GAS(Google Apps Script)とPythonを使い分けていると、「これってお互いに呼び出して連携できたりしないの?」って思いますよね(ぼくは思った)。
そこで今回は「GASからPythonを呼び出して実行・連携する方法を調べた結果」というテーマで解説します。
GASからPythonを呼び出して実行することは可能なのか?
まず誰もが知りたい問い「GASからPythonを呼び出して実行することは可能なのか?」について答えます。
結論から言うと「Web上にAPIとして公開したPythonファイルは連携可能だが、ローカルやGoogle Drive上で呼び出すのは不可能」でした。
つまり、そこそこ技術力があるエンジニアさんじゃないと、GASからPythonを連携して実行するのは不可能ということですね。
teratailで同じ質問がされていましたが、難しいようでした。
>>GAS上の分岐でPyファイルを呼びだしたい場合(pyファイルはscriptと同じ場所)
ちなみに、単純なPythonファイルではなく、Google Coraboratryの方面からも調べてみましたが、それらしい情報は見つかりませんでした。同じGoogleプロダクトなので、そのうちGoogle Coraboratry側にAPIが作られてGASから実行できるようになると良いのですが…。
PythonからGASを実行・連携することは可能
ちなみに、PythonからGASを呼び出して実行することは可能なようです。
GASにはもともとWebアプリケーションとして公開できる機能が備わっているので、それを使えばGASのURLをPythonに貼り付けるだけで、PythonからGASを実行できます。
すでに実践してくださっているブロガーさん(東大)がいらっしゃったので、詳しくはそちらの記事を参考にしてください。
>>Google Apps Script & Pythonでデータロガー(準備編)
まとめ
今回は「GASからPythonを呼び出して実行・連携する方法を調べた結果」というテーマで解説しました。
結論、GASからPythonを呼び出して実行するのは難しいが、PythonからGASを呼び出して実行するのは可能でした。
GASからPythonを呼び出して連携するのは、Googleから提供されている「Google Coraboratry」のAPI拡充を待った方が良さそうですね。
では、また。