スプレッドシートで分散や標準偏差の求める方法をご存知でしょうか?
数値分析によく用いられるこれらの統計量は、スプレッドシートの関数を使えば簡単に求めることができます。
当記事では、
というテーマで解説します。
スプレッドシートで分散・標準偏差を求める方法
スプレッドシートで分散・標準偏差はそれぞれ関数を使って求められるので、それぞれの統計量を求めるスプレッドシート関数の種類と使い方を紹介します。
統計学に詳しい方であればご存知だと思いますが、分散・標準偏差にはデータが母集団の一部か全体かによって使い分けが必要です。
データが母集団の一部の場合は不偏分散・不偏標準偏差、データが母集団そのものの場合は母集団分散・母集団標準偏差を求めます。
不偏分散の出し方【VAR関数】
分散はVAR関数を使うことで求められます。
なお、範囲にテキスト値が入っていた場合はスキップされます。テキスト値は0としてカウントしたい場合は、VARA関数を使いましょう。
母集団全体の分散の出し方【VARP関数】
母集団全体の分散はVARP関数を使うことで求められます。
なお、範囲にテキスト値が入っていた場合はスキップされます。テキスト値は0としてカウントしたい場合は、VARPA関数を使いましょう。
不偏標準偏差の出し方【STDEV関数】
不偏標準偏差はSTDEV関数を使うことで求められます。
なお、範囲にテキスト値が入っていた場合はスキップされます。テキスト値は0としてカウントしたい場合は、STDEVA関数を使いましょう。
母集団全体の標準偏差【STDEVP関数】
母集団全体の標準偏差はSTDEVP関数を使うことで求められます。
なお、範囲にテキスト値が入っていた場合はスキップされます。テキスト値は0としてカウントしたい場合は、STDEVPA関数を使いましょう。
まとめ
今回は「スプレッドシートで分散・標準偏差を求める方法」について解説しました。
分散と標準偏差はスプレッドシート関数を使えば簡単に求められます。統計量を上手く活用して、ビジネスを効率的に進めていきましょう。
では、また。