この記事では、ナチスについて本で勉強したい人向けに、「ナチスのおすすめ本」を紹介します。
ナチスの本を探している人はぜひ参考にしてください。
ナチスのおすすめ本ランキング10選!
ナチスのおすすめ本を10冊ご紹介します。
SS先史遺産研究所アーネンエルベナチスのアーリア帝国構想と狂気の学術
「SS先史遺産研究所アーネンエルベナチスのアーリア帝国構想と狂気の学術」は、これまで謎に包まれていたアーネンエルベの全貌を歴史学研究により初めて明らかにされた本。
アーネンエルベの歴史、組織構造、研究など、3人の学者(ヒムラー、ジーファース、ヴュスト)を通して詳しく解説されています。
アーネンエルベが展開していた人文・社会科学、自然科学のあらゆる分野での研究を知ることが出来ます。原注、年表、略語一覧、索引も充実しているので、さらなる探究に役立てたい人におすすめの本です。
ナチス親衛隊装備大図鑑
「ナチス親衛隊装備大図鑑」は、ナチス親衛隊創生期から末期まで数千点に及ぶアイテムを詳細に紹介した本。
一般親衛隊の制服、装具や、徽章類から各種文書、剣や拳銃、支給品など、ナチス親衛隊の装備について詳しく解説されています。
親衛隊の成り立ちから様々な稀少アイテムまで詳細な写真とともに紹介されているので、ナチス親衛隊に興味を持っている人におすすめの本です。
ナチ・ドイツの終焉1944-45
「ナチ・ドイツの終焉1944-45」は、チズム研究の世界的権威による、学術性と物語性が融合した本。
体制への衝撃や、無条件降伏など、ナチ・ドイツが降伏せず戦い続けた理由について詳しく解説されています。
ナチ・ドイツ崩壊の凄絶な日々が臨場感あふれる筆致で再現されているので、ナチ・ドイツの終焉について知りたい人におすすめの本です。
ナチスの発明 特別編集版
「ナチスの発明 特別編集版」は、ナチスの意外な発明品が発見できる本。
オリンピックの聖火リレーや、今やおなじみの源泉徴収制度など、ナチスの発明品について詳しく解説されています。
今まで語られることの少なかった、ナチスの功罪の「功」の部分に光が当てられているので、知られざるナチスの真実を知りたい人におすすめの本です。
ナチスの戦争 1918-1949 民族と人種の戦い
「ナチスの戦争 1918-1949 民族と人種の戦い」は、ナチズムの思想的核心とは人種主義であるという立場から第二次大戦前後におけるナチスドイツの戦争遂行の経緯を描いた本。
反ユダヤ主義を象徴とするナチスの人種政策という観点でヒトラーの台頭や、戦後のドイツ分断までの流れなど、 戦間期から戦後の歴史が詳しく解説されています。
ナチスドイツの戦いとは、本質的に人種戦争であるという論拠で戦争の端緒から終結までの歴史が綴られているので、第二次大戦の主因となった ナチスドイツの行動原理について、その根底にある思想的背景を理解したい人におすすめの本です。
障害者の安楽死計画とホロコーストナチスの忘れ去られた犯罪
「障害者の安楽死計画とホロコーストナチスの忘れ去られた犯罪」は、ナチスによる優生思想に基づく障害者の暗殺計画について示された本。
ヒトラーの秘密命令書により、数十万人の障害児者を殺戮した安楽死計画と、ナチスの安楽死計画の背後にある優生思想など、詳しく解説されています。
ナチス政権化のドイツにおける障害者廃除のための安楽死計画について知り、現代の日本においても程度の差こそあれ、障害者が物理的に廃除されている現実に気づかされるので、異質な者を排除しない社会の在り方について、考えるきっかけにしたい人におすすめの本です。
世界史劇場ナチスはこうして政権を奪取した
「世界史劇場ナチスはこうして政権を奪取した」は、劇を観ているような感覚で、楽しみながら世界史の一大局面が学べる本。
ヒトラーの生い立ちや、イタリアの全体主義など、ナチス独裁政権が誕生した理由について詳しく解説されています。
歴史が“体感できる”“見える”解説とイラストで、独裁の成立過程の実態に迫っているので、ヒトラー独裁政権の実態について知りたい人におすすめの本です。
シャハト ナチスドイツのテクノクラートの経済政策とその構想
「シャハト ナチスドイツのテクノクラートの経済政策とその構想」は、ドイツ第三帝国の経済相を務めたことで知られるヤルマール・シャハトに係る研究結果をまとめた本。
彼の経済政策・金融政策やヒトラーとの政策論争など、経済官僚としてのシャハトの事績について詳しく解説されています。
シャハトを長年研究してきた著者によりシャハトの生涯の概説や政策分析の論述がなされているので、ナチスドイツの経済政策を担った人物の実像を知りたい人におすすめの本です。
ナチ・ドイツ最後の8日間 1945.5.1-1945.5.8
「ナチ・ドイツ最後の8日間 1945.5.1-1945.5.8」は、ナチスドイツの最後の8日間を解説している本。
500人を超える登場人物の追体験や、多くの日記や証言から知る歴史的瞬間など、ヒトラーの死から降伏までの8日間について詳しく解説されています。
500人と膨大な数の人々が体験した事実を載せているので、ナチスドイツの最後は一体何か起こったのか知識を深めたい人におすすめの本です。
復刻・日本とナチスドイツ
「復刻・日本とナチスドイツ」は、日独伊三国同盟を締結し米国との戦争に突き進んだ日本の世界政策と思想とは何だったのかを解説した本。
三国同盟の性格から東亜安定と日本の決意など、戦前の日本の世界政策と思想について詳しく解説されています。
日米開戦直前の元内務大臣・元連合艦隊司令長官の海軍大将が著した本なので、当時の日本の世界政策と思想について知りたい人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「ナチスのおすすめ本」について解説しました。
今回ご紹介した本が、ナチスの勉強に役立てば幸いです。
では、また。