zipファイルとは、「zip形式で圧縮されたファイル」のことです。ファイルの圧縮方法はzipの他にも「RAR」「LZH」などありますが、どの圧縮方式も共通して中身を取り出すには一度ファイルを「解凍」する必要があります。
ファイルの解凍に慣れていなかったり解凍の仕方が分からなかったりすると、間違った解凍方法を繰り返して永遠に中のファイルを取り出せないなんてことも…。
当記事では、
- Macでzipファイルを解凍する方法
- Macでパスワード付きzipファイルを解凍する方法
について解説します。
Macでzipファイルを解凍する方法
Macでzipファイルを解凍する方法について、
- 通常のzipファイル
- 暗号化zipファイル(パスワード付き)
2つのパターンに分けて解説します。
通常のzipファイル:ダブルクリックでOK
パスワード入力を必要としない通常のzipファイルであれば、Finderアプリ上でzipファイルをダブルクリックすれば、zipファイルを解凍することができます。
macに標準搭載されている機能で解凍できるはずなので、購入してから特別な設定なしで解凍できるはずです。
万が一解凍できなかった場合は、後述の解凍アプリから解凍を実行してみてください。
暗号化zipファイル:アプリが必要
パスワード入力を必要とするzipファイルは、「暗号化zipファイル(またはパスワード付きzipファイル)」と言います。
暗号化zipファイルを解凍は、Macに標準搭載されている機能では解凍できないため、別途「解凍アプリ」をダウンロードしてzipファイルを解凍する必要があります。
暗号化zipファイルを解凍できるアプリについては次の節で紹介しますね。
Macで暗号化zipファイルを解凍する方法3選
Macで暗号化zipファイルを解凍する方法は、全部で3つあります。
- The Unarchiverというアプリを使用する
- Stuffit Expanderというアプリを使用する
- ターミナルで「unzipコマンド」を実行する
1つずつ解説していきます。
The Unarchiver
「The Unarchiver」はMac用の無料解凍アプリです。zipの他に「RAR」など、他の圧縮方式の解凍にも対応しています。
Macの解凍アプリの中では1番有名で、とりあえずこのアプリ1つ入れておけば日常業務は問題なくこなせるでしょう。
ちなみに僕もzipファイルを解凍するときは「The Unarchiver」を愛用しています。
Stuffit Expander
「Stuffit Expander」は「The Unarchiver」と並んで有名なMac用の無料解凍アプリです。Mac用の解凍アプリと言えば先ほど紹介した「The Unarchiver」か「Stuffit Expander」を使っている人がほとんどです。
「The Unarchiver」との違いは1つだけで、「Stuffit Expander」は「LZH」という暗号方式の解凍にも対応しています。その代わり、「The Unarchiver」で対応していた「RAR」の解凍には対応していません。
>>Stuffit Expanderのダウンロードはこちらから
ターミナルで「unzipコマンド」を実行
「いちいちアプリをダウンロードでして解凍したくない」「ターミナルのコマンドの扱いには慣れている」という人であれば、Macのターミナルから「unzipコマンド」を実行する方法もあります(この時点で何を言っているのか分からなければ、この方法は選択しないことをおすすめします)。
手順については簡単ですが、以下に記述しておきます。
- ターミナルを開く
- コマンド「cd ./desktop」+「Returnキー」を入力
- 「unzip 」と入力
- zipファイルをターミナルへドラッグ&ドロップ
- パスワードを入力
- zipファイルが解凍される
まとめ
今回は「Macでzipファイルを解凍する方法」「Macでパスワード付きzipファイルを解凍する方法」について解説しました。
こういった事務作業に時間を取られるのは無駄なので、対処しつつ次回困らないように効率化の仕組みを作っておくことをおすすめします。
このブログでは他にもさまざまな効率化・最適化の方法を解説しているので、良かったら他の記事も読んで見てください。
では、また。