
スプレッドシートのQUERY関数で特定の文字列を「含まない」行を抽出したい場合は「NOT+LIKE」もしくは「NOT+CONTAINS」を使いましょう。
当記事では、
- NOT+LIKEで文字列を含まない行を抽出する方法
- NOT+CONTAINSで文字列を含まない行を抽出する方法
について解説します。
文字列を「含まない」条件の考え方・作り方
QUERY関数で文字列を含まない行を抽出するための考え方としては、以下のように考えるとシンプルです。
要するに、「含むの条件式をNOTで逆にする」ということです。含むの逆は「含まない」なので、上記の考え方で条件式を記述していきます。
QUERY関数で文字列を含まない行を抽出する2つの方法
QUERY関数で文字列を含まない行を抽出する方法は大きく2種類あります。
- NOT+LIKEを使う方法
- NOT+CONTAINSを使う方法
では、「どちらの方法が良いのか?」についてですが、ぶっちゃけどちらでも良いです。
返ってくる結果は同じなので、やりやすい方、構文を覚えている方で問題ありません。SUM関数も「SUM(A1:A2」と書いても「SUM(A1,A2)」と書いても結果は同じですよね?それと同じです。
NOT+LIKEを使う
NOT+LIKEは以下の構文で動作します。
NOT+CONTAINSを使う
NOT+CONTAINSは以下の構文で動作します。
まとめ
今回は「NOT+LIKEで文字列を含まない行を抽出する方法」「NOT+CONTAINSで文字列を含まない行を抽出する方法」について解説しました。
QUERY関数で文字列を含まない行のみ抽出するには、「NOT(含むの条件式)」を記述すればOKです。初めは構文がややこしく感じるかもしれませんが、気にせずバンバン使って、徐々に慣れていきましょう。
では、また。