パーソナリティの祖、カール・グスタフ・ユングが提唱した心理学をユング心理学(分析心理学)と言います。
ユング心理学の書籍は新しいものから古いものから様々な種類があり、これから勉強しようという人は本選びにとても苦労するでしょう。
当記事ではユング心理学の本選びに迷わないように、
- ユング心理学(分析心理学)の勉強におすすめの本
というテーマで解説します。
ユング心理学の勉強におすすめの本15選
ユング心理学の勉強におすすめの本を15冊まとめました。
それでは一気に紹介していきます。
ユング心理学へのいざない―内なる世界への旅
ユング心理学の入門書として大変まとまりの良い本です。
ユング心理学について体系的に学んでいきたい人が1冊目に読む本としておすすめの本です。
ユング心理学入門
日本におけるユング心理学の第一人者である河合隼雄先生が書かれたユング心理学の入門書です。
「ユング心理学へのいざない―内なる世界への旅」と合わせて読むことで、ユング心理学の大枠は理解できるでしょう。
ユング心理学でわかる「8つの性格」
ユング心理学では、パーソナリティを8つの類型に分けて考えます。
この本ではその8種類のパーソナリティについて解説されており、それぞれのパーソナリティの特徴や思考傾向など、日常生活でも役立つ内容の本です。
分析心理学・自我と無意識 まんがで読破
ユング心理学は別名「分析心理学」とも言います。
この本では分析心理学について漫画で分かりやすく書かれており、難しい本だと読みづらいからまずは漫画で勉強したいという人におすすめの本です。
無意識の構造
日本におけるユング心理学の第一人者である河合隼雄先生が書かれた本の中で最も売れている本です。
ユング心理学とも関連深い「無意識」について構造的に解説されており、ユング心理学の概念を学ぶのに最適な本です。
ユング心理学入門
ユング心理学を心理療法へ応用する方法について書かれた本です。
岩波現代文庫の心理療法コレクション1冊目でもあり、ユング心理学をベースにした心理療法について学びたい人におすすめの本です。
ユング心理学と仏教
ユング心理学と仏教の関連性について書かれた本です。
岩波現代文庫の心理療法コレクション5冊目でもあり、先ほど紹介したユング心理学入門からシリーズ通して読むことで、ユング心理学をベースとした心理療法について深く学ぶことができるでしょう。
分析心理学
ユングによって書かれた分析心理学の本です。
アカデミックに書かれており、専門家レベルの知識を身につけたい人におすすめの本です。
分析心理学セミナー
この本は生前ユングが行った講演会やセミナーの記録がまとめられた本です。
本のように体系的にまとまった話ではなく、ユングの生の声を感じたい人におすすめの本です。
魂にメスはいらない ユング心理学講義
ユング心理学の講義を1冊にまとめた本です。
数十時間分の講義を自分のペースで読み進めてインプットしたい人におすすめです。
昔話の深層 ユング心理学とグリム童話
ユング心理学とグリム童話を関連させた解説した本です。
グリム童話に隠れた深層心理について知りたい人におすすめの本です。
ユングの生涯
ユングの生涯について書かれた本です。
ユング心理学を学んでいくうちに、ユングそのものについても学びたくなった人におすすめの本です。
初めてのユング心理学入門
日本におけるユング心理学の第一人者である河合隼雄先生と、言葉の専門家である谷川俊太郎先生の共著です。
ユング心理学をベースに、自分の心を動かす言葉、本当の自分を表現する言葉と出会いたい人におすすめの本です。
フロイトとユング
精神分析学の祖フロイトと、分析心理学の祖ユングの関係について書かれた本です。
パーソナリティ心理学の歴史について学びたい人におすすめの本です。
フロイトの心理学についてはこちらの記事でたくさん紹介しています。
赤の書
図版版
テキスト版
ユングによって書かれたユング心理学の原点とも言える本です。
分厚く値段も高いですが、ユングの言葉をそのまま読んでみたい人におすすめの本です(和訳はされています)。
まとめ
今回は「ユング心理学(分析心理学)の勉強におすすめの本」というテーマで解説しました。
ユング心理学は歴史ある心理学派です。まずは入門書でエッセンスを掴み、それで興味を持てれば深い内容の本まで読み進めていくと良いでしょう。
では、また。