SDGsとは、国連サミットで採択された「持続可能な開発目標」のことです。地球にも人にもやさしく、それでいて技術や経済発展も目指しましょうというやつですね。
この記事では、中学生や高校生にもわかりやすい「子供向けのSDGs本」から、大学生や会社員が電車内などで「サクッと読みやすいSDGs本」、最新のビジネスとも絡めた「ビジネスマン向けのSDGs本」まで網羅的に「SDGsのおすすめ入門本」を紹介します。
SDGs関連の書籍を探している人はぜひ参考にしてください。
子ども向けSDGs本おすすめ9選【中学生・高校生】
まずは中学生や高校生でもわかりやすく丁寧に書かれている「子ども向けのおすすめSDGs本」を紹介します。
読書感想文の題材にもしやすいSDGs本なので、読書感想文の本選びに困っている人も参考にしてください。
こどもSDGs(エスディージーズ)なぜSDGsが必要なのかがわかる本
「こどもSDGs(エスディージーズ)なぜSDGsが必要なのかがわかる本」は、未来を担うこどもたちに対し、SDGsと世界が直面する解決すべき問題、そして私たちの生活との関連をわかりやすく解説している本。
17の目標や、私達の身近なところからの取り組みなど、SDGsについて詳しく解説されています。
SDGs(エスディージーズ)とは… 国連が決めた2030年までに世界の人々が達成しなければならない目標のことなので、その目標を詳しく知りたいと思っているような人におすすめの本です。
SDGsについて日本と海外の課題について書かれてるので、SDGsに関心はあるけど、自分にできることが何かわからない人におすすめの本です。
わたしがかわるみらいもかわるSDGsはじめのいっぽ
「わたしがかわるみらいもかわるSDGsはじめのいっぽ」は、SDGsの基本的な理念を理解できる本。
持続可能な成長や社会づくりについて詳しく解説されています。
SDGsの概要や絵本の各頁のねらいなども、分かりやすく解説されているので、子供のみならずおうちの方や先生でSDGsについて熱心な人におすすめの本です。
みんなのSDGs
「みんなのSDGs」は、子供から大人までわかりやすくSDGsが学べる本。
地球でおこっている様々な問題や、今できることなど、SDGsについて詳しく解説されています。
子どもから大人までわかりやすく楽しく学べるので、SDGsについてまだ真っ白な人におすすめの本です。
お笑い芸人と学ぶ13歳からのSDGs
「お笑い芸人と学ぶ13歳からのSDGs」は、持続可能な開発目標について紹介している本。
SDGsとは何かや、SDGsの具体的な行動について詳しく解説されています。
13歳の子供にも分かりやすいように、イラストを活用し漢字表記にも気を配ってあるので、SDGsの入門書を探したり親子で学んだりしたいと思っているような人におすすめの本です。
世界がぐっと近くなるSDGsとボクらをつなぐ本
「世界がぐっと近くなるSDGsとボクらをつなぐ本」は、SDGsを小中学生でも理解できるように解説した本。
目標ごとにキーワードを設定し、その言葉からSDGsを理解できるように、SDGsについて詳しく解説されています。
池上彰先生によるSDGs特別講義も収録されているので、SDGsをこれから勉強しようという意欲的な人におすすめの本です。
未来を変える目標SDGsアイデアブック
「未来を変える目標SDGsアイデアブック」は、子供から大人までSDGsについて楽しく学べる本。
優れたアイデアに焦点を当てた世界の活動事例や、SDGsを読み解く様々な専門家の視点など、持続可能な開発のための目標 SDGs (エス・ディー・ジーズ)について詳しく解説されています。
豊富な事例も紹介されてわかりやすく、SDGsの雰囲気をつかむ入門書でもあるので、これからSDGsについて学びたいと思っているような人におすすめの本です。
2030年の世界地図帳
「2030年の世界地図帳」は、SDGsの枠組みを借りながら今起こりつつある変化について語る本。
GAFAMによる世界支配を推進するアメリカや、一帯一路で経済圏を拡大しようとする中国など、それぞれの地域に独自の戦略が根づいていることについて詳しく解説されています。
全編を通じて「地図」を多用しているので、世界の状況が一目でわかるので今これらを勉強中な人におすすめの本です。
SDGs国連世界の未来を変えるための17の目標
「SDGs国連世界の未来を変えるための17の目標」は、持続可能な開発目標(SDGs)について書かれている本。
SDGsの17の目標について詳しく解説されています。
多くの小学生にも知ってもらえるように分かりやすく書かれているので、小学生や、大人でもSDGs入門書が必要な人におすすめの本です。
未来をつくる道具わたしたちのSDGs
「未来をつくる道具わたしたちのSDGs」は、SDGsとは何かや具体的な実践を紹介している本。
SDGsの17ゴールや169ターゲットについて詳しく解説されています。
ビジュアルな紙面が分かりやすいので、SDGsを一から学びたいような人におすすめの本です。
大学生や社会人向けの読みやすいSDGs本おすすめ7選
続いては大学生や20代の若手会社員におすすめしたいサクッと読めるSDGs本を紹介します。
SDGs初心者にもわかりやすく書かれている本や、漫画や新書など短時間でサクッと読める本を中心に紹介するので、まずは一冊SDGsの本を読むならこれから紹介する本がおすすめです。
マンガでわかるSDGs
「マンガでわかるSDGs」は、漫画を通じてSDGsの概念等を分かりやすく理解出来る本。
静岡県の企業での実例や、取り組み方など、SDGsの活用について詳しく解説されています。
SDGsについて分かりやすく説明しているので、企業を先導し、SDGsの取組の推進が必要な人におすすめの本です。
60分でわかる!SDGs超入門
「60分でわかる!SDGs超入門」は、SDGsに取り組む企業のインセンティブと意義についてサプライチェーン&バリューチェーンの視点からわかりやすく解説した本。
ビジネスとSDGsを両立させている事例も合わせて紹介してるなど、企業が取り組むべき課題と目標について詳しく解説されています。
国連が策定した17の目標と169のターゲットや企業のインセンティブ等、サプライチェーン&バリューチェーンの事に説明してるので、SDGsに興味があるが詳しくは理解してない人におすすめの本です。
SDGs 危機の時代の羅針盤【新書】
「SDGs 危機の時代の羅針盤」は、SDGsのイロハ、交渉秘話、SDGsの現状、プロが見たその強みと展望などについて書かれた本。
著者の国連での交渉経緯と、日本でのSDGs活動の2つのテーマなど、国連におけるSDGsの策定、日本の地域や企業などでの実践について詳しく解説されています。
各国の利害が衝突するなかでSDGsが採択された過程が明らかにされていますので、「経済成長、社会的包摂、環境保護」を調和させ持続可能な成長につなげるSDGsの理念を学びたい人におすすめの本です。
SDGs 持続可能な開発目標【新書】
「SDGs(持続可能な開発目標)」は、経済・社会・環境にまたがる17の目標を2030年までに達成することを求めている本。
経済目標や、社会目標など、飢えや貧困を無くすことや、性差を認め、男女平等社会を実現することについて詳しく解説されています。
「SDGs (持続可能な開発目標)」の解説をしているので、本格的入門書を求めているような人におすすめの本です。
SDGsの基礎
「SDGsの基礎」は、SDGsに取り組む全ての人のためにSDGsの基礎を解説している本。
SDGsとは何かや、2030年の望ましい未来とはどのようなものかなど、SDGsをどのように捉えどのように取り組むかについて詳しく解説されています。
SDGsをどのように新規事業に役立てるか広報としてどのように活用するかについて解説されているので、経営者や経営企画担当者のような人におすすめの本です。
コーヒーで読み解くSDGs
「コーヒーで読み解くSDGs」は、コーヒーを通して SDGsを紐解き、解説していく本。
コーヒーを通して考えるSDGsのアイデアについて詳しく解説されています。
コーヒーを通してとりくめるSDGsについて知ることができるので、身近なものからSDGsを考えたい気持ちな人におすすめの本です。
図解SDGs入門
「図解SDGs入門」は、豊富なイラストや図表で、データを正しく読み解き、世界や日本の課題がひと目でわかる本。
数あるSDGsの指標やターゲットの中から、「今すぐ」取り組めるものを集めて解説してるので、調べ学習やSDGsの計画作りについて詳しく解説されています。
SDGs×ビジネスを勉強したい人向けのSDGs本おすすめ8選
SDGsと切っても切り離せないのが「SDGs×ビジネスのお話」です。
人と地球に優しくしながらも、経済成長も続けていかなればいけません。それらをどのように両立していけば良いのか知りたい人におすすめの本を紹介します。
SDGs入門
「SDGs入門」は、SDGsをビジネスにどう活かすことができるのかについて書かれた本。
実際にSDGsを導入して成功している企業の事例など、 SDGsとビジネスの関係性について詳しく解説されています。
SDGsとは何か、ビジネスでの関係性など基本的なことが書かれてるので、SDGs入門者の人におすすめの本です。
SDGsの実践 自治体・地域活性化編
「SDGsの実践 自治体・地域活性化編」は、自治体職員や地域活性に取り組む地域企業の方を念頭に、持続可能な地域社会の実現に向けて、SDGsをどのように理解し、取り組めばよいかについて整理している本。
地方自治体としてSDGsを理解・活用したいなど、地域におけるSDGsの活用について詳しく解説されています。
SDGsの実践を通して持続可能な社会の実現を目指す事に書かれた本なので、地方自治体に携わってる人におすすめの本です。
SDGsが生み出す未来のビジネス
「SDGsが生み出す未来のビジネス」は、ビジネスとSDGsについて書かれている本。
ビジネスにSDGsを具体的にどう取り入れるかについて詳しく解説されています。
SDGsを実践するためのやさしい解説書なので、SDGsを事業に取り入れたい熱心な人におすすめの本です。
SDGs実践入門 中小企業経営者&担当者が知っておくべき85の原則
「SDGs実践入門 中小企業経営者&担当者が知っておくべき85の原則」は、「SDGsってなんだろう? 」から、「じゃあ、なにをすればいいの? 」へ、その一歩を踏み出すための本。
中小企業においてSDGsに取組む際にガイドとなるよう、SDGsとは何かといった基礎の基礎から解りやすく説明されてるなど、中小企業におけるSDGsの使い方について詳しく解説されています。
SDGsについて中小企業がビジネスに生かせるように、簡潔にまとめられてるので、中小企業経営者でSDGsを学びたい人におすすめの本です。
小さな会社のSDGs
「小さな会社のSDGs」は、SDGsの基本から具体的な実践方法までを解説し、企業の「持続可能」な会社への生まれ変わりを手助けする本。
豊富なイラストや図解を添えて、SDGsの実践のポイントが3Action×7Stepでわかりやすく詳しく解説されています。
SDGsの基礎知識や周辺知識も丁寧にしっかりフォローされているので、SDGsの導入段階で困っている人におすすめの本です。
SDGs思考 2030年のその先へ17の目標を超えて目指す世界
「SDGs思考2030年のその先へ17の目標を超えて目指す世界」は、多くの企業のサステナビリティを支援する田瀬和夫氏がSDGsを経営戦略に組み込むさいに役立つ思考法の解説をした本。
SDGsに通底する世界観の理解や、ビジネス実装に役立つ思考法など、ビジネスにSDGsを実装するためのヒントについて詳しく解説されています。
より広い視野でSDGsを眺め、自社のビジネスを振り返られるよう導いてくれるので、これからの経営にSDGsを組み込もうと考えているような人におすすめの本です。
企業と社会 サステナビリティ時代の経営学
「企業と社会 サステナビリティ時代の経営学」は、CSR、サステナビリティ、SDGs等、経済・環境・社会の関りの中で、企業に求められる役割やどのような取り組みが行なわれているかを体系的に解説している本。
CSR論の歴史・学説など、サスティナビリティ時代の経営について詳しく解説されています。
SDGsやCSRなど、これからの環境を配慮した経営について書かれているので、会社経営者の人におすすめの本です。
ESG経営の実践 新国富指標による非財務価値の評価
「ESG経営の実践 新国富指標による非財務価値の評価」は、E(環境)・S(社会)・G(企業統治)を重視した経営の実践について書かれている本。
自然や健康・教育など、「見えない価値」を数値化する事など、評価法「新国富指標」について詳しく解説されています。
新国富指標による非財務価値の評価 について書かれているので、SDGsによる国際社会の取り組みについて興味がある人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「SDGsのおすすめ入門本」について解説しました。
SDGsは世界経済のトレンドになりつつあります。地球や人にやさしくない産業はこれから淘汰されていくかもしれません。
トレンドに遅れる前に、今のうちにSDGsについて最低限の知識くらいは身につけておきましょう。
では、また。