無料のBIツールとして真っ先に候補に上がるのが「Looker Studio(旧Googleデータポータル、旧データスタジオ)」ですよね。
Tableauなどの有料ツールの前に、まずは無料ツールで試してみるのはとても賢い選択です。しかし、Looker Studioの設定は以外と複雑で、いざやろうと思うと面食らう人が少なくないのが実情。
そこで当記事では、Googleデータポータルを初めて使う人向けに「Looker Studioのおすすめ本」というテーマで、Looker Studioの使い方を勉強するのにおすすめの本を5冊ご紹介します。
Looker Studioのおすすめ本6選
Looker Studioのおすすめ本を6冊ご紹介します。
Googleデータポータルによるレポート作成の教科書
Amazonで調べてみたところ、Googleデータポータルをタイトルに含む書籍はこの本1冊のみでした。
マイナビ出版で、かつアクセス解析のプロ「小川卓さん」も監修しているので、後続で出版するのをみなさん控えているのかもしれないですね。
内容は「Googleアナリティクス」「スプレッドシート」「BigQuery」などいわゆるDB機能を備えたツールからデータを抽出し、Googleデータポータルで集計・可視化する方法をわかりやすく解説しています。
また、ツールの使い方に留まらず、実務に役立つレポート作成の方法や実際のレポート事例についても紹介されているので、BIツール初心者でもイチから勉強しやすい構成になっています。
実務でGoogleデータポータルを使うすべての人に一度読んでいただきたい一冊です。
BIツール活用超入門GoogleDataPortalではじめるデータ集計・分析・可視化
「BIツール活用超入門GoogleDataPortalではじめるデータ集計・分析・可視化」は、BIツールに初めて触れる人の「最初の一歩」をサポートする本。
BIツールの基本や、BIツールが使われるケースなど、BIツールの基本から使い方について詳しく解説されています。
初心者でも簡単に使える「Google Data Portal」でデータ集計・分析・可視化をわかりやすく解説されているので、BIツールの全般の知識を身につけたい人におすすめの本です。
Googleアナリティクス デジタルマーケティングを成功に導く解析・改善のための操作ガイド
Googleアナリティクスの解説がメインの本ですが、GoogleアナリティクスとGoogleデータポータルの連携について詳しく解説されていたのでご紹介します。
きちんと設定すればGoogleアナリティクスでもかなりのデータを収集・蓄積できるので、データ担当者としてGoogleアナリティクスをマスターするのはとてもおすすめです。
Googleデータポータルと一緒にGoogleアナリティクスの勉強もしたい人におすすめの本です。
できる逆引き Googleアナリティクス
いわゆるGoogleアナリティクスの逆引きリファレンス本です。
先ほど紹介した本とは別角度でGoogleアナリティクスについて解説されているので、2冊以上でがっつり勉強したい人向けにご紹介しました。
もちろんGoogleデータポータルとの連携についても解説されているので、復習用やリファレンス用に1冊持っておきたい人におすすめです。
Googleオプティマイズによるウェブテストの教科書
解説本としては珍しいGoogleオプティマイズの使い方について解説されている書籍です。
Googleオプティマイズ単体でも使えますが、わかりやすく可視化することでよりAbテストなどの改善業務が加速します。
GoogleオプティマイズとGoogleデータポータルを同時に上手く使いこなしたい人におすすめの本です。
ビジネスデータサイエンスの教科書
「データをどのようにビジネスに活かすか」について解説されている本です。
Googleデータポータルについての本ではありませんが、どのようにデータを活用していくかという考え方の部分を勉強するのにおすすめの1冊です。
データ活用の方向性や、レポーティング時の考え方など、データリテラシーを高めたい人におすすめの本です。
まとめ
今回は「Looker Studioのおすすめ本」というテーマで解説しました。
BIツールには無料から有料までさまざまな種類がありますが、まずは無料ツールで試してみてはいかがでしょうか。
百聞は一見にしかず。無料なので、まずは実際に触ってみましょう。
▼予算がある場合は有料のTableau(タブロー)もおすすめです。