この記事では、明治維新について本で勉強したい人向けに、「明治維新のおすすめ本」を紹介します。
明治維新の本を探している人はぜひ参考にしてください。
明治維新のおすすめ本ランキング15選!
明治維新のおすすめ本を15冊ご紹介します。
明治維新という名の洗脳
「明治維新という名の洗脳」は、歴史的な背景と経済的視点から近代史を紐解いている本。
明治維新を起こすための資金の出どころや、近代化の立役者たちの後ろにいた権力者など、明治維新当時の裏側の事情について詳しく解説されています。
明治維新の日本を第三者の目線から解説しているので、新たな視点で幕末以降の歴史を見つめ直したい人におすすめの本です。
明治維新 岩波文庫
「明治維新 岩波文庫」は、近代日本の出発点である明治維新を、幕府,朝廷,各藩の武士たちや民衆の動き,対外的要因なども含めトータルに描いた本。
明治維新の始発や、その終結など、民衆の手になる政治的萌芽がつぶされ、絶対主義確立へと至る過程について詳しく解説されています。
戦後歴史学における記念碑的著作なので、この時代の勉強をしたい人やこの時代に興味がある人におすすめの本です。
絶体絶命の明治維新
「絶体絶命の明治維新」は、「維新の立役者」である西郷隆盛の動きに注目しながら、首都の大混乱、深刻な経済不況、繰り返される“薩長の暗闘”など、討幕直後から崩壊の危機に晒され続けた明治政府の“不都合な真実”を描き出した本。
西郷隆盛も嘆いた「新政府の腐敗」や、「人材不足」に悩む薩摩・長州藩など、近代化の光に覆い隠された「本当の維新史」について詳しく解説されています。
明治維新の発生までを詳しく記しているので、明治維新までの薩長や幕府の動きについて詳しく知りたい人におすすめの本です。
明治維新 講談社学術文庫
「明治維新 講談社学術文庫」は、日本史最大の転換点である開国から琉球処分へ激動の二十余年について記した本。
列強による半植民地化への巨大な圧力や、米欧を体験したリーダーたちによる新国家システムの構築など、維新力学の根源について詳しく解説されています。
明治維新の中でも開国から琉球処分までの期間について詳しく解説しているので、その時代について詳しく知りたい人におすすめの本です。
オールカラーでわかりやすい!幕末・明治維新
「オールカラーでわかりやすい!幕末・明治維新」は、激動の幕末・維新を徹底解剖した本。
開国への道や幕府の弱体化、新時代の幕開けなど、幕末・明治維新期の重要な出来事について詳しく解説されています。
明治維新年表や明治維新に活躍した人物の紹介などの確認もできるので、基礎から流れを追って勉強したい人におすすめの本です。
明治維新というクーデター
「明治維新というクーデター」は、欺瞞に満ちた“暴力革命であり、未だに続く長州閥の正体を書いた本。
明治維新は薩長による国家転覆闘争であり、その権力欲と血に染められたクーデターによって成立した暴力的国家など、詳しく解説されています。
政権を奪取した薩長浪士は超法規的統帥権をつくり天皇の名において日清・日露戦争へと軍拡するので、明治維新について詳しく知りたい人におすすめの本です。
知ってはいけない明治維新の真実
「知ってはいけない明治維新の真実」は、日本の歴史の真実を解き明かす本。
歴史の検証を阻む薩長史観を踏まえ、黒船来航の舞台裏や戊辰戦争という奇妙な戦争など、勝者である官軍によって歪められた"嘘"の検証について詳しく解説されています。
明治新政権による江戸時代の全否定によって抹消された「徳川近代」に触れた本なので、歴史を多面的に知りたい人におすすめの本です。
明治維新の研究
「明治維新の研究」は、明治維新に関する作者独自の見解が書かれた本。
作者自身の論理や、実証など、根拠を用いながら実際の歴史の流れがどうだったのかについて詳しく解説されています。
章ごとに分けて理解しやすく教えてくれているので、明治維新について詳細に知りたい人におすすめの本です。
新説・明治維新
「新説・明治維新」は、史実として記録されている明治維新の裏面史を記述している本。
明治維新時の日本とイギリスの関係など、日本国内での明治維新の動きだけでなく国際政治史等についても詳しく解説されています。
一般的に国内の大学で国際政治学や歴史学を教えている学者ではなく、アメリカを代表する大学の一つスタンフォード大学付属のシンクタンクの研究員である著者の見識は示唆に富んでいるので、日本史の教科書で学んだ明治維新に隠された国際政治史上の位置付けに興味がある人におすすめの本です。
日本一の社会科講師が教える読んだら忘れない明治維新
「日本一の社会科講師が教える読んだら忘れない明治維新」は、思考力を育てながら歴史の楽しさを知る本。
大政奉還、坂本龍馬、王政復古の大号令、鳥羽・伏見の戦いなど、明治維新期の重要テーマ別に詳しく解説されています。
日本一生徒数の多い社会科講師と言われている筆者が、歴史を暗記ではなく"読み取り、思考するもの"と考え執筆した本なので、歴史を"理解"して成績を伸ばしたい人におすすめの本です。
明治維新という過ち 日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト
「明治維新という過ち 日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト」は、明治維新が本当に正しかったのか検証している本。
吉田松陰と長州テロリストや、藤原一族の動きなど、日本の近代は本当に正しかったのかについて詳しく解説されています。
日本の「近代」の歩みを徹底的に検証しているので、日本の歴史の闇を知りたい人、よく考えてみたい人におすすめの本です。
江戸東京の明治維新
「江戸東京の明治維新」は、当時の庶民たちの視点から見た明治維新について書かれた本。
身分制度の変化や、遊郭の辿った歴史など、明治維新によってもたらされたものについて詳しく解説されています。
歴史の教科書では学べない目線から学ぶことができるので、普段とは少し違った角度から歴史を見てみたい人におすすめの本です。
明治維新と宗教
「明治維新と宗教」は、神道の特性から、日本社会のあり方までを論じた本。
明治時代の宗教がどういうものだったかや、日本における考え方の変化など、神道について詳しく解説されています。
神道が日本に与え続けてきた影響を理解できるので、神道や日本の歴史に詳しくなりたい人におすすめの本です。
明治維新の意味
「明治維新の意味」は、明治維新のスピード感の秘密を探った本。
新政府の設立や、憲法の制定など、明治維新の中で素早い改革ができた理由について詳しく解説されています。
現代の政治学者の観点から分かりやすく教えてくれるので、明治維新に関して深く学びたい人におすすめの本です。
異説で読み解く明治維新あの謎がすっきり解ける10の物語
「異説で読み解く明治維新あの謎がすっきり解ける10の物語」は、教科書が書かない学説をわかりやすい語り口で解説した本。
明治維新の主導者や海外からの侵略、幕府を追い詰めた真の存在など、複数の説が存在する出来事について詳しく解説されています。
テレビでも人気の歴史研究家がわかりやすく解説した本なので、楽しみながら知識を深めたい人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「明治維新のおすすめ本」について解説しました。
今回ご紹介した本が、明治維新の勉強に役立てば幸いです。
では、また。