地政学は、地理的環境が国際政治に与える影響について考えた学問です。
この記事では、地政学についての知識を深めて世界情勢の理解に役立てたい人向けに、「地政学のおすすめ本」を紹介します。
中田敦彦さんがYouTube大学で取り上げていた地政学の本も紹介するので、地政学の本を探している人はぜひ参考にしてください。
地政学のおすすめ本ランキング26選!
地政学のおすすめ本を26冊ご紹介します。
13歳からの地政学 カイゾクとの地球儀航海
「13歳からの地政学 カイゾクとの地球儀航海」は、子どもも大人も知っておきたい世界の仕組みを解説した本。中田敦彦さんがYouTube大学で参考にしていた地政学の本です。
国はどう生き延び消えていくのかや、絶対に豊かにならない国々など、地政学を通した歴史問題の本質について詳しく解説されています。
外交の専門家が読んでも読み応えのある内容をわかりやすく書いているので、地政学をわかりやすく学びたい人におすすめの本です。
サクッとわかるビジネス教養地政学
「サクッとわかるビジネス教養地政学」は、特別な図解を見るだけで、地政学の会話・説明ができるようになる本。
リアリズムや、チョークポイント、シーパワー・ランドパワーなど、地政学に必要な6つの概念について詳しく解説されています。
地政学の第一人者「奥山真司」先生が教えてくれるので、地政学の勉強を始めてみたい人におすすめの本です。
戦略の地政学ランドパワーVSシーパワー
「戦略の地政学ランドパワーVSシーパワー」は、国際情勢を地学によって紐解く本。
国際紛争がなぜたくさん起こってしまうのかという事や、中国やロシアの勢力拡大の裏側など、他国が地政学をどのように使っているかについて詳しく解説されています。
日本だけでなく他国の地政学についても詳しく書かれているので、国際情勢の裏側まで深く読みといていきたい人におすすめの本です。
世界史で学べ!地政学
「世界史で学べ!地政学」は、駿台予備校の人気講師による地政学について書かれている本。
日中や日露の領土問題や、なぜ日本とアメリカが太平洋で戦争となってしまったのかなど、地政学に基づいた世界史について詳しく解説されています。
世界史を羅列されているわけではなく9つのブロックに分けて解説しているので、ざっくりと世界情勢について学びたい人におすすめの本です。
教養としての地政学入門
「教養としての地政学入門」は、地政学の基本から応用まで書かれている本。
陸や海から見た地政学や、日本に視点を向けた地政学など、日本が今を生き抜くために必要な地政学について詳しく解説されています。
過去の歴史でどのように地政学が使われてきたかが載っているので、比較して日本がどのように動いていくか注目したい人におすすめの本です。
新しい地政学
「新しい地政学」は、ポスト・マッキンダ時代の地政学を解説している本。
トランプ大統領が進めるアメリカファーストの政策や、中国の急速な軍備増強など、国際秩序の変化について詳しく解説されています。
相互依存が進展した新しい視座での地政学について明らかにしているので、グローバル化が進んだ現代の地政学を学びたい人におすすめの本です。
日本の地政学日本が戦勝国になる方法
「日本の地政学日本が戦勝国になる方法」は、28年間モスクワに住む著者による地政学の本。
中国の勢力拡大を止めるために何ができるかという事や、日本がどのように世界での「戦勝国」となるのかなど、複雑な国際情勢で日本が生き抜くための術について詳しく解説されています。
「中国は東洋のナチス・ドイツ」という比喩表現など分かりやすく書かれているので、日中関係を学び始めた人におすすめの本です。
図解でわかる14歳からの地政学図解でわかるシリーズ
「図解でわかる14歳からの地政学図解でわかるシリーズ」は、冷戦後の世界情勢について図解してある本。
各国の人口分布・テクノロジーの変化や、世界全体の環境問題など、現代の国際情勢を平和に生き抜くための術について詳しく解説されています。
2020年を目処とした世界情勢について書かれているので、これから先の世界情勢について知りたいという人におすすめの本です。
日本人が知るべき東アジアの地政学
「日本人が知るべき東アジアの地政学」は、地政学を元に東アジア7国の動きについて書かれている本。
中国の勢力拡大がなぜここまで強くなってきたのか、韓国の反日感情はどこから出てくるのかなど、東アジアに特化した歴史について詳しく解説されています。
近年問題になっている日中・日韓関係について歴史に基づいた解説がされているので、これらの関係がどんな流れの結果なのかを知りたい人におすすめの本です。
地政学入門改版外交戦略の政治学
「地政学入門改版外交戦略の政治学」は、地政学という学問の入門的な本。
ハウスホーファーに代表されるドイツ地政学や、マハンらによるアメリカ地政学など、地政学の歴史と考え方について詳しく解説されています。
現在の政策に必要な判断材料の引き出し方が書かれているので、激動の国際関係を読み解きたい人におすすめの本です。
最新図解いちばんやさしい地政学の本
「最新図解いちばんやさしい地政学の本」は、現代の国際情勢における日本の立ち振る舞い方について書かれている本。
世界の中心国となるアメリカの動きや、日に日に変わっていく東アジアの情勢など、地理の読み解きによる世界情勢の学び方について詳しく解説されています。
図解されている部分も多く書かれているので、今まで地理が苦手だったが地政学に興味があるという人におすすめの本です。
世界のニュースがわかる!図解地政学入門
「世界のニュースがわかる!図解地政学入門」は、より広い土地を巡る歴史である地政学を見れば、過去・現在・未来の各国の野心と日本の立ち回り方がわかる本。
より広い土地を巡る戦争の歴史やとにかく広い海がほしい中国の地政学など、より広い土地を巡る歴史 である地政学について詳しく解説されています。
地政学について今の問題をからめて説明されているので、今世界で起きていることを理解したい人におすすめの本です。
マンガでわかる地政学
「マンガでわかる地政学」は、難しいと思われる地理・歴史・政治をマンガで解説している本。
世界の主要国を中心にした世界地図や、現代の世界情勢について図解されている地図など、文面だけでは伝えきれない世界情勢について詳しく解説されています。
誰でも分かりやすく読めるように書かれているので、社会科が苦手で今まで敬遠してきたという人におすすめの本です。
デジタルシルクロード 情報通信の地政学
「デジタルシルクロード 情報通信の地政学」は、中国のデジタル面での勢力拡大について書いてある本。
中国の技術を他国がなぜ受け入れて利用するのかということや、それらによる経済の拡大など、現代の中国のデジタル技術がもたらす効果について詳しく解説されています。
世界の主要国となった中国にスポットを当てた地政学なので、アジア関連の勉強をしている人におすすめの本です。
世界史と時事ニュースが同時にわかる新地政学
「世界史と時事ニュースが同時にわかる新地政学」は、大航海時代から冷戦終結までの近現代史や、米中関係やEU内格差などの時事ニュースを解説した、最新地政学の決定本。
ヨーロッパとロシアの争いの歴史や15世紀から現代までの世界史など、大航海時代からの近現代史など最新地政学について詳しく解説されています。
今さら聞けない地政学の基礎知識もきちんと網羅されているので、今世界で起こっていることの原因を知りたい人におすすめの本です。
図解世界史で学べ!地政学
「図解世界史で学べ!地政学」は、歴史的な事件を見ながら、地政学を学べる本。
世界的にも歴史的な戦争や、戦争をした地理的な条件など、わかりやすい図面を元に詳しく解説されています。
図や歴史をもとに時系列で解説しているので、地政学の歴史について順を追ってわかりやすく勉強したい人におすすめです。
眠れなくなるほど面白い図解 地政学の話
「眠れなくなるほど面白い図解 地政学の話」は、表紙に書いてあるように、“今、世界で起こっている「なぜ?」”がわかる本。
図解シリーズの1冊として刊行された本で、政治、経済、地理、軍事など、現代社会を生きる上で必要な世界情勢について、詳しく解説されています。
林修先生で有名な東進ハイスクールの人気世界史講師による分かりやすい解説本なので、地政学について全く知識のない初心者の人におすすめの本です。
マンガでわかる地政学
「マンガでわかる地政学」は、難しいと思われる地理・歴史・政治をマンガで解説している本。
世界の主要国を中心にした世界地図や、現代の世界情勢について図解されている地図など、文面だけでは伝えきれない世界情勢について詳しく解説されています。
誰でも分かりやすく読めるように書かれているので、社会科が苦手で今まで敬遠してきたという人におすすめの本です。
地政学の逆襲影のCIAが予測する覇権の世界地図
「地政学の逆襲影のCIAが予測する覇権の世界地図」は、「ストラトフォー」の主席アナリストが基本的な地政学をまとめた本。
基本的な地政学の理論や、複数の紛争地帯の取材経験など、知識と経験を元に、現代の地政学的について詳しく解説されています。
著者の豊富な経験と知識に裏打ちされているので、より現場を含めて地政学を知りたいという人におすすめの本です。
海の地政学覇権をめぐる400年史
「海の地政学覇権をめぐる400年史」は、400年に及ぶ海をめぐる激動の歴史を描き出した本。
二度の大戦を経て頂点に君臨するアメリカや国際ルールへ挑戦する中国など、地球の面積の7割以上を占める海の覇権をめぐる歴史について詳しく解説されています。
海に囲まれた日本はどう向き合うべきかについて考えさせられるので、世界の海における地政学について知りたい人におすすめの本です。
地政学入門
「地政学入門」は、地政学初心者に対して、入門的で簡単にまとめた本。
地理や歴史だけではなく、民族や宗教など、地理だけではない奥行きの深い地政学について詳しく解説されています。
人気の作家である佐藤優氏の著書なので、ファンである人や、地政学をこれから学びたい人におすすめの本です。
日本人が知るべき東アジアの地政学
「日本人が知るべき東アジアの地政学」は、地政学を元に東アジア7国の動きについて書かれている本。
中国の勢力拡大がなぜここまで強くなってきたのか、韓国の反日感情はどこから出てくるのかなど、東アジアに特化した歴史について詳しく解説されています。
近年問題になっている日中・日韓関係について歴史に基づいた解説がされているので、これらの関係がどんな流れの結果なのかを知りたい人におすすめの本です。
恐怖の地政学 地図と地形でわかる戦争・紛争の構図
「恐怖の地政学 地図と地形でわかる戦争・紛争の構図」は、20枚の地図で地球上の危機と平和を考察している本。
地形的制約と歴史、宗教、人種、文化など、複雑怪奇な背景を踏まえ、戦略的地政学の視点から問題の本質と危機の構造について詳しく解説されています。
国際情勢を理解するための地理的要因に注目する学問=地政学について解説した本なので、日本を取り巻く国際情勢に不安や興味を持っている人におすすめの本です。
帝国ロシアの地政学 勢力圏で読むユーラシア戦略
「帝国ロシアの地政学 勢力圏で読むユーラシア戦略」は、ロシアの対外政策を、その特殊な主権観を分析しながら読み解いた本。
北方領土問題のゆくえや蜜月を迎える中露関係など、ロシアの秩序観や国際社会の新たな構図について詳しく解説されています。
混迷する世界秩序を理解するための必読書になっているので、ロシアの軍事的野望について知りたい人におすすめの本です。
図解いちばんやさしい地政学の本
「図解いちばんやさしい地政学の本」は、図解を用いて地政学を解説している本。
アメリカは世界とどのようにかかわっていくのかや、ロシアはなぜウクライナから撤退しないのかなど、地政学について詳しく解説されています。
今実際に起きていることを通して解説しているので、激動の時代に日本がどう動くべきなのか知りたい人におすすめの本です。
地政学 地理と戦略
「地政学 地理と戦略」は、古典的な地政学ではなく現代に合わせた批判的な地政学について書いてある本。
ナチス・ドイツやロシアの戦略的地政学や、帆船時代の地政学の使い方など、戦いにおける地政学について詳しく解説されています。
戦争から見た地政学という新しい視点で解説されているので、今までの地政学に飽きてしまったという人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「地政学のおすすめ本」について解説しました。
地政学について学んで、今の国際情勢の理解を深めるきっかけになれば幸いです。
では、また。