RPAツールを使って業務を効率化したいけど、「どのツールを使ったら良いか分からない」「どうやって使うのか分からない」など、いざ使おうと思ったら色々な悩みが出てきますよね。
この記事では、「UiPathとは何か」「UiPathのおすすめ本」というテーマで解説するので、UiPathがどんなツールなのか気になっている人はぜひ参考にしてください。
UiPathとは?
UiPathとは、UiPath社が提供するRPAツールで、以下の3シリーズが提供されています。
- UiPath Studio・・・RPAロボットの開発環境
- UiPath Robot・・・開発したRPAロボットを実行
- Orchestrator・・・RPAロボットをまとめて管理
簡単にまとめると、開発に使用するのは「UiPath Studio」、実行に使用するのは「UiPath Robots」なので、まずはこの2つを用意すれば十分でしょう。Orchestratorを使うのは、プログラムが複数になったタイミングで大丈夫です。
気になる利用料金ですが、個人や中小企業であれば無料で利用でき、大企業の場合は見積もり後に利用料金が決まります。
UiPathでできること
「業務効率化!」「RPA!」とは言っても、具体的にUiPathを使ってどのようなことができるのでしょうか。
UiPathを使ってできることを下記にまとめたので、自分たちの業務に使えそうかどうか参考にしてください。
- カーソル操作
- ブラウザ操作
- ファイル操作
- 条件分岐(IF)
- ループ(For)
- エラー処理
- データ加工
エクセルのマクロでできることはほとんど実現できそうですね。しかもそれらの実装を、非エンジニアでも開発できるのがUiPathの強みです。
UiPathの使い方を勉強するおすすめの方法は?
さまざまな機能があるUiPathですが、どのように使い方を勉強すれば良いのでしょうか。
おすすめの勉強方法は、①入門本を1冊購入し、②UiPathをインストールして使ってみる、です。
入門本ならインストール方法から解説してくれていますし、使い方を学ぶなら、実際に使ってみるのが1番の近道でしょう。
UiPathのおすすめ入門本ランキング9選
それではいよいよ、UiPathの使い方を勉強するのにおすすめの入門本を7冊紹介します。
できるUiPath 実践RPA
RPAの概念から、実際にUiPathを使ってRPAを実現する手順まで、詳しく解説されている入門本です。
技術書では定番のインプレス社からの出版なので、とてもわかりやすくまとまっています。
RPA初心者、UiPathは初めてという人に最初の1冊目としておすすめしたい入門本です。
RPAツールで業務改善! UiPath入門 基本編
「RPAってそもそも何?」という人に向けて、RPAの概念から、代表的なRPAツールUiPathの基本を解説した本です。
UiPathを勉強しながら、RPAについても勉強できるやさしい内容の1冊。
RPAとUiPath、それぞれの概念について丁寧に学んでいきたい人におすすめの本です。
RPAツールで業務改善! UiPath入門 アプリ操作編
先ほど紹介した本の続編で、本書ではUiPathアプリの操作方法を中心に解説しています。
エクセルやブラウザ、メールなど、日常でよく使う業務を自動的に処理する方法を解説。
RPAの概念を理解した上で、UiPathを使って実務を自動化したい人におすすめの本です。
はじめてのRPA UiPath入門
UiPathの導入、実装、運用など、必要な知識や考え方を図解付きでわかりやすく解説した本です。
UiPathの2020最新版のUIに対応しているので、画面操作に迷うこともありません。
UiPathを図解付きで勉強したい人におすすめの本です。
基礎がよくわかる!ゼロからのRPA UiPath 超実践テクニック
UiPathの基礎から、操作方法、ワークフローを組み立てる際の考え方まで、実務に即した内容が詰まった1冊です。
「UiPathの基礎を学ぼう」「UiPathの画面操作・Excel操作を理解しよう」「ワークフローの安定化、保守性向上を身につけよう」の3Partと、22Chapterで構成されており、一通り読み終わった後も辞書代わりに使えます。
RPA・UiPathを長く使っていきそうな人におすすめの本です。
UiPath業務自動化最強レシピ RPAツールによる自動化&効率化ノウハウ
UiPathの実装レシピを600ページ以上に渡って紹介してくれている本です。
UiPathの使い方を覚えても、業務の活かし方、実装のバリエーションが少なければ意味がありません。使い方を覚えたら、次は活かし方を覚えましょう。
UiPathの基本的な使い方を覚え、これから本格的に活用していこうという人におすすめの本です。
「UiPath」ではじめる「RPA」
中国在住のエンジニアが、UiPathを使ってRPAツールを開発について解説した本です。
UiPathのワークフローやアルゴリズムの考え方を、エンジニア目線で分かりやすく解説しています。
条件分岐や繰り返し処理、エラー処理などは実務に影響を与えるのに見落としがちなので、トラブルの起きにくいRPAロボットを実装したい人におすすめの本です。
できるUiPath StudioX
「できるUiPath StudioX」は、業務を自動化する方法とポイントをレッスンで丁寧に紹介している本。
「ExcelからWordテンプレートを完成しメールで送信」や、「Outlook添付ファイルを保存」など、実務シーンを想定した処理について詳しく解説されています。
実務シーンを想定したテンプレートの使い方を解説しているので、業務のRPA化が苦手な人におすすめの本です。
公式ガイドUiPathワークフロー開発実践入門
「公式ガイドUiPathワークフロー開発実践入門」は、RPAの開発技術を学べる実践入門書となっている本。
Uipathの基礎から制御構造、チーム開発などについて詳しく解説されています。
画面写真や図によりエンジニアが基礎から丁寧に解説しているので、RPAを現場で実践しているような人におすすめの本です。
まとめ
今回は「UiPathとは何か」「UiPathのおすすめ入門本」というテーマで解説しました。
UiPathはRPAツールの中でも、WinActorと並んでポピュラーなツールです。実務で役立ちそうな人は、ぜひ使い方を覚えて実務役立ててみてくださいね。
では、また。