
スプレッドシートで数値の端数を四捨五入・切り捨て・切り上げなどで処理したい場合は、ROUND系関数を使いましょう。
ROUND系関数を使うことで数値の端数を自在に丸めることができます。
当記事では、
- ROUND系関数とは何か
- ROUND系関数の種類・構文・使い方
- 四捨五入・切り捨て・切り上げの処理例
について解説します。
ROUND系関数とは何か
ROUND系関数は「数値の小数点以下桁数を操作する関数」です。
操作方法は以下の3種類あり、自分がどのような法則で小数点以下を丸めたいかを考え、適用する関数を選びましょう。
- ROUND関数(四捨五入)
- ROUNDUP関数(切り捨て)
- ROUNDDOWN関数(切り上げ)
ROUND系関数の構文・使い方
ROUND系関数の構文と、それぞれの関数の使い方について解説します。
ROUND関数(四捨五入)
小数点以下の数値を四捨五入で処理したい場合は「ROUND関数」を使います。
ROUND関数の使用例
ROUNDDOWN関数(切り捨て)
小数点以下の数値を切り捨てで処理したい場合は「ROUNDDOWN関数」を使います。
ROUNDDOWN関数の使用例
ROUNDUP関数(切り上げ)
小数点以下の数値を切り上げで処理したい場合は「ROUNDUP関数」を使います。
ROUNDUP関数の使用例
まとめ
今回は「ROUND系関数とは何か」「ROUND系関数の種類・使い方」「四捨五入・切り捨て・切り上げの処理例」について解説しました。
ROUND系関数を使うことで、数値の小数点以下を自分の思い通りに操作することができます。小数点以下の数値やセル内で表示されない数値は把握しづらく、知らないうちに繰り上げ、繰り下げが起きている場合もあります。
正確な数値が求められる場面では、ROUND系関数を使って丁寧な数値処理を行うことで誤差の発生を防ぐことができます。
では、また。