この記事では、考古学について本で勉強したい人向けに、「考古学のおすすめ本」を紹介します。
考古学の本を探している人はぜひ参考にしてください。
考古学のおすすめ本ランキング11選!
考古学のおすすめ本を11冊ご紹介します。
若い読者のための考古学史
「若い読者のための考古学史」は、世界先史学の権威が案内する、地球規模の考古学の発展史本。
考古学が誕生した18世紀から衛星画像や遠隔探査の技術が進歩した現代まで、遺跡や遺物から宗教的な情報を解読する宗教考古学による情報の解明や天地創造の解釈と地学者との対立、人間の起源を示す古代遺跡など、について詳しく解説されています。
他学との軋轢についても多く調査されているので、考古学に興味を持つ初心者から、考古学の歴史や発展について知りたい人におすすめの本です。
考古学入門
「考古学入門」は、考古学の発達史と学問的広がり、考古学資料の特性と方法論、調査方法を解説した本。
考古学の発達史や今日の学問的広がりなど、また密接に関係する諸分野など様々な観点から考古学について詳しく解説されています。
学際的研究のあり方などについても触れているので、考古学について幅広く勉強したい人におすすめの本です。
マンガでめぐる考古遺跡・博物館
「マンガでめぐる考古遺跡・博物館」は、著者が全国の博物館や資料館を訪問し紹介する本。
国立歴史民俗博物館や吉野ケ里歴史公園など、有名で大きな博物館から千葉市加曽利貝塚博物館などの個性的な資料館まで、ロードムービータッチで詳しく解説されています。
充実した資料も付き、マンガで馴染みやすいコミックエッセイとして読めるので、気軽に楽しく発掘の現場と考古学の世界に触れたい人におすすめの本です。
マンガでわかる考古遺跡発掘ワーク・マニュアル
「マンガでわかる考古遺跡発掘ワーク・マニュアル」は、遺跡発掘の仕事にどんどんはまっていった著者が、一見地味だけど奥深い仕事の内容を楽しく深堀りしマンガで紹介する、初めての発掘ワーク・マニュアル本。
発掘現場表面の土をはぐところからはじめ、近世から縄文まで掘り下げるごとに変わる特徴的な出土品など、考古学の基礎も詳しく解説されています。
遺跡の発掘や博物館展示など、マンガで読みやすく分かりやすいコミックエッセイなので、発掘の現場と考古学の世界に触れたい人におすすめの本です。
考古学講義
「考古学講義」は、考古学の最新の知見について教えてくれる本。
考古学の通説や、挑戦的な研究など、歴史を知るためのありとあらゆる方法について詳しく解説されています。
専門外の人にも理解しやすく解説してくれているので、考古学の知識はないけれど、しっかりと学びたい人におすすめの本です。
はじめての考古学
「はじめての考古学」は、人類が歩んできた歴史について学べる本。
縄文土器の成り立ちや、戦争が起こってしまった原因など、様々な歴史の流れについて詳しく解説されています。
初心者にも分かりやすく教えてくれるので、考古学について最初から詳しく勉強したい人におすすめの本です。
水中考古学クレオパトラ宮殿から元寇船、タイタニックまで
「水中考古学クレオパトラ宮殿から元寇船、タイタニックまで」は、水面下の遺跡や沈没船を対象とする考古学の一分野である水中考古学に関する本。
欧米の研究チームがクレオパトラ宮殿やタイタニック号を発見し中国・韓国も国を挙げて沈船調査に取り組むなど海外の研究事例に加え、日本でも長崎の元寇船調査を中心に国内の体制が徐々に整えられつつあることなど、事例を交えて詳しく解説されています。
本書では著者自身の調査体験も織り交ぜながら探検と研究の現場に迫る内容なので、海底に眠る人類の遺産の数々に触れたい人におすすめの本です。
陶磁考古学入門
「陶磁考古学入門」は、やきもの(陶磁器)を資料として、製造や流通、消費者の嗜好傾向などを研究し、廃棄へと至るライフヒストリーを訪ね、人々とその時代背景を復元してゆく学問である陶磁考古学の入門本。
17世紀初の肥前磁器の創始やバーミヤーン出土陶器、マイセン城、サマルカンド遺跡など、の遺跡の文化的復元に貢献した陶磁器遺産について、その形状や装飾、材質などから、歴史的文化の栄華と凋落、当時の近景について詳しく解説されています。
王朝が愛した陶磁器の、生産技術や流通、また当時の消費者が好んだ陶磁器について写真と共に解説されているので、陶磁器の歴史やその歴史的背景を知りたい人におすすめの本です。
はじめての考古学
「はじめての考古学」は、人類が歩んできた歴史について学べる本。
縄文土器の成り立ちや、戦争が起こってしまった原因など、様々な歴史の流れについて詳しく解説されています。
初心者にも分かりやすく教えてくれるので、考古学について最初から詳しく勉強したい人におすすめの本です。
水中考古学 地球最後のフロンティア
「水中考古学地球最後のフロンティア」は、水中考古学の魅力と可能性を伝える本。
水中考古学の歴史や、発掘方法、最新の研究成果、日本史に関する話題など、水中考古学の魅力について詳しく解説されています。
水中考古学の研究成果を物語る、多くの写真や図版が掲載されているので、水中考古学の奥深さを体感たい人におすすめの本です。
考古学概論 初学者のための基礎理論
「考古学概論 初学者のための基礎理論」は、考古学研究の歴史から基礎理論・フィールド調査・資料解釈・報告書刊行まで紹介する、初学者に最適の考古学入門書となる本。
最新の研究成果を紹介するコラムや発展的な学習につながるブックガイドなど、文献の種類や読み方を説いた考古学の学習と文献も充実させ、考古学について詳しく解説されています。
考古学の理論と実践を一冊にわかりやすくまとめられているので、考古学に興味を持ちこれから学んでいきたい人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「考古学のおすすめ本」について解説しました。
今回ご紹介した本が、考古学の勉強に役立てば幸いです。
では、また。