業務効率化の一環として「RPA(Robotic Process Automation)」を始めてみたいけど、何から始めればいいかわからない人も多いでしょう。
そこで今回は、手軽にRPAの概要や使い方、現場への導入まで勉強できるおすすめの本を15冊ご紹介します。
RPAのおすすめ入門本ランキング7選
RPAのおすすめ入門本を7冊紹介します。
いちばんやさしいRPAの教本 人気講師が教える現場のための業務自動化ノウハウ
「いちばんやさしい」シリーズのRPA本。
求人サイトで有名なディップの進藤圭さんが、自身の失敗談を混じえながら、現場レベルで役に立つRPA知識を解説してくれる。
RPAの知識がゼロの状態から、概念や導入方法まで幅広くインプットしたい人におすすめの本です。
成功と失敗で学ぶ RPA
大手企業90社のRPAプロジェクトのプロセスと結末をまとめた本です。
大手にRPAを導入するのは、中小やベンチャーとはまた違ったものがあります。大手の現場にRPAを導入したい人は、事故防止のために一度読んでおいた方がよい1冊。
他社事例や導入目的、ぶつかった壁や課題などについて知りたい人におすすめの本です。
絶対失敗しない!ロボット1000体を導入してわかったRPA成功の秘訣
ソフトバンクのRPAプロジェクト集団が、1,000社に導入してみて学んだノウハウを惜しみなく1冊にまとめた本です。
日本有数のIT大企業が本気で挑んだRPA事業について、事例ベースで知ることができるため、非常に多くの学びを得ることができます。
RPAを事業やプロジェクトとして検討している人におすすめの本です。
実務者のための失敗しないRPAシナリオ設計入門
RPAのシナリオを作る上で大切な考え方について解説している本です。
RPAが実務で役立つかどうかは、置き換える業務のシナリオを忠実にRPAで再現できるかどうかにかかっています。
問題を起こさずに、RPAを現場に導入したい人におすすめの本です。
小さな会社が自社をRPA化したら、生産性がグーンとアップしました。
「小さな会社にRPAを入れたら生産性が向上した」という事例を紹介している1冊。
RPAは大企業から中小企業、ベンチャーまで、どのような現場でも効果のあるツールです。
低予算からでも始められるので、コストをかけずにリソースを増やしたい経営者や事業者におすすめの本です。
ひとり情シスのためのRPA導入ガイド
孤軍奮闘している「ひとり情シス」が、会社にRPAを導入して成果を上げるための方法を解説している1冊。
ITリテラシーがそれほど高くない現場において、RPAを導入するのは簡単ではありません。しかし、ITリテラシーが低いことによって生産性が落ちているのもまた事実…。
ITリテラシーが高くなくても、RPAを現場で活用する方法を知りたい人におすすめの本です。
RPAの真髄
先進企業のRPA活用事例を紹介している1冊。
よりハイレベルなRPAの導入事例が紹介されているので、ある程度業務効率化されている現場をさらにもうワンランクアップさせるときに役立つ内容が満載です。
ハイレベルな現場にRPAを導入したい人におすすめの本です。
【ツール別】RPAのおすすめ本9選
RPAツールには、いくつか種類があります。
ここではツール別におすすめの解説本を紹介していきます。
- UiPath
- WinActor
- AutomationAnywhere
- PowerAutomate
- Automator
- GoogleAppsScript
- AppleScript
- Python
- EXCEL
UiPath業務自動化最強レシピ RPAツールによる自動化&効率化ノウハウ
RPAツール「UiPath」を使って、自動化するレシピを多数紹介している1冊。
「UiPath」について一通り学習した人でも、実務で使うにはやはり難しいものがあります。
本書ではより実践的な内容や、難しいケースにも対応できるよう、「UiPath」の使い方について深いところまで解説しています。
RPAエンジニアとして、「UiPath」を完全に使いこなせるようになりたい人におすすめの本です。
徹底解説RPAツール WinActor導入・応用完全ガイド
WinActor ver6.1にも対応した「THE WinActor入門書」とも呼ぶべき1冊です。
開発・販売元のNTTアドバンステクノロジ株式会社を受けているので、間違った内容は掲載されていないのが安心ポイント。
WinActorの本で迷ったら、とりあえずこれを買っておけば間違いないおすすめ入門本です。
AutomationAnywhere Enterprise開発・運用ガイド
「AutomationAnywhere Enterprise開発・運用ガイド」は、全米シェアトップのRPAツールであるAutomationAnywereについて操作画面に沿って解説している本。
Automation Anywereの操作・開発の説明のほか、RPAの選定方法や運用体制の構築などについて詳しく解説されています。
製品選定から導入、全社展開までのノウハウを完全網羅しているので、日本企業における現場業務の自動化を検討しているような人におすすめの本です。
はじめてのPowerAutomateDesktop 無料&ノーコードRPAではじめる業務自動化
「はじめてのPowerAutomateDesktop無料&ノーコードRPAではじめる業務自動化」は、RPAに興味があり、PowerAutomateDesktopに関して勉強したい人に向けた本。
RPAの概要や種類、PowerAutomateDesktopの基礎知識など、そこから応用する機能や使い方などについて詳しく解説されています。
RPAを基本から学ぶことができるので、PowerAutomateDesktopやそこから派生するExcelなどの使い方を学びたい人におすすめの本です。
Automatorで手軽に作るMacRPAレシピブック
「Automatorで手軽に作るMacRPAレシピブック」は、macOSに付属している自動化ツールAutomatorの解説本。
Automatorと若干のシェルスクリプトで作れる事例など、事務作業を自動化・効率化するRPAについて詳しく解説されています。
macOSに付属している自動化ツールAutomatorに書かれてる本なので、マッキントッシュユーザーの人におすすめの本です。
詳解!GoogleAppsScript完全入門
「詳解!GoogleAppsScript完全入門」は、実務者からも高い評価を得ているGASの入門書。
初心者からGASでのコーディングに慣れた玄人まで、参考書や辞書代わりに使えるほど、詳細かつ親切にGASについて書かれています。
584ページとかなり大ボリュームなので、この本を読み込めば基本的なGASの実装はほぼマスターできるでしょう。
1冊で網羅的にGASの勉強をしたい人におすすめの本です。
AppleScriptリファレンス
「AppleScriptリファレンス」は、AppleScript8.6付属バージョンを中心に9にも対応した解説本。
AppleScriptとFinderや、コントロールパネル、機能拡張、アプリケーションの用語解説など、AppleScriptについて詳しく解説されています。
AppleScriptを使いこなすための情報が収録されているので、AppleScriptに悪戦苦闘中な人におすすめの本です。
退屈なことはPythonにやらせよう ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング
「退屈なことはPythonにやらせよう ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング」は、ノンプログラマー向けの本。
面倒な単純作業の効率化や、自動処理するスキルなど、Python 3プログラムの作り方について詳しく解説されています。
基本をマスターすることが可能なので、プログラミング未経験な人におすすめの本です。
たった1秒で仕事が片づくExcel自動化の教科書
「たった1秒で仕事が片づくExcel自動化の教科書」は、EXCEL作業を自動化して究極の効率化を図る方法について書かれている本。
作業そのものをゼロにしてしまう“究極の効率化"を実現するExcel VBAのポイントや、大量の書類作成の自動化など、高度なテクニックと考え方について詳しく解説されています。
自動化を導入し毎日の業務を一瞬で終わらせる方法について書かれているので、高度な技を身につけ仕事の効率化を図りたいような人におすすめの本です。
まとめ
今回は「RPAのおすすめ入門本」というテーマで解説しました。
RPAは生産性が低いと言われている日本経済を改善する1つの方法です。ビジネスマンなら、これからの時代教養として身につけておくべきスキルの1つなので、早めに身につけておきましょうね。
では、また。