。
「ジェンダー研究のゼミに所属している」学生たちが、そのことゆえに友人・知人から投げかけられたさまざまな「問い」に悩みつつ、それらに真っ正面から向き合っているので、ジェンダーについてリアルに知りたい人におすすめの本です。
こどもジェンダー
「こどもジェンダー」は、ジェンダーの問題を子ども向けにわかりやすく解説している本。
LGBTQ+、ルッキズム、ホモソーシャルなど、子供といっしょに考えたいジェンダーの問題について詳しく解説されています。
二次元コードで読み込める動画もついているので、Youtube感覚でジェンダーを学びたい、こどもに教えたい人におすすめの本です。
男女格差後進国の衝撃 無意識のジェンダー・バイアスを克服する
「男女格差後進国の衝撃 無意識のジェンダー・バイアスを克服する」は、長年ジェンダー問題について取材・執筆・実践に取り組んできた著者により考察された本。
2015年から2017年までの3年間で、女性活躍を最優先課題として本気で取り組んだ各国の女性リーダーの割合の変化や、「日本で男女格差が縮まらない理由」など、「男女格差後進国」について詳しく解説されています。
国内の成功例を挙げながら、次世代のためにできることを提案されているので、ジェンダーバイアスを克服したい人におすすめの本です。
ジェンダー論をつかむ
「ジェンダー論をつかむ」は、3人の著者によって書かれているので、それぞれの書き手の個性が楽しめる本。
女らしさとか男らしさとは?や、理系に男子が多いのはなぜか?など、ジェンダー論について詳しく解説されています。
常識に思わぬところから問いを投げかけられるので、ジェンダー論で社会の仕組みを解き明かしたい人におすすめの本です。
アイドルについて葛藤しながら考えてみた ジェンダー/パーソナリティ/推し
「アイドルについて葛藤しながら考えてみた ジェンダー/パーソナリティ/推し」は、アイドル界の問題点の批判的な検討との両立を目指す本。
暗黙の「恋愛禁止」ルールとその背景にある異性愛主義、「年齢いじり」や一定の年齢での「卒業」という慣習に表れるエイジズムなど、アイドルというジャンルにあるジェンダー問題について詳しく解説されています。
様々な視点から「葛藤しながらアイドルを語る」ことの可能性を浮き彫りにするので、後ろめたさを抱かずアイドルを推したい人におすすめの本です。
炎上CMでよみとくジェンダー論
「炎上CMでよみとくジェンダー論」は、実際に炎上してしまったCMを例にしてジェンダーに関する問題を学ぶことができる本。
メディアにおけるジェンダー表現の変化やそれに対する視聴者の反応など、ジェンダーとメディアの関連性について詳しく解説されています。
ジェンダーの表現がどこまで許されるのかというボーダーラインがわかるようになるので、ジェンダーについて正しい表現を心がけたいと思っている人におすすめの本です。
大衆の狂気ジェンダー・人種・アイデンティティ
「大衆の狂気ジェンダー・人種・アイデンティティ」は、一方的なアイデンティティポリティクスの横行に警鐘を鳴らしている本。
現代社会で問題となっているジェンダーフリーや人種差別(マイノリティー)など、社会的公正運動について詳しく解説されています。
現代社会で問題になっていることは大多数の人が知っているものの、大多数の人がその主張が正しいものと何の疑念もなく受け入れているのが現状なので、社会は公正であるべき思想の押し付け/強制に日々疑問を抱いている人におすすめの本です。
性差(ジェンダー)の日本史
「性差(ジェンダー)の日本史」は、展覧会「性差(ジェンダー)の日本史」を読みやすく再編集した本。
日本で「男」と「女」という区分はいつ生まれたのか?や、日本の社会の中でジェンダーがどのような意味を持ち、どう変化してきたのか?など、ジェンダーの日本史について詳しく解説されています。
豊富な資料を通して、驚きと発見に満ちたその歴史を読み解いてあるので、ジェンダー史を学びたい人におすすめの本です。
お姫様とジェンダー アニメで学ぶ男と女のジェンダー学入門
「お姫様とジェンダー アニメで学ぶ男と女のジェンダー学入門」は、ディズニーのアニメを題材に昔話に潜むジェンダー問題を解説している本。
「白雪姫」「シンデレラ」「眠り姫」など、昔話にはどんな意味が隠されているかについて詳しく解説されています。
馴染みのあるプリンセス・ストーリーが題材になっているので、身近な事からジェンダー問題を考えたい人におすすめの本です。
これからの男の子たちへ 男らしさから自由になるためのレッスン
「これからの男の子たちへ 男らしさから自由になるためのレッスン」は、男子2人を育てる弁護士ママが悩みながら考えた、ジェンダー平等時代の子育て論の本。
「男の子」の日常にかかるジェンダーバイアスや、男の子にかけられる呪いなど、男の子の親だから抱えがちなジェンダー問題について詳しく解説されています。
性教育やセクハラなど、伝え方に悩むことが分かりやすく書かれているので、男の子にきちんと話したい人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「ジェンダーのおすすめ本」について解説しました。
今回ご紹介した本が、ジェンダーの勉強に役立てば幸いです。
では、また。