この記事では、アウシュヴィッツについて本で勉強したい人向けに、「アウシュヴィッツのおすすめ本」を紹介します。
アウシュヴィッツの本を探している人はぜひ参考にしてください。
アウシュヴィッツのおすすめ本ランキング16選!
アウシュヴィッツのおすすめ本を16冊ご紹介します。
夜と霧
「夜と霧」は、世界的なロングセラーを原著1977年版にもとづき、新しく翻訳した本。
ユダヤ人たちの収容所での体験や、哲学的な思考など、極限状態における人間について詳しく解説されています。
私とは、私たちの住む社会とは、歴史とは、そして人間とは何か問われているので、より哲学的に深く考えたい人におすすめの本です。
アウシュヴィッツ生還者からあなたへ14歳、私は生きる道を選んだ
「アウシュヴィッツ生還者からあなたへ14歳、私は生きる道を選んだ」は、アウシュヴィッツ第2収容所に送られ、生き延びた著者の講演を和訳した本。
アウシュヴィッツに送られてからの体験や、インタビューなど、著者が経験した壮絶な日々について詳しく解説されています。
現代への警告と、未来への一筋の希望が見える本なので、悲惨な体験から生きることの意味を学びたい人におすすめの本です。
アウシュヴィッツを生きのびたもう一人のアンネ・フランク自伝
「アウシュヴィッツを生きのびたもう一人のアンネ・フランク自伝」は、アウシュヴィッツ生存者による本。
アウシュヴィッツに強制収容されたときの話や、第二次大戦終了後の話など、ハンガリーのオリンピック・体操チームの強化メンバーだったユダヤ人の少女エディスの体験について詳しく解説されています。
絶望の中から可能性を選ぶことについて書かれているので、困難を超えて力強く生きたい人におすすめの本です。
世界でいちばん幸せな男101歳、アウシュヴィッツ生存者が語る美しい人生の見つけ方
「世界でいちばん幸せな男101歳、アウシュヴィッツ生存者が語る美しい人生の見つけ方」は、複数の収容所に入れられた著者の生き方の本。
アウシュビッツでの体験や、終戦近くに脱出、米兵に救出された話など、エディー・ジェイクの経験について詳しく解説されています。
人間が持つ絶望の淵から立ち上がる力について書かれているので、何となく忘れていってしまう大事な事を思い出したい人におすすめの本です。
完全版マウスアウシュヴィッツを生きのびた父親の物語
「完全版マウスアウシュヴィッツを生きのびた父親の物語」は、ホロコーストのユダヤ人生存者の体験談を漫画にした本。
アウシュヴィッツに収容されるまでの話や、故郷ソスノヴェツへの帰還など、ヴラデックの体験談について詳しく解説されています。
斬新かつ親しみやすいアプローチで描かれているので、ホロコーストの真実が知りたい人におすすめの本です。
アウシュヴィッツの図書係
「アウシュヴィッツの図書係」は、事実に基づく出来事を題材にした本。
本を愛する少女の生きる強さや、ユダヤ人の人々の生き様など、アウシュヴィッツ強制収容所にひっそりと作られた“学校”での出来事について詳しく解説されています。
モデルとなった実在の人物へのインタビューと取材から描かれているので、残虐さ、悲惨さの中でも強く生きることについて考えたい人におすすめの本です。
アウシュヴィッツの地獄に生きて
「アウシュヴィッツの地獄に生きて」は、強制収容所に収容された女性の手記の本。
収容所の現実や、解放後の苦しみなど、地獄を生き抜いた平凡な女性の体験について詳しく解説されています。
強制収容された女性の人生のリアルが淡々と描かれているので、よりリアルな現実を知りたい人におすすめの本です。
4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した
「4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した」は、アウシュヴィッツで6か月も生き延びた子どもの本。
収容所暮らしや、母の勇気ある決断など、ドイツ占領下のポーランドに生まれたマイケルの人生について詳しく解説されています。
希望を失わずに生きることの大切さを あらためて教えてくれる良質なノンフィクションなので、ひたむきに前を向く大切さを感じたい人におすすめの本です。
アウシュヴィッツのタトゥー係
「アウシュヴィッツのタトゥー係」は、全世界で300万部を突破したベストセラーの本。
第二次世界大戦下のアウシュヴィッツでの日常や、女性と恋に落ちて出るまでなど、尊厳を守り抜くために重ねた苦闘と誓いの物語について詳しく解説されています。
「タトゥー係」本人の証言による実話を元に描かれているので、人を愛するという気持ち、生きる事を諦めない気持ちの大切さを感じたい人におすすめの本です。
改訂完全版アウシュビッツは終わらないこれが人間か
「改訂完全版アウシュビッツは終わらないこれが人間か」は、旧版『アウシュヴィッツは終わらない』を改題し、増した完全版の本。
過酷な強制収容所での生活や、人間の魂がいかに破壊されていくのかなど、ユダヤ人強制収容所での体験について詳しく解説されています。
35言語に翻訳され、世界中で読み継がれてきた古典的名著なので、アウシュヴィッツについて知りたい人におすすめの本です。
私はガス室の特殊任務をしていた知られざるアウシュヴィッツの悪夢
「私はガス室の特殊任務をしていた知られざるアウシュヴィッツの悪夢」は、殺されたユダヤ人同胞たちの遺体を焼く部隊の生き残りの本。
アウシュヴィッツ=ビルケナウへの強制収容や、特殊任務部隊での同胞の遺体処理など、著者が体験した悪夢の惨劇について詳しく解説されています。
奇跡的に収容所を逃れて生き残った著者が克明に語る衝撃の体験談なので、よりリアルに現実を知りたい人におすすめの本です。
ホロコーストを次世代に伝えるアウシュヴィッツ・ミュージアムのガイドとして
「ホロコーストを次世代に伝えるアウシュヴィッツ・ミュージアムのガイドとして」は、アウシュヴィッツ・ミュージアムの日本語公認ガイドが書いた本。
ミュージアムでの日々の活動や、見学者たちとの対話など、アウシュヴィッツやミュージアムについて詳しく解説されています。
ガイドの経験談なども載っているので、今の時代に歴史を伝達することの意味を考えたい人におすすめの本です。
アウシュヴィッツの小さな姉妹
「アウシュヴィッツの小さな姉妹」は、アウシュヴィッツと戦争が家族にもたらす悲劇の物語の本。
アウシュヴィッツ・ビルケナウ絶滅収容所に到着した話や、最初の選別をくぐり抜け子ども用バラック「キンダーブロック」に収容された話など、イタリア系ユダヤ人の6歳の姉タチアナと4歳の妹アンドラの体験について詳しく解説されています。
6歳と4歳の小さな姉妹から見たアウシュヴィッツが描かれているので、いろいろな視点からアウシュヴィッツを知りたい人におすすめの本です。
アウシュヴィッツの歯科医
「アウシュヴィッツの歯科医」は、アウシュヴィッツを生きのびた青年が自ら綴ったノンフィクションの本。
仲間の裏切りと拷問や、非ユダヤ人女性との恋など、信じがたいほどの試練をかいくぐって奇跡的に生きのびた青年の体験について詳しく解説されています。
類書とは異なった部分も多く、語り口も魅力的なので、ホロコースト関連の著作の中で最初に接する本を探している人におすすめの本です。
アウシュヴィッツへの道ホロコーストはなぜ、いつから、どこで、どのように
「アウシュヴィッツへの道ホロコーストはなぜ、いつから、どこで、どのように」は、ホロコースト研究における重要な本。
第三帝国のユダヤ人迫害や、そこから大量殺戮に至る過程など、ホロコーストについて詳しく解説されています。
最近の総合的史料集に依拠して再検証を行っているので、諸問題を考える上での比較検討素材が欲しい人におすすめの本です。
アウシュヴィッツ潜入記
「アウシュヴィッツ潜入記」は、意図的に捕まったポーランド軍将校ピレツキが軍上司に宛てて書いた最終報告書の本。
収容所の実態や、飢餓、チフス、拷問に耐えながらの任務など、ピレツキの体験とポーランド軍への報告について詳しく解説されています。
全編がピレツキの強靱な意志に貫かれので、当時の内部の実情や、収容者の抵抗活動について知りたい人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「アウシュヴィッツのおすすめ本」について解説しました。
今回ご紹介した本が、アウシュヴィッツの歴史を勉強する上で役立てば幸いです。
では、また。