この記事では、言語学について本で勉強したい人向けに、「言語学のおすすめ本」を紹介します。
言語学の本を探している人はぜひ参考にしてください。
言語学のおすすめ本ランキング14選!
言語学のおすすめ本を14冊ご紹介します。
ヒトの言葉機械の言葉人工知能と話す以前の言語学
「ヒトの言葉機械の言葉人工知能と話す以前の言語学」は、「言葉とは何か」を問い直した本。
言葉の「不思議」や「未解決の謎」など、「言葉の意味とは何か」と言うことについて詳しく解説されています。
人工知能と向き合う前に心がけるべきことなどについても書かれているので、AIが発達しつつあるいま、人工知能がどこまで人の言葉を理解できるかどうか気になる人におすすめの本です。
言語学が好きになる本
「言語学が好きになる本」は、言語学の基礎がわかるようになる本。
外国語学における敬語や、ら抜き言葉の深層など、言語学にまつわる素朴な疑問について詳しく解説されています。
誰でも楽しめるような身近な疑問を解説しているので、言語学に興味が芽生え知識を深めたい人におすすめの本です。
ヘテロゲニアリンギスティコ 異種族言語学入門
「ヘテロゲニアリンギスティコ 異種族言語学入門」は、主人公が異種族とふれあいながら言語を生態を研究していく漫画本。
マンガやアニメなど、よく見る獣人族やスライムなどのモンスターの生態について作者の独自の目線で詳しく解説されています。
異種族言語入門とは銘打っているものの中身は漫画なので、ゆったりと物語を楽しみたい人におすすめの本です。
日本手話で学ぶ手話言語学の基礎
「日本手話で学ぶ手話言語学の基礎」は、手話言語学を一から学べる本。
手話の音韻や、手話の形態など、聴者とろう者両方のための手話言語学の基本について詳しく解説されています。
手話言語学の入門書として書かれているので、基礎知識のない初歩から手話言語学を学びたい人におすすめの本です。
言語学バーリ・トゥード
「言語学バーリ・トゥード」は、日常にある言語学の話題をつづった本。
ラッシャー木村の「こんばんは」に,なぜファンはズッコケたのかや、ユーミンの名曲を,なぜ「恋人はサンタクロース」と勘違いしてしまうのかなど、身近な言語学の例について詳しく解説されています。
ユーモアあふれる巧みな文章でつづられているので、楽しみながら言語学の身近な例についてについて学びたい人におすすめの本です。
ベーシック応用言語学
「ベーシック応用言語学」は、外国語の習得について書かれた本。
外国語はどのように習得されるのかや、どのように指導するのが効果的なのかなど、外国語教育にまつわる理論について詳しく解説されています。
英語教育や日本語教育に関わる実例も豊富なので、実例と理論の両面から理解を深めたい人におすすめの本です。
はじめての言語学
「はじめての言語学」は、ことばに興味のあるすべての人に贈る本。
語源や「正しい日本語」、マルチリンガルや、哲学・思想など、ありがちな思い込みについて詳しく解説されています。
作者のユーモアが感じ取れる文体なので、入門前の入門書として、言語について気軽に学びたい人におすすめの本です。
フリースタイル言語学
「フリースタイル言語学」は、身近なことを言語学的に解説した科学エッセイ本。
ポケモンやプリキュア、日本語ラップなど、身近にあふれる題材の言語学的思考について詳しく解説されています。
私たちのごく身近な物事をフリースタイルで思考・解説しているので、前提知識はないけど興味がある人におすすめの本です。
一般言語学の諸問題
「一般言語学の諸問題」は、エミール・バンヴェニストの21篇の論文が収録されている本。
構造と分析や、統辞機能など、言語と人間・文化の関係を含む一般言語学の諸問題について詳しく解説されています。
文化人類学、社会学、歴史学、精神分析と言語学の関連まで踏み込んで論旨展開されているので、多種多様な専門分野と絡めてことばの諸問題を考察したい人におすすめの本です。
誰でも言語学
「誰でも言語学」は、子供から大人まで誰でも楽しめる言語学の本。
日本語の助詞の不思議や、色々な外国語の癖など、言語学にまつわるいろいろな疑問について詳しく解説されています。
老若男女どんな人も興味を持てる内容なので、言語学に関する面白い雑学を披露したい人におすすめの本です。
意味がよくわかるようになるための言語学 体系機能言語学への招待
「意味がよくわかるようになるための言語学 体系機能言語学への招待」は、体系機能言語学について概説されている本。
言語とかかわるための体系機能的なストラテジーへの導入や、ジョン・ベイトマンのマルチモダリティ理論と方法論に関する論考など、体系機能言語学の全体像および代表的な論考について詳しく解説されています。
導入として言語を探究するのに必要な「言語のセンス」を高めるところから論述しているので、言語がもつ意味づくりの機能を理解したい人におすすめの本です。
日本語教師のための入門言語学演習と解説
「日本語教師のための入門言語学演習と解説」は、日本語教師に必要な知識で、難しいとされる言語学の理論を、身近な日本語を例にやさしく解説した本。
言語学の基礎知識や、構造主義言語学から最新の認知言語学など、日本語を題材にした言語学の要点について詳しく解説されています。
問題を解きながら理解を深める、わかりやすい構成でやさしい内容なので、初学者として言語学をこれから学びたい人におすすめの本です。
言語学の教室 哲学者と学ぶ認知言語学
「言語学の教室哲学者と学ぶ認知言語学」は、日々慣れ親しんだ日本語が揺さぶられる、“知的探検”の生きた記録となる本。
言語知識と心の働きや、認知主義の意味論など、認知言語学の核心となる考え方について詳しく解説されています。
豊富な例文を用いた痛快な議論がくり返される内容になっているので、認知言語学を学び始めている人におすすめの本です。
日本語は空気が決める 社会言語学入門
「日本語は空気が決める 社会言語学入門」は、生きた言葉が自己と他者に及ぼす影響を社会学的観点から考察している本。
会話におけるその場の空気を読んだふさわしい日本語の選び方や、言葉の使い分けを駆使して適確に気持ちを伝えるヒントなど、日本語独特の上手なコミュニケーション手法が詳しく解説されています。
日本語の微妙な違いは相手に異なる印象を与えるので、状況にあった言葉選びの法則を知りたい人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「言語学のおすすめ本」について解説しました。
今回ご紹介した本が、言語学の勉強に役立てば幸いです。
では、また。