少子高齢化や地方過疎化が問題視されるに連れ、経済やビジネス界で「地方創生」が叫ばれるようになりました。
しかし、地方創生という言葉は知っているものの、具体的な定義や現在の状況、何が障壁となっているのかなど細かい部分までは知らない人も多いのではないでしょうか。
この記事では、地方創生について知識を深めたい人向けに、「地方創生のおすすめ本」を紹介します。
地方創生の本を探している人はぜひ参考にしてください。
地方創生のおすすめ本ランキング10選!
地方創生のおすすめ本を10冊ご紹介します。
まちづくり幻想地域再生はなぜこれほど失敗するのか
「まちづくり幻想地域再生はなぜこれほど失敗するのか」は、幻想を打ち破り、ほんとうに地域が立ち直るための「本音の」まちづくり論が書かれている本。
元の悪しき習慣から、行政との間違った関係性など、地域のために!」という情熱を注ぐ事業のブラック化など、豊富な事例について詳しく解説されています。
著者が見聞きしてきた全国の事例と数字などのファクトをベースに、「そんなに甘くない」まちづくりのリアルが書かれているので、街づくりに興味がある人におすすめの本です。
地方創生大全
「地方創生大全」は、日本一の地方活性・まちづくり請負人・木下斉氏が明日から取り組める具体的な「再生の方法」を提言する地方創生ガイド本。
地方が抱える問題の構造を明らかにし、「ネタ」「モノ」「ヒト」「カネ」「組織」の5つに体系化して詳しく解説されています。
地域振興の成果に伸び悩む自治体の処方箋となる一冊なので、地方創生を担う行政人におすすめの本です。
SmartCity5.0地方創生を加速する都市OS
「SmartCity5.0地方創生を加速する都市OS」は、東日本大地震後の復興策としてスタートした会津若松市のスマートシティプロジェクトを紹介する本。
コンセプトから具体的な取り組みの内容まで、今とこれからの会津若松市を活性化させる「SmartCity5.0」について詳しく解説されています。
これからのまちづくりの手引き書・事例集として参考になる内容なので、地方創生・スマートシティに携わる人におすすめの本です。
世界の地方創生 辺境のスタートアップたち
「世界の地方創生 辺境のスタートアップたち」は、「地方創生」という切り口で世界の先端ローカルビジネスの事例を集めた本。
世界各地の概観と、辺境の地で新たなビジネスの道を切り開いた起業家や自治体の取り組みが詳しく解説されています。
勇敢な先人たちの挑戦が、リアルに、そして魅力的に紹介されているので、地方創生に関心のある人、何かを始めようとする人におすすめの本です。
地方創生ビジネスの教科書
「地方創生ビジネスの教科書」は、地方が生き残る為の解決策を事例をもとに紹介している本。
日本の北から南までのさまざまなタイプの地方創生ビジネスの成功事例について詳しく解説されています。
10県の地方創生ビジネス事例が詳しく書かれているので、これからの地方創生ビジネスのヒントとしても、これからビジネスを初めていく人におすすめの本です。
地方消滅創生戦略篇
「地方消滅創生戦略篇」は、地方消滅を避け、真の地方創生へ進むシナリオについて書かれている本。
若者が地方に残れるようにするには、所得を増やすことが必要で、そのためには生産性を上げなければならないなど、地方の産業再生の方向について詳しく解説されています。
若者が地方に留まらず都心に流出する原因などについて書かれているので、地方が衰退する原因や、私たちにできる今後の対策について知りたい人におすすめの本です。
地方創生の正体 なぜ地域政策は失敗するのか
「地方創生の正体 なぜ地域政策は失敗するのか」は、沈みゆく地方の仕組みが書かれている本。
地方政策の失敗の検証や、地方創生の国策の罠など統治構造について詳しく解説されています。
地方の政策の失敗や現状分析から地方政策のありかたについて考えることができるので、地方の政策に携わっているような人におすすめの本です。
実践から学ぶ地方創生と地域金融
「実践から学ぶ地方創生と地域金融」は、実現に導いた関係者の役割や事業スキームを先行例から解説している本。
事業者・行政・地域金融の創造的な連携で生まれた持続可能な経済循環など、サステイナブルな経済循環について詳しく解説されています。
行政・地域金融の創造的な連携で生まれた持続可能な経済循環など、実現に導いた関係者の役割や事業スキームを好事例11件について解説しているので、地域の経済活動の促進を考えている人におすすめの本です。
地域再生の失敗学
「地域再生の失敗学」は、経済学者、研究者、実業家、政治家による議論を収録し、真の地方再生を達成するための考えについて書かれている本。
これまでに実践された多くの試みがなぜ失敗に帰したのか、真の地方再生に不可欠な条件は何か、今の日本に必要な地域再生の在るべき姿について詳しく解説されています。
一線で地域再生に取り組む専門家たちの議論から多角的な学びが得られるので、地方再生に主体的に取り組む立場の人におすすめの本です。
地方創生への挑戦 SBIグループが描く新しい地域金融
「地方創生への挑戦 SBIグループが描く新しい地域金融」は、北尾社長の地方創生への熱い思いを綴った本。
地域金融機関と提携を進めてきたSBIグループが描く地方創生のこれからのビジョンについて詳しく解説されています。
北尾社長の経営哲学についても書かれているので、SBIグループの地方創生への取り組みや地域金融の在り方を勉強している人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「地方創生のおすすめ本」について解説しました。
地方創生はビジネスチャンスだけでなく、社会や地域への貢献にも繋がります。
手に職ついてきたなぁという方は、地方での起業や新規事業も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
では、また。