紛争地域を中心に、世界の貧困問題は未だ解決の出口が見えません。
この記事では、世界の貧困について理解を深めたい人向けに、「世界の貧困のおすすめ本」を紹介します。
世界の貧困の本を探している人はぜひ参考にしてください。
世界の貧困のおすすめ本ランキング7選!
世界の貧困のおすすめ本を7冊ご紹介します。
この世界を知るための大事な質問
「この世界を知るための大事な質問」は、写真をもとに世界で起きている問題を紐解いていく本。
貧困や、教育、児童労働、紛争、人身売買など、貧困地域の子どもたちの日常風景の写真から、一見気づかないような問題や大事なメッセージについて詳しく解説されています。
難しい問題を写真から紐解き、Q&A方式でわかりやすく解説されているので、長い本、難しい本は苦手だけど、貧困を始めとした世界で起きている問題について知りたい人におすすめの本です。
絶対貧困世界リアル貧困学講義
「絶対貧困世界リアル貧困学講義」は、世界の貧困の現実が分かる本。
それぞれの貧困社会の生活や、住む人々の感情など、世界の貧困の様々なリアルな姿について詳しく解説されています。
画一的な視点ではなく、様々な社会の貧困が描かれているので、貧困社会に住み人々の実態を知りたい人におすすめの本です。
世界を無視しない大人になるために僕がアフリカで見た本当の国際支援
「世界を無視しない大人になるために僕がアフリカで見た本当の国際支援」は、今を強く生きる勇気が湧いてくる本。
認定NPO法人でのインターンや元子供兵士の社会復帰支援プロジェクト、難民居住区での調査など、筆者がアフリカでの活動を通じて感じたことについて詳しく解説されています。
大学時代の筆者の体験を含むノンフィクションなので、国際社会で自分に何ができるだろうと悩む若い人におすすめの本です。
世界は貧困を食いものにしている
「世界は貧困を食いものにしている」は、マイクロファイナンスの闇を告発する本。
メキシコの事例や、ナイジェリアの事例など、貧困者を食いものにするマイクロファイナンスについて詳しく解説されています。
マイクロファイナスで働いた筆者が豊富な事例を交えて告発しているので、マイクロファイナンス業界の実態を知りたい人におすすめの本です。
世界の子どもの貧困対策と福祉関連QOL 日本、韓国、イギリス、アメリカ、ドイツ
「世界の子どもの貧困対策と福祉関連QOL 日本、韓国、イギリス、アメリカ、ドイツ」は、貧困問題を中心とした各国比較論に関する本。
貧困問題に対する韓国、イギリス、アメリカ、ドイツの事例など、各国の福祉政策について詳しく解説されています。
貧困問題は日本特有の問題ではなく諸外国でも問題が顕在化している現状からすると、第三者の問題に対するアプローチは参考になるので、福祉政策に携わる人におすすめの本です。
娘と話す世界の貧困と格差ってなに?
「娘と話す世界の貧困と格差ってなに?」は、国際政治経済学を専門とする父と高校生の娘の対話形式で、世界にはびこる貧困と格差の問題について考える本。
世界にはなぜ豊かな国と貧しい国があるのか、豊かな国の中にも格差が存在するのは、 グローバル経済とは何か、そしてどうすれば、格差を減らせるのか?など、「格差と貧困」の本質について詳しく解説されています。
平易な言葉遣いで、開発と関連する諸側面について触れており、ここを入り口として発展的に学ぶことを意図して書かれた入門書なので、これまで開発の問題に触れたことのない人におすすめの本です。
貧困のない世界を創る
「貧困のない世界を創る」は、社会問題を解決する新しい企業におけるソーシャル・ビジネスの壮大な構想と巧みな実践を情熱豊かに綴った本。
ソーシャル・ビジネスとは、貧困は平和への脅威であるなど、人の思いやりと自由市場の力学を融合させ、社会問題を解決する新しい企業におけるソーシャル・ビジネスについて詳しく解説されています。
2006年度ノーベル平和賞受賞後初の著作なので、ムハマド・ユヌスの考え方に触れてみたい人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「世界の貧困のおすすめ本」について解説しました。
世界の貧困問題を考えるきっかけになれば幸いです。
では、また。