私たちが暮らす社会は、さまざまな人の思いや考えが入り混じってできています。
そんな多くの人の心について考える学問が社会心理学です。
当記事では、
というテーマで解説します。
社会心理学のおすすめ本ランキング9選
社会心理学のおすすめ本を9冊紹介します。
徹底図解 社会心理学
社会心理学を図解付きでわかりやすく解説した本です。
少し表紙くさい表紙ですが、時が流れても廃れない普遍的な内容として、社会心理学の基礎部分がしっかり抑えられています。
社会心理学について初めて学ぶ人におすすめの本です。
眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学
社会心理学の面白い部分だけを凝縮して1冊にまとめた本です。
イラストや図解入りなので、サクサク最後まで読めました。
まずは好奇心を満たすくらい気軽に勉強を始めたい人におすすめです。
よくわかる社会心理学
社会心理学の教科書にも使われる1冊。
社会心理学について学術的知見も抑えながら読むことができます。
社会心理学について大学レベルの知識を体系的に学習したい人におすすめの本です。
その部屋のなかで最も賢い人
「社会心理学を制す者はその場を制す」とも言わんばかりのタイトルの本ですね。
社会と人、組織と人、人と人など、さまざまな関係性の中にある力学について学びたい人におすすめの1冊です。
社内政治や人脈形成の勉強としても良いかもしれませんね。
社会心理学講義
社会心理学についてより深く知りたい人におすすめの1冊です。
私たちが暮らす社会システムは「同一性と変化」という、本来両立しえない矛盾を抱えながら今日も回っています。
この矛盾に対し、私たちはどのような解決を試みてきたのかについて、社会心理学の観点から思考するのが本書の内容です。
「人間とは何か」「社会とは何か」について知りたい人は、ぜひ一度読んでみてください。
社会はなぜ左と右にわかれるのか
同じ地球、同じ国で暮らす私たちですが、なぜかいつの時代も左(革新勢力)と右(保守勢力)に分かれてしまいます。
新しい時代を呼ぶ者、これまでの時代を守る者、なぜ2種類の人間が生まれるのか。
社会心理学の観点から左翼・右翼の問題について考えられる1冊です。社会政治に興味のある人にもおすすめです。
ステレオタイプの科学
ステレオタイプとは、いわゆる先入観や色眼鏡、ラベリングと呼ばれる者です。
世界に1つしかないオリジナルな存在であるにも関わらず、ステレオタイプが生まれてしまうのはなぜなのか。
社会心理学の観点から科学的に考えて、ステレオタイプ誕生に迫ります。
社会心理学(New Liberal Arts Selection)
社会心理学全般について網羅的にまとまった本です。
学術的かつ体系的に、社会心理学をしっかりと学びたい人におすすめの1冊。
そこそこボリュームはありますが、その分情報が網羅されているので、これ1冊を読み込めばかなり多くの知識をインプットできるでしょう。
コミュニケーションの心理学
学問としてのコミュニケーション心理学を体系的に学べる本です。
表紙のデザインがやや古いですが、それもそのはず1999年発行の本です。
しかし内容は洗練されており、認知心理学・社会心理学・認知工学など、さまざまな学問を統合して、コミュニケーション心理学とは何か論理的に解説されています。
コミュニケーション心理学について、体系的に勉強したい人におすすめの本です。
まとめ
今回は「社会心理学のおすすめ本」というテーマで解説しました。
社会心理学の知識を身につけるとさまざまな視点でニュースを見れるようになったり、社内の人間関係においても俯瞰的に観察できるようになります。
人間と人間の間に働く力学について知りたい方は一度学んでみてはいかがでしょうか?
では、また。