この記事では、美術解剖学について本で勉強したい人向けに、「美術解剖学のおすすめ本」を紹介します。
美術解剖学の本を探している人はぜひ参考にしてください。
美術解剖学のおすすめ本ランキング15選!
美術解剖学のおすすめ本を15冊ご紹介します。
スカルプターのための美術解剖学
「スカルプターのための美術解剖学」は、キックスターター発のスカルプターのための人体解剖学がわかる本。
単純なアナトミーの解説や、間違いやすいポイントなど、主要な構造を理解するための要点について詳しく解説されています。
250枚を超える写真に描き加えたイラストによって、体表下の筋肉やシェイプが明らかにされているので、より手軽に、自信をもって描きたい、造形したい人におすすめの本です。
スケッチで学ぶ美術解剖学
「スケッチで学ぶ美術解剖学」は、160ページというコンパクトな内容で美術解剖学をまとめた入門書に適した本。
美術にしばしば使用される解剖学的なTIPS(見方のコツのこと)や、解剖学をさまざまなポーズのスケッチに応用できる練習方法と見方など、美術解剖学について詳しく解説されています。
「要点を知る」「知識を深める」「実践する」「応用する」という学習の基本に従ってまとめられているので、自分で自分なりに考え、情報を取捨選択したい人におすすめの本です。
ソッカの美術解剖学ノート
「ソッカの美術解剖学ノート」は、絵描きにも役立つが、美しい仕草を実際にキメる時にも役立つ本。
手描きで描かれた本です。手や足の構造から、全体の動きや顔の向きなど、骨格やバランスについて詳しく解説されています。
生物学にも基づいていますので、絵を描く方だけではなく、モデル業の方、またリハビリ、介護などで自然な動きについて知りたい人におすすめの本です。
アーティストのための美術解剖学
「アーティストのための美術解剖学」は、“解剖学活用ガイド”と“用語集”がまとめられた本。
主要な筋や筋群のかたちや、作用など、生き生きとした“人体をとらえる”ための方法について詳しく解説されています。
“美術解剖学の歴史”を図版とともに紹介し、“解剖学用語”がわかりやすく説明されているので、美術解剖学を学びたい人におすすめの本です。
ポケットチューター体表からわかる人体解剖学
「ポケットチューター体表からわかる人体解剖学」は、体表写真から人間の体を把握するための知識について書かれた本。
体表解剖の参考となるX線像,CT,血管造影,超音波画像など、体内の臓器を図示した体表写真について詳しく解説されています。
視診・触診や穿刺などの実臨床に役立つ実践性を備えている解説本なので、医療従事者として勉強中の人におすすめの本です。
名画・名彫刻の美術解剖学名作の起伏から内部構造を判別する
「名画・名彫刻の美術解剖学名作の起伏から内部構造を判別する」は、体表から内部構造を読み解いて「迷わず正確に」人体を捉えられる本。
基本のトポグラフィー図と解剖図や、模写で起伏の感覚をつかむための線画集など、美術解剖学について詳しく解説されています。
作品写真と筋肉図を見比べると体表と内部構造の対応関係がわかり、人体作品の表面から内部構造を読み解けるようになるので、人体を迷わず正確に捉えたい人におすすめの本です。
人体を描きたい人のための美術解剖学
「人体を描きたい人のための美術解剖学」は、人体を描くための"基礎"と"実践"について書かれた本。
骨や関節、そして筋の付き方といった解剖学的な知識や人体の動き、体表にあらわれる凹凸など、人体をリアルに描くコツについて詳しく解説されています。
人体の構造を確認できるよう、骨・筋のイラストが添えられているので、"人物の絵"に携わる仕事を目指している人におすすめの本です。
スカルプターのための美術解剖学2表情編
「スカルプターのための美術解剖学2表情編」は、人間の体を簡潔に解説した、もっとも使いやすいアーティスト向け美術解剖学の本。
頭蓋骨の主な骨や、鼻および顔面中央部の筋肉など、”スカルプターのための美術解剖学”の「表情」について詳しく解説されています。
表情を作るための頭部の主要な構造の要点を直接的かつ分かりやすいビジュアルで説明されているので、より手軽に、自信をもって描きたい、造形したい人におすすめの本です。
リシェの美術解剖学
「リシェの美術解剖学」は、美術解剖学の教科書としてずっと読み継がれている本。
筋肉や骨の解剖図と部位名称や、それぞれの連結・連動の解説など、人体の構造について詳しく解説されています。
美術解剖学の金字塔とも言える本なので、人体を描いたり触れることを生業にしている画家、彫刻家、漫画家、イラストレーター、アニメーター、CGアーティスト、ゲームクリエーター、デザイナーはもちろん、医師、理学療法士などの人におすすめの本です。
モーションを描くための美術解剖学
「モーションを描くための美術解剖学」は、解剖学と人体表現の橋渡しとなる本。
骨や関節の動き、筋群や、軟部組織の特徴、脂肪のつき方など、動きのある人体を描くために必要なすべてについて詳しく解説されています。
解剖学をいかに作品に活かすかが書かれているので、生き生きと動き出すような人物を表現したい人におすすめの本です。
目で覚える美術解剖学
「目で覚える美術解剖学」は、絵を描くための人体の捉え方をステップ・バイ・ステップのワークスタイルで学べる本。
比率の捉え方、具体的な骨格の構造や、筋肉のつき方、顔や手足のパーツなど、美術解剖学について詳しく解説されています。
各章の解説ごとに具体的な実践が付いているおり、実際に手を動かしながら段階的に人体構造をとらえるための訓練をすることができるので、実践的な人体表現法を学習したい人におすすめの本です。
シェパードの人体ポーズと美術解剖学
「シェパードの人体ポーズと美術解剖学」は、美術解剖学を効率よく学べる本。
ポーズごとに人体の骨格と筋肉はどのような動きをするのかや、各ポーズの重要ポイントとなる骨と筋肉の名称など、筋骨格のポジションや動きが、いかに人体の輪郭に影響を及ぼすかについて詳しく解説されています。
一つの人物画に対して骨格図と筋肉図が付け加えられ、皮下にある構造が身体の輪郭にどれほど影響を及ぼしているかを理解できるので、人体をリアルに描きたい人におすすめの本です。
ゴットフリード・バメスの美術解剖学
「ゴットフリード・バメスの美術解剖学」は、美術解剖学をけん引してきた 美術解剖学教育のレジェンド、ゴットフリード・バメスによる完全ガイドとなる本。
知識と実技の関係を確認する学生による作例や、美術による表現を学ぶ巨匠作品の例など、豊富なビジュアル資料で人体の仕組みを知り、作品に生かす方法について詳しく解説されています。
人体の解剖学的構成を詳しく知ると同時に、その知識を美術として生かす方法を学ぶことができるので、美術解剖学を学びたい人におすすめの本です。
アーティストのための人体解剖学
「アーティストのための人体解剖学」は、"人" をつくるための本。
体型やフォームに影響する要素の探求や、役立つ解剖学の基礎知識と用語紹介など、人体の仕組みへの理解をたすけ、それが作品にどのように関連するかについて詳しく解説されています。
すべての写真には美術家/イラストレーターCharlie Pickardの描いた筋肉図、平面図、輪郭図が重ねられており、人体に関する理解を深めることができるので、アートの質と精度を向上させたい人におすすめの本です。
幻獣デザインのための動物解剖学
「幻獣デザインのための動物解剖学」は、解剖学を応用して真実味のあるデザインの秘訣を明らかにする本。
動物の解剖構造の複雑な仕組みを知るなど、絵を描く際に解剖学を応用することが、上手なクリーチャー・デザインをする前提であることについて詳しく解説されています。
ウィットラッチの見事なイラストレーションが、知識と興奮を与えてくれるので、生きものの持つ美しさを色々と知ってみたい人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「美術解剖学のおすすめ本」について解説しました。
今回ご紹介した本が、美術解剖学の勉強に役立てば幸いです。
では、また。