複数セルの文字列を結合させたいときは「CONCATENATE関数(読み方:コンキャットネート、発音:weblio)」を使いましょう。
CONCATENATE関数で範囲指定をすれば、簡単に複数セルの文字列を結合させることができます。
当記事では、
- CONCATENATE関数とは何か
- CONCATENATE関数の使い方・構文
- 範囲指定で結合する方法
- 途中でスペースを入れる方法
について解説します。
CONCATENATE関数とは?
CONCATENATE関数は「『複数の文字列』を『1つの文字列』に結合して返す関数」です。
姓と名を結合させたり、都道府県と市区町村以下を結合させたりなどさまざまな使い方ができる便利な関数です。
CONCATENATE関数の使い方・構文
CONCATENATE関数で結合する文字列を指定する方法は大きく2つあり、以下2種類の構文で動作します。
文字列で指定する方法
範囲指定で結合する方法
途中でスペースを入れる方法
※途中でダブルクォーテーションで囲んだスペースを挟む。
結合とは逆に分解させたいときは?
CONCATENATE関数は結合関数ですが、逆に分解させたいときには以下の関数がおすすめです。
SPLIT関数
区切りの判定が「文字数」よりも「文字」の方がやりやすい場合はSPLIT関数を使いましょう。
LEFT・RIGHT関数
=RIGHT(文字列, 文字数)
LEFT関数(RIGHT関数)は「指定した文字列の先頭(末尾)から部分文字列を返す関数」です。
文字列の先頭、または末尾から任意の文字数の文字列を抽出したい場合には、LEFT関数(RIGHT関数)を使いましょう。
MID関数
MID関数は「文字列の指定した開始位置から任意の長さの文字列を返す関数」です。
規則性のある文字列の中から文字列を抽出したい場合には、MID関数を使いましょう。
まとめ
今回は「CONCATENATE関数とは何か」「CONCATENATE関数の使い方・構文」について解説しました。
CONCATENATE関数は、少ない記述で簡単に複数文字列を結合できる便利な関数です。姓名の結合、住所の結合などさまざまな使い道があるので、ぜひ活用してみてください。
では、また。