感染症とは、ウィルスや細菌など、人体に何らかの物質が侵入して生じる病気や症状のことです。新型コロナウィルスも感染症に含まれます。
この記事では、感染症についての知識を深めて実生活に役立てたい人向けに、「感染症のおすすめ入門本」を紹介します。
感染症の本を探している人はぜひ参考にしてください。
感染症のおすすめ入門本17選!
感染症のおすすめ入門本を17冊ご紹介します。
レジデントのための感染症診療マニュアル第4版
「レジデントのための感染症診療マニュアル第4版」は、読み継がれてきた「感染症診療のバイブル」の最新版の本。
診療一般に通じる諸原則や、発熱・感染症・抗菌薬という安易な発想からの決別など、病原の同定と適切な薬剤選択による診療について詳しく解説されています。
横断的な臨床医に必要な知恵と技術が詰まった渾身の一冊なので、最前線で感染症と戦うような人におすすめの本です。
感染症増補版広がり方と防ぎ方
「感染症増補版広がり方と防ぎ方」は、感染症の予防の方法がわかる本。
感染症の広がるメカニズムや、予防法について詳しく解説されています。
感染症の広がるメカニズムを通じての予防法を理解できるので、感染症対策の政策を決めているような人におすすめの本です。
感染症の世界史
「感染症の世界史」は、40億年の地球環境史の視点から、人類と対峙し続ける感染症の正体を探る本。
二〇万年の地球環境史と感染症、人類と共存するウイルスと細菌、日本列島史と感染症の現状などが詳しく解説されています。
薬剤に対する耐性を獲得し、強い毒性を持つなど進化を遂げてきた感染症の歴史について解説されているので、感染症の歴史に興味があるというような人におすすめの本です。
感染対策40の鉄則
「感染対策40の鉄則」は、医療関連感染対策を成功させるために、筆者が実践している40の鉄則をつぶさに紹介している本。
手指衛生消毒薬の使用量と手指衛生実施率の関係や、感染症の疫学的特徴に合わせた感染経路別予防策など、効果的な感染対策に欠かせない科学的視点や思考過程について詳しく解説されています。
医療機関で活用できる知識とコツが満載の充実の内容なので、医療関連感染対策を成功させたい、医療に従事しているプロフェッショナルな人におすすめの本です。
感染症の日本史
「感染症の日本史」は、感染症と対峙してきた日本人の知恵と照らし合わせながら今のパンデミックについて考えるための本。
平安時代や江戸時代の史書や隋書や、百年前の政治家や文豪の日記など、知られざる過去の感染症やそれにどのように立ち向かったのかについて詳しく解説されています。
今よりも衛生状態も技術も良くない過去に感染症が流行したときにどのように対処してきたのか昔の人の知恵が書かれているので、コロナ禍でただただ不安でいっぱいな人におすすめの本です。
気になるあの病気から自分を守る!感染症キャラクター図鑑
「気になるあの病気から自分を守る!感染症キャラクター図鑑」は、家族みんなでうつる病気から、大切な家族を守るための方法がよくわかる本。
インフルエンザ、ノロウイルス感染症、おたふくかぜから、デング熱、エボラ出血熱、MERSまで、43の感染症をキャラクター化し、症状や感染経路、予防や治療の方法などについて詳しく解説されています。
知っておきたい感染症がまとめてキャラクター化されているので、うつる病気の予防と対策をわかりやすく知りたいけど、感染症がちょっと苦手な人におすすめの本です。
感染症とワクチンについて専門家の父に聞いてみた
「感染症とワクチンについて専門家の父に聞いてみた」は、人類がたどった“感染症との闘い”がマンガでわかる本。
ロタ、ヒブ、風疹、麻疹、おたふくかぜなど幼児期に必ず受けた予防接種でよく聞く感染症ウイルスについて詳しく解説されています。
ウイルス学の専門家である中山哲夫氏監修のもと作られたコミックエッセイなので、人類がたどった“感染症との闘い”に興味があるというような人におすすめの本です。
感染症対人類の世界史
「感染症対人類の世界史」は、類は感染症とどう向き合い、克服してきたかの歴史について書かれた本。
冷静に感染症と向き合う術など、過去の感染症について詳しく解説されています。
天然痘、ペスト、スペイン風邪などの昔の感染症をについて書かれてるので、感染症の歴史に興味がある人におすすめの本です。
絵でわかる感染症withもやしもん
「絵でわかる感染症withもやしもん」は、感染症界のエース・岩田健太郎先生と菌漫画の金字塔・もやしもんの夢のコラボで感染症について書いた本。
感染症について知っておくべきことや、考えるべきことなど、どのように感染症に立ち向かっていけばいいかということについて詳しく解説されています。
絵を交えて面白おかしく描かれているので、楽しく感染症について学びたいような人におすすめの本です。
図解感染症の世界史
「図解感染症の世界史」は、新型コロナウィルスを含む世界の感染症の歴史について書かれた本。
パンデミックのフェーズなど、感染症の広がり方や、過去の感染症歴史から感染症が社会を如何に変えてきたかについて詳しく解説されています。
今までの人類と微生物の攻防の歴史について書かれた本なので、完全症の世界史を知りたい人におすすめの本です。
新型コロナウイルス感染症[COVID-19]
「新型コロナウィルス感染症[COVID-19]」は、コロナ専門病院での診療のノウハウや病棟管理、職員の健康管理などが書かれている本。
軽症や、中等症患者など、そのような人々の対応について詳しく解説されています。
患者や医療者の動線なども細かく記されているので、新型コロナに対応する医療機関に勤務しているような人におすすめの本です。
感染症と世界史人類はパンデミックとどう戦ってきたか
「感染症と世界史人類はパンデミックとどう戦ってきたか」は、感染症の歴史とどのようにして人々が疫病を克服していったのかについて書かれている本。
世界的パンデミックの歴史や、以前どのような病気が流行ったかなど、感染症と人々の闘いについて詳しく解説されています。
今までにの感染症の歴史などについて書かれているので、今のコロナ禍において「昔流行った病気はなぜ今はほとんど流行らなくなったのだろう?どうやって克服したのだろう?」と思うような人におすすめの本です。
呼吸器ジャーナルCOVID-19の病態・診断・治療現場の知恵とこれからの羅針盤
「呼吸器ジャーナルCOVID-19の病態・診断・治療現場の知恵とこれからの羅針盤」は、現時点で判明したCOVID-19の知見についてまとめた本。
肺炎の画像診断や、治療薬剤の臨床試験など、COVID-19の疫学・診断・治療について詳しく解説されています。
現時点でのCOVID-19治療のエビデンスがまとめられているので、最前線の臨床医でCOVID-19の治療に立ち向かっているような人におすすめの本です。
感染症と文明共生への道
「感染症と文明共生への道」は、人間社会と感染症との関わり方を歴史的に考察している本。
人類が経験してきた感染症の種類や、当時の防疫対策など、社会に与えた影響について詳しく解説されています。
社会学の視点から感染症をとらえているので、文化の発展過程に興味を持っているような人におすすめの本です。
みんなに話したくなる感染症のはなし 14歳からのウイルス・細菌・免疫入門
「みんなに話したくなる感染症のはなし 14歳からのウイルス・細菌・免疫入門」は、大人気・病理学者が感染症についてわかりやすく解説してくれる本。
様々な種類のウイルス・細菌や、免疫の仕組みなど、感染症のすべてについて詳しく解説されています。
感染症の根本的な原理や治療についてしっかり解説してくれるので、感染症に立ち向かう知識を得たいような人におすすめの本です。
感染症にも負けない防衛体力のつくり方
「感染症にも負けない防衛体力のつくり方」は、病気から体と心を守り抜く方法を解説している本。
免疫力や、適応力など、病気から身を守る防衛体力について詳しく解説されています。
ちょっとした生活習慣の工夫で防衛体力を高める方法が紹介されているので、日頃不摂生やストレスなどで防衛体力が不足しがちな人におすすめの本です。
感染症プラチナマニュアル2020
「感染症プラチナマニュアル2020」は、感染症のメカニズムについて学術的に分かりやすく書かれた本。
原因や治療法など、感染症について医療的に詳しく解説されています。
他には無い専門的な解説がメインなので、感染症について勉強中な人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「感染症のおすすめ入門本」について解説しました。
感染症の侵入ルートや症状はさまざまです。感染症の正しい知識を身につけて、自分と大切な人の命を守りましょう。
では、また。