この記事では、沖縄戦争について本で勉強したい人向けに、「沖縄戦争のおすすめ本」を紹介します。
沖縄戦争の本を探している人はぜひ参考にしてください。
沖縄戦争のおすすめ本ランキング12選!
沖縄戦争のおすすめ本を12冊ご紹介します。
私の沖縄戦記前田高地・六十年目の証言
「私の沖縄戦記前田高地・六十年目の証言」は、沖縄学の第一人者による壮絶な戦争体験記となる本。
初めて語られる沖縄最大の激戦地・前田高地の生や、死など、前田高地・六十年目の証言について詳しく解説されています。
一個人の体験に留まらず、戦後明らかにされてきた多くの資料を織り交ぜ構成されているので、戦争を知らない人におすすめの本です。
沖縄戦二十四歳の大隊長 陸軍大尉伊東孝一の戦い
「沖縄戦二十四歳の大隊長 陸軍大尉伊東孝一の戦い」は、幼いころから軍人を志した伊東孝一という青年が圧倒的戦力を持つ米軍を前にして、旧来の戦術に固執する自軍の中で、いかにして部隊を率いて任務を全うしたのかを書いた本。
太平洋戦争での沖縄戦の真実や、棚原の戦いことなど、終戦の日まで闘い続けた唯一の部隊、歩兵第三十二聯隊第一大隊について詳しく解説されています。
本土決戦のために捨て駒とされた戦場・沖縄での無謀とされた総攻撃を描いた本なので、戦争の本格的ノンフィクションを読みたい人におすすめの本です。
沖縄決戦高級参謀の手記
「沖縄決戦高級参謀の手記」は、日本で唯一地上戦が展開された沖縄戦の全貌について語られた本。
作戦準備や、決勝作戦、戦略持久戦など、太平洋戦争時に展開された沖縄戦について詳しく解説されています。
十八万の米上陸部隊を迎え撃ち潰滅した第三十二軍司令部唯一の生き残りである著者が苛烈な戦いの経緯を描いているので、沖縄戦の全貌を知りたい人におすすめの本です。
証言沖縄スパイ戦史
「証言沖縄スパイ戦史」は、被害者だけでなく加害側、虐殺を命じた側の視点からも語り直していくことによって、そこで起きたことが立体的に見えてくる本。
住民虐殺、スパイリストや、陰惨な裏の戦争は、なぜ起きたのかなど、沖縄スパイ戦史について詳しく解説されています。
2018年公開後、文化庁映画賞他数々の賞に輝いた映画「沖縄スパイ戦史」には収まらなかった、30名余の証言と追跡取材で、沖縄にとどまらない国土防衛戦の本質に迫るので、陸軍中野学校「秘密戦」の真相を知りたい人におすすめの本です。
定本沖縄戦 地上戦の実相
「定本沖縄戦 地上戦の実相」は、市民を巻き込んだ理不尽な日米両軍のすさまじい沖縄戦の実相の全体像に迫った入門書となる本。
沖縄戦の解説とともに市民の投稿や、聞き取り調査など、沖縄戦の地上戦のリアルな歴史について詳しく解説されています。
沖縄戦のリアルな実相について多数の図版と写真を使用して語られているので、沖縄戦の真実を知りたい人におすすめの本です。
写真記録 沖縄戦
「写真記録 沖縄戦」は、沖縄戦の全容と実相を解明するビジュアル版となる本。
米軍報道斑の撮影した沖縄戦の写真や、資料など、決して忘れてはいけない沖縄戦の惨劇について詳しく解説されています。
当時の貴重な写真・図版とともに沖縄戦の惨劇を次世代につなぐように語りかけてくるので、沖縄戦について知りたい人におすすめの本です。
沖縄戦 民衆の眼でとらえる戦争
「沖縄戦 民衆の眼でとらえる戦争」は、沖縄戦の核心に迫り、その全体像を描きだした本。
日米両軍の戦略において、沖縄作戦は何だったのかや、地獄の戦場に投げだされた子どもらは何を見、何を体験したかなど、沖縄戦について詳しく解説されています。
研究者としての手堅い調査研究と、作家としての洞察力をもって描かれた沖縄戦研究の現到達段階を示す注目の労作となっているので、沖縄戦の核心に迫りたい人におすすめの本です。
13歳の少女が見た沖縄戦学徒出陣、生き残りの私が語る真実
「13歳の少女が見た沖縄戦学徒出陣、生き残りの私が語る真実」は、この日本に平和がずっと続いて欲しいと祈りながら綴られた本。
度重なる空爆や、次々と人が死んでいく光景など、83歳の「沖縄のマザーテレサ」が語る、凄惨極まる沖縄戦の真実について詳しく解説されています。
戦後70周年、私達が決して忘れてはいけないことがあらためて綴られているので、平和について考えたい人におすすめの本です。
戦争と沖縄
「戦争と沖縄」は、沖縄への修学旅行に行く際に沖縄について学ぶために役立つ本。
琉球王朝成立から戦後の本土復帰にいたる沖縄の歴史や、人びとのくらしなど、米軍の攻撃を受け悲惨な戦場となった沖縄について詳しく解説されています。
多くの人命を失った沖縄戦の実相をつぶさに描いているので、沖縄戦について詳しく知りたい人におすすめの本です。
沖縄戦の子どもたち
「沖縄戦の子どもたち」は、太平洋戦争末期の沖縄で、激しい地上戦に巻き込まれた 少年少女たちについて書かれた本。
兵士となった少年少女や、戦場で生き残った子どもなど、沖縄戦の子どもたちについて詳しく解説されています。
大人の巻き添えにされた彼らの体験や視点を通して、二度と戦争を起こさないために何ができるのかを考えているので、戦争についてあらためて考えたい人におすすめの本です。
沖縄戦を知る事典
「沖縄戦を知る事典」は、沖縄戦の全貌を分かりやすく解説した本。
沖縄戦争の流れや住民被害、ひめゆり学徒など、沖縄戦における特定の出来事や状況について詳しく解説されています。
豊富な写真や体験者の証言が掲載されているので、沖縄戦の真実を知りたい人や平和学習の教材として活用したい人におすすめの本です。
みんなが知りたい!世界と日本の戦争遺産戦跡から平和を学ぶ本
「みんなが知りたい!世界と日本の戦争遺産戦跡から平和を学ぶ本」は、戦争遺産を紹介する本。
日本の原爆ドームや、沖縄平和祈念公園など、日本のみならず世界の戦争の舞台となった場所について詳しく解説されています。
メジャーな戦地に加えて戦争について解説された資料館なども紹介しているので、この本を読んだ後に戦地を巡って歩いてみたいという人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「沖縄戦争のおすすめ本」について解説しました。
今回ご紹介した本が、沖縄戦争の勉強に役立てば幸いです。
では、また。