ドストエフスキーのおすすめ作品ランキング10選!【2024年】

ドストエフスキーのおすすめ本ランキング10選!【2023年】
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こんにちは、monoです。

この記事では、ドストエフスキーの名作品を知りたい人向けに、「ドストエフスキーのおすすめ作品」を紹介します。

ドストエフスキーのおすすめ作品を探している人はぜひ参考にしてください。

目次

ドストエフスキーのおすすめ作品ランキング10選!

ドストエフスキーのおすすめ作品を10冊ご紹介します。

罪と罰

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罪と罰」は、人生は因果応報であることを小説の形で我々に教えてくれるミステリーの皮を被った教養本。

才能のある将来を嘱望されている人物の人生設計における誤算など、現代にも通じる若者の人生における苦悩について詳しく解説されています。

現代刑法の礎となる「罪」と「罰」についての根源的概念に関して思索が深められる内容なので、現在法学部で刑法や法哲学を履修している学生・倫理に興味がある人におすすめの本です。

カラマーゾフの兄弟

カラマーゾフの兄弟」は、粗野で精力的、好色きわまりない父親と家に戻った3兄弟と妖艶な美人を巡って起きる葛藤が描かれている本。

農奴解放後のロシア社会の混沌の時代を背景にした酒好きで女好きの父親と兄弟が妖艶な女性の取り合い、その父親が殺害されて誰が犯人なのかなど、お金や欲望に翻弄される人の姿について詳しく解説されています。

父親と3兄弟とのやり取りや犯人捜しなど人間の根源的な部分について書かれているので、人生とは何かや善悪について考えてみたい人におすすめの本です。

地下室の手記

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地下室の手記」は、著者の思想が反映された主人公の苦悩をリアルに描いた本。

世間から軽蔑され虫けらのように扱われた男が自意識の地下室に潜る場面や、様々な感情で苦しむなど、中年の元小官吏のモノローグについて詳しく解説されています。

終わりのない絶望と戦う人間の姿が書かれているので、人間の内面や様々な感情を文章として読んでみたい人におすすめの本です。

白痴

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白痴」は、「白痴」と呼ぶ男と絶世の美女・強烈な野生びとの三角関係の恋愛小説の本。

スイスからロシアに帰る途中のムイシキン公爵と莫大な遺産を相続したばかりのロゴージンの出会いの場面や、絶世の美女ナスターシャを巡って熱き友情と闘いなど、三角関係について詳しく解説されています。

純粋無垢な男と野生な人と絶世の美女との三角関係の恋愛小説なので、複雑な恋愛的な愛憎劇を読みたい人におすすめの本です。

悪霊

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悪霊」は、町の名士ヴェルホヴェンスキー氏とワルワーラ夫人の奇妙な「友情」から始まる人の愚かな部分や悪い部分について描かれている本。

この時代のロシアに生まれ始めた思想を持つニコライ・スタヴローギンの狂気じみた行動や、息子を溺愛するワルワーラ夫人など、人の中にある狂気について詳しく解説されています。

自己中心的で弱くて愚かな人間が利用されて狂乱していくので、誰にもある人の裏にある悪の部分について読みたい人におすすめの本です。

白夜/おかしな人間の夢

白夜/おかしな人間の夢」は、内気で空想家の青年と少女の出会いを描いた初期の話など短編が入っている傑作本。

ペテルブルグの夜を舞台にした青年と少女の恋や、自殺を決意した男が夢から覚めて真理を見つけて自殺を止める話など、切ないくても明るさも感じられる話について詳しく解説されています。

作者本人のお気に入りの話など長編では見られない明るい感じの話なので、恋愛や青春小説など硬くならずに読みたい人におすすめの本です。

死の家の記録

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死の家の記録」は、ドストエフスキー文学の特異な傑作を今、明晰な新訳で鮮烈に蘇らせる本。

恐怖と苦痛、絶望と狂気、そしてユーモアなど、抑制の効いた訳文だからこそ際立つ“人間離れ”した囚人たちの異様さが詳しく解説されています。

ドストエフスキー自らの体験をもとにした“獄中記”であり、『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』など後期作品の原点でもあるので、日本を含む世界の文学に、空前絶後の影響を与えたドストエフスキーの世界に浸りたい人におすすめの本です。

ステパンチコヴォ村とその住人たち

ステパンチコヴォ村とその住人たち」は、都会で暮らす私が、祖母に取り入った居候と対決するために故郷に戻ったところ、癖のある客人や親戚たちの思惑にも翻弄される本。

善良な叔父と暴君の祖母のわがままに耐え続ける場面や、祖母に取り入った居候の計略で異常な実家の様子など、村を舞台にした喜劇について詳しく解説されています。

主人公の私が村に戻って叔父と娘の恋や居候の策略など大騒動が起きるので、暗くないちょっと笑えるドタバタ喜劇を読みたい人におすすめの本です。

未成年

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未成年」は、複雑な出生のために両親とは無縁に生きてきた青年が、突如姿を見せた父親によっていろいろと悩み続ける本。

誇大妄想的な夢の実現を叶えようとする青年の姿や、父親の登場で苦悩する場面など、未成年ならではの不安定な心境について詳しく解説されています。

年齢的には大人でも一人前ではない青年の様々な心境の話なので、同じ年ごろで将来で悩んでいてそのヒントを得たい人におすすめの本です。

賭博者

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賭博者」は、博打というものを中心にドストエフスキー的な登場人物達の物語を独自のタッチで描いている本。

賭博とは自分の許容範囲内で楽しむものですが、その制約が外れて全財産を失ってしまう人など、人々が賭博にのめり込んでいく過程について詳しく解説されています。

賭博など自分とは関係がないと思っている人にも賭博の何たるかが分かるようになっているので、賭博だけでなく賭博者の心理を知りたい人におすすめの本です。

まとめ

今回は、「ドストエフスキーのおすすめ作品」について解説しました。

今回ご紹介した本が、ドストエフスキー作品との出会いになれば幸いです。

では、また。

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