スクールカウンセラーは学校に通う子供たちを対象に、勉強や友達関係、家庭環境まで、子供の心に寄り添って話を聞いてあげる相談役のような存在です。多感な時期で悩みの多い子供にとっては、良いスクールカウンセラーとの出会いが大きな心の支えになることも少なくありません。
この記事では、スクールカウンセラーについての知識を深めて実生活に役立てたい人向けに、「スクールカウンセラーのおすすめ本」を紹介します。
スクールカウンセラーの本を探している人はぜひ参考にしてください。
スクールカウンセラーのおすすめ本ランキング10選!
スクールカウンセラーのおすすめ本を10冊ご紹介します。
スクールカウンセラーの第一歩 学校現場への入り方から面接実施までの手引き
「スクールカウンセラーの第一歩 学校現場への入り方から面接実施までの手引き」は、学校現場への入り方、教職員や保護者との関係の持ち方、生徒や保護者との面接の仕方までを解説している本。
派遣先が決まってから学校へ入り、面接・周囲との連携を行うまでの一連の流れなど、スクールカウンセラーに必要となる実践的知識や心構えなどが詳しく解説されています。
スクールカウンセラーの仕事がどのようなものかの概観が書かれているので、スクールカウンセラーを目指してる人におすすめの本です。
14歳の君へ。自分の進路を決めるための本。スクールカウンセラーが提示する普通の進路指導とは一味違う本。
「14歳の君へ。自分の進路を決めるための本。スクールカウンセラーが提示する普通の進路指導とは一味違う本。」は、まだ進路を決める前の子供たちに読んでほしい本。
ココロに問題を抱えた子供たちの進路相談を行ってきた著者の経験を基に、色々な進路のメリット・デメリットなどについて詳しく解説されています。
「10分で読めるシリーズ」なので、本を読むのが嫌い、進路はほぼ決まってるけどちょっと読んでみたいという人におすすめの本です。
神田橋條治スクールカウンセラーへの助言100
「神田橋條治スクールカウンセラーへの助言100」は、カウンセリングの技法治療論問題とされる行動発達の課題医療と薬などテーマごとに分類し、個々の言葉によって連想する現場の考察を解説して、まとめている本。
卓越した治療観と臨床技法、子どもたちやその家族、教師に対する深い洞察など、スクールカウンセラーの現場について詳しく解説されています。
「こころの臨床」全般から広く受けとめ、さらに「現場から」というフィルター通して見事に捉え直した解説なされているので、スクールカウンセラーの現場に興味がある人におすすめの本です。
一瞬で良い変化を起こすカウンセリングの“小さな工夫"ベスト50 すべての教師とスクールカウンセラーのために
「一瞬で良い変化を起こすカウンセリングの“小さな工夫"ベスト50 すべての教師とスクールカウンセラーのために」は、子供と関わるときすぐに使える”小さな工夫”を分かりやすく紹介した本。
アセスメント、生活場面、面接など、シーンごとに分けて、選りすぐりの50の工夫について詳しく解説されています。
学校で日常的に実践できる工夫が紹介されているので、子供たちとの関わり方、よりよい指導法に悩む、教職・スクールカウンセラーに就いている人におすすめの本です。
学校が求めるスクールカウンセラー アセスメントとコンサルテーションを中心に
「学校が求めるスクールカウンセラー アセスメントとコンサルテーションを中心に」は、学校臨床心理の知と技とこころについて分かりやすく書かれれている本。
「アセスメント」と「コンサルテーション」をキーワードに,“学校が求めるカウンセラーの動きとはなにかなど、学校臨床心理について詳しく解説されています。
スクールカウンセラーの活動、学校のシステム、及びスクールカウンセラーの本務、学校の変化やスクールカウンセリング業務の本質を解説してるので、、学校における心理職の役割を学びたい人におすすめの本です。
一瞬で良い変化を起こす10秒・30秒・3分カウンセリング すべての教師とスクールカウンセラーのために
「一瞬で良い変化を起こす10秒・30秒・3分カウンセリング—すべての教師とスクールカウンセラーのために」は、スクールカウンセラーが綴る短い時間でできる子供への声かけの工夫についての本。
学校の現場で起こる子供たちのさまざまなSOSに対応するための小さな工夫について詳しく解説されています。
現役のスクールカウンセラーが現場でできる小さな工夫の大切さを綴っているので、今学校で支援が必要な子供と対峙するすべての人におすすめの本です。
スクールカウンセリングモデル100例読み取る。支える。現場の工夫。
「スクールカウンセリングモデル100例読み取る。支える。現場の工夫。」は、さまざまな形で起こってくる学校現場の緊急の問題に、100の事例を取り上げ、事例の概要と対処・解説・経過を述べている本。
個々のケース毎、それぞれに対応を模索することなど、スクールカウンセリングモデルについて詳しく解説されています。
カウンセリングの事例100個と、個別の解説およびコメントが掲載されているので、自らのカウンセリング能力をあげたい人におすすめの本です。
河合隼雄のスクールカウンセリング講演録
「河合隼雄のスクールカウンセリング講演か録」は、ユングの分析心理学を日本に広めた人らしい厳しくも優しさのある講演の記録を可能な限りひとつにまとめて後世のスクールカウンセラーに伝えてくれている貴重な本。
スクールカウンセラーが直面している学校という場面での教師と生徒や日本ににおける現在の学校臨床心理士の制度や立ち位置など、ご自身の長年に渡る豊富な経験に基づいてその重要性について詳しく解説されています。
まだまだ認知されていない学校臨床心理士の仕事を通して子供と関わる上での心得や重要性が書かれているので、学校臨床心理士を目指す人だけではなく教師や保護者など学校や子供に関わっている人におすすめの本です。
公認心理師必携スクールカウンセリングの困ったを解決するヒント48
「公認心理師必携スクールカウンセリングの困ったを解決するヒント48」は、スクールカウンセラーが感じるこうした「困り感」を解消するヒントを【48個】わかりやすくまとめて書かれている本。
「教員との付き合い方」「学校組織の仕組み」といった学校ならではの問題対応など、スクールカウンセリングにおける問題について詳しく解説されています。
学校現場に於けるスクールカウンセリングの問題が48個にまとめて書かれているので、現在スクールカウンセラーで活躍してる人におすすめの本です。
スクールカウンセリングのこれから
「スクールカウンセリングのこれから」は、子供の成長を援助する「スクールカウンセリングの今と未来」について、 現場の皆さんと一緒に考えるヒントを提供している本。
子供の成長を援助する「学校の力」を再発見し、 再構築するなど、スクールカウンセラーについて詳しく解説されています。
クールカウンセリングの 理論と実践について一通り学ぶことができるので、スクールカウンセラーの人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「スクールカウンセラーのおすすめ本」について解説しました。
スクールカウンセラーのあるべき姿、役割を知って、悩みを抱える子供の支えになってあげてください。
では、また。