この記事では、ローマ史について本で勉強したい人向けに、「ローマ史のおすすめ本」を紹介します。
ローマ史の本を探している人はぜひ参考にしてください。
ローマ史のおすすめ本ランキング10選!
ローマ史のおすすめ本を10冊ご紹介します。
教養としてのローマ史の読み方
「教養としてのローマ史の読み方」は、ローマ史のみならず、世界史や現代社会の理解をより深めることにも繋がる本。
建国時の混乱や、強敵との戦い、異民族の侵入など、ありとあらゆることを経験したローマの長い歴史について詳しく解説されています。
古代ローマ史研究の第一人者が、長きにわたって古代を生き延びたローマの歴史とその新しい「読み方」を語り尽くしているので、ローマ史を再確認したい人におすすめの本です。
はじめて読む人のローマ史1200年
「はじめて読む人のローマ史1200年」は、現代の政治においても参考にされるローマの歴史やローマ帝国が大帝国になった要因などについて紹介されている本。
ローマを大きく4つに分割し、時代ごとの歴史や、ローマが大帝国になった理由など、ローマ史について詳しく解説されています。
ローマについて、大きく7つのテーマに分けて詳述されているので、理解がしやすく、初めてローマ史に触れる人におすすめの本です。
新訳ローマ帝国衰亡史
「新訳ローマ帝国衰亡史」は、歴史的傑作の新訳ロングセラー本。
各皇帝による波乱万丈の治世や、蛮族の侵略や宗教問題など、世界を支配した文明の没落について詳しく解説されています。
大著である原著『ローマ帝国衰亡史』の中から各時代の代表的な章を選び、翻訳、再編集して一冊にまとめているので、国家の衰亡、文明の衰退は必然なのかという人類永遠のテーマを考えたい人におすすめの本です。
興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国
「 興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国 」は、古代ローマ帝国の興亡とその意義を考察した本。
ローマの政治やローマ帝国が終わった後に起こった古代文明の変貌など、現代人にとってのローマ帝国史の意味について詳しく解説されています。
代ローマの歴史を単に年代順に追うのではなく、世界帝国としてのローマの特徴や影響を考察しているので、世界史の視野を広げたい人におすすめの本です。
教養としてのローマ史入門 基礎から身につく大人の教養
「教養としてのローマ史入門 基礎から身につく大人の教養」は、ローマ市の中で有名な人物14名をピックアップし紹介されている本。
ローマを支えた人物たちの生涯や、彼らが生きたのはどんな時代だったのかなど、ローマに行きた人物たちを通してローマ全体の歴史について詳しく解説されています。
ローマの有名人物について詳しく紹介されているので、普段歴史に触れない人、もう一度歴史を学び直したい人におすすめの本です。
ローマ史再考 なぜ首都コンスタンティノープルが生まれたのか
「ローマ史再考 なぜ首都コンスタンティノープルが生まれたのか」は、ローマの首都として有名なコンスタンティノープルに焦点を当てた本。
ローマ帝国が東西に分裂してからの歴史や、ローマの歴史を語る上で欠かせない専制君主の存在など、コンスタンティノープルに関係する歴史について詳しく解説されています。
コンスタンティノープルという特定の箇所について詳述されているので、ある程度ローマ史に詳しい人におすすめの本です。
新・ローマ帝国衰亡史
「新・ローマ帝国衰亡史」は、強大なローマ帝国がなぜ滅んだのかを政治的な視点から考察している本。
ローマ帝国の領土や、ゲルマン民族の本来の意味など、国家としての位置づけについて詳しく解説されています。
従来の歴史考察書と違い周辺各国との文化の差からアプローチではなく、辺境地の持つ交易的な見解から読み解いてくので、限りない可能性から自分なりの考えで考察したい人におすすめの本です。
神聖ローマ帝国
「神聖ローマ帝国」は、見果てぬ夢「古代ローマ帝国の復興」を求め、抗争を繰り返しながらも、八百五十年間にわたり中近世ヨーロッパの中心に存在し続けた「帝国」の実像に迫る本。
西ローマ帝国の復活や、カノッサの屈辱、幻のハプスブルク世界帝国など、神聖ローマ帝国の実体について詳しく解説されています。
複雑でわかりにくい神聖ローマ帝国史を、省略せずにわかりやすく書いてあるので、神聖ローマ帝国とは何だったのか知りたい人におすすめの本です。
シルクロードとローマ帝国の興亡
「シルクロードとローマ帝国の興亡」は、ユーラシア史の大テーマに挑んだ新しい視点の世界史の本。
経済的、文化的、政治的な影響や、その交易が衰退した要因や結果など、シルクロード交易がローマ帝国にもたらした繁栄や変動について詳しく解説されています。
ローマ帝国と漢の二つの古代帝国の興亡が、シルクロードというユーラシアを横断する交易路と深い関係にあったことを論じているので、ローマ帝国やシルクロードに興味がある人や、古代ユーラシアの経済史や文化交流について知りたい人におすすめの本です。
教養としてのギリシャ・ローマ 名門コロンビア大学で学んだリベラルアーツの真髄
「教養としてのギリシャ・ローマ 名門コロンビア大学で学んだリベラルアーツの真髄」は、プラトンやアリストテレスの哲学など古典的教養について包括的に学べる本。
古代ギリシャの有名な哲学者やリベラルアーツの起源など、現代でも重視される古典的教養が何かや古代ギリシャの歴史について詳しく解説されています。
古代ギリシャの歴史や古代ギリシャで活躍した思想家について紹介されているので、ギリシャ史や思想について知りたい人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「ローマ史のおすすめ本」について解説しました。
今回ご紹介した本が、ローマ史の勉強に役立てば幸いです。
では、また。