「ビジネス×アート」でおなじみの山口周さん。
数多くの本を出版される傍ら、外資系コンサルタントも努めていたというすごい経歴の持ち主です。
当記事では、
について解説します。
山口周さん著書のおすすめ本13選
山口周さん著書のおすすめ本を13冊紹介します。
世界観をつくる「感性×知性」の仕事術
クリエイティブディレクターの水野学さんと、山口周さんの対談を本にした1冊です。
ビジネスで世界観を作るポイントは、以下の3点だと言われています。
- 意味をつくり、価値を転換させる
- 物語をつくり、シーンを演出する
- 文脈をつくり、情報表現を適正化する
とはいっても上記3点は抽象的で、実行するのは簡単なことではありません。
その中で世界観をつくるプロとも言える2人が、普段どのようなことに目を向けて世界観を作っているのか知りたい人におすすめの本です。
世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?
一見、なんの関係もなさそうなビジネスとアートですが、グローバル企業では幹部候補をアートスクールに送り込むなど、世界のエリートたちがアートや芸術への美意識を大切にする動きが加速しています。
これまでのビジネスは「分析」「論理」「理性」など、正解を導く能力に重きを置かれていました。しかし現代では、「そもそもの正解は何なのか」「本来どうあるべきなのか」など、現状から問題を見つける「美意識」とも言える感性が必要とされています。
ビジネスにおける美意識を磨くにはどうすれば良いのかについて知りたい人におすすめの本です。
武器になる哲学
役に立たない学問と揶揄されることも多い哲学ですが、使い方によってはビジネスパーソンの大きな武器になります。
本書では「人」「組織」「社会」「思想」という4つのパートに分けて、哲学をビジネスに活かす方法について書かれています。
たくさんの本に散らばった哲学のエッセンスを、1冊でまとめて知ってビジネスに活かしたい人におすすめの本です。
ニュータイプの時代
従来までの「正解を出せる人=エリート」という時代から、「問題を見つけられる人=エリート」の時代になったことについて解説している本です。
大学のセンター試験しかり、日本の学校教育では、作られた問題に対して正しい答えを出せる能力に重きを置いています。
しかし山口周さんによると、これからの時代はそもそもの問題を出せる人が求められる時代になると言います。
未来で求められるリーダー・エリートとは、一体どのような人物なのか知りたい人におすすめの本です。
仕事選びのアートとサイエンス
20代30代のビジネスパーソンであれば、「自分の天職とは一体何なのか」と、自分のキャリアに悩むこともあるでしょう。
本書では広告業界やコンサルティング業界での転職経験を持つ山口周さんが、自身が提唱する新しいキャリア戦略について語ります。
これから転職を考えている人や、自分の天職がわからず悩んでいる人におすすめの本です。
トップ1%に上り詰めたいなら、20代は“残業”するな
世の中には、自分の成長に結びつく「良い仕事」と「悪い仕事」があります。
ただがむしゃらに残業をしたり、上司に言われたことをひたすらこなしたりしているだけでは、トップ1%に上ることは難しいでしょう。
自分の成長を加速させる「良い仕事」を引き寄せ、トップ1%のビジネスパーソンを目指したい人におすすめの本です。
知的戦闘力を高める 独学の技法
MBAを取らずに外資系コンサルタントになった著者が実践した「独学技術」について解説した本です。
本書では独学術を「知的生産術」と位置づけ、情報を得る学びだけでなく、情報を生み出す(生産する)学びも含めて解説しています。
山口周さんのように独学で知的戦闘力を高めたい人におすすめの本です。
外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術
電通からBCGに移籍する際、経営学書を1,000冊以上読んだという山口周さん。
MBAに通わずに完全独学で経営の基礎を頭に叩き込むために、山口周さんはどのような読書法を実践したのでしょうか?
山口周さんの読書術について知りたい人におすすめの本です。
外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント
外資系コンサルタント時代、山口周さんが実際に使っていたというプロジェクトマネジメントのコツを集めた本です。
プロジェクトの全体感を掴む方法からメンバーとのコミュニケーションまで、プロジェクトマネジメントに必要な幅広い方法を学ぶことができます。
超一流コンサルタントから、プロジェクトマネジメントのコツを知りたい人におすすめの本です。
外資系コンサルのスライド作成術
ビジネスパーソンにとって必須のプレゼンテーションスキルについての本です。
元外資系コンサルタントの山口周さんは、言わずもがなプレゼン資料作りの達人ですよね。
山口周さんがコンサルタント時代から実践してきたプレゼン資料作りのノウハウを知りたい人におすすめの本です。
「仕事ができる」とはどういうことか?
「仕事ができる」の定義がスキルからセンスへと移り変わっているのではないかという本です。
昔はすべて自分でやらなければいけなかった仕事が、今では外注やシステム化、仕組み化など、さまざまな方法で代替可能になっています。
経済発達した現代において「仕事ができる人材」を目指している人におすすめの本です。
外資系コンサルの知的生産術
山口周さんが外資系コンサル時代に実践していた知的生産術についての本です。
成果の出る知的生産をする秘訣は、実は「思考の技術」ではなく「行動の技術」にあると言います。
思考よりも大事な行動の技術とは何か、山口周さんの知的生産術について知りたい人におすすめの本です。
世界で最もイノベーティブな組織の作り方
日本には高い創造性を持った個人や組織がたくさんありますが、それらがなぜ「イノベーション」を起こせないのか解説した本です。
本書ではイノベーションが起きにくい原因を、「組織」と「リーダーシップ」に問題があるとし、イノベーションに必要な組織とリーダーシップについて解説しています。
イノベーションを起こしやすい環境を作りたい人におすすめの本です。
まとめ
今回は「山口周さん著書のおすすめ本」について解説しました。
山口周さんは著書が多いため著述家と言われることも多いですが、広告業界やコンサル業界などサラリーマン時代にも大きな成果を上げてきた方です。
山口周さんの思考法や行動法には多くの学ぶべきポイントがあるので、これを機会にあなたも1冊読んでみてはいかがでしょうか?
では、また。