双極性障害とは、気分が高くなりすぎる「躁状態」と、気分が落ち込む「うつ状態」が交互に訪れる気分障害を指します。
本人はもちろん、周囲の人間も双極性障害の知識を身につけて当事者と接することで、症状の緩和につながると言われています。
この記事では、双極性障害(躁うつ病)の当事者や周囲に双極性障害の方がいる人が向けに、「双極性障害(躁うつ病)のおすすめ入門本」を紹介します。
双極性障害(躁うつ病)の知識を身につけて、病気に負けない術を身につけましょう。
双極性障害(躁うつ病)のおすすめ入門本16選!
双極性障害(躁うつ病)のおすすめ入門本を16冊ご紹介します。
もっと知りたい双極性障害
「もっと知りたい双極性障害」は、双極性障害の最新の情報がいろいろな角度から理解できる本。
双極性障害の原因や薬や治療について、最新の研究状況について詳しく解説されています。
双極性障害についての原因から治療についての理解ができるので、周辺に双極性障害で苦しんでいるような人がいるような人におすすめの本です。
これだけは知っておきたい双極性障害躁・うつに早めに気づき再発を防ぐ!
「これだけは知っておきたい双極性障害躁・うつに早めに気づき再発を防ぐ!」は、双極性障害躁・うつの症状改善に有効な方法を詳しく解説した本。
家族が心がけるポイントや、お薬以外の治療法「ソーシャル・リズム・メトリック」など、双極性障害の症状や予防について詳しく解説されています。
医師には聞きにくい内容から素朴な疑問までズバリ答えてくれているので、双極性障害についてひとり悩んでいるような人におすすめの本です。
対人関係・社会リズム療法でラクになる双極性障害の本治療の基本と自分でできる対処法
「対人関係・社会リズム療法でラクになる双極性障害の本治療の基本と自分でできる対処法」は、自分を知り、対人ストレスを減らす治療法について書かれた本。
薬物療法以外の高い効果の実証や、セルフケアで再発を防ぐ方法など、自分を受け入れ、穏やかな毎日を続けるための有効な手段について詳しく解説されています。
双極性障害について長い目で見た対処法が書かれているので、家族に理解して欲しい人や再発防止をしたい人におすすめの本です。
双極性障害 双極症I型・II型への対処と治療
「双極性障害 双極症I型・II型への対処と治療」は、双極性障害とは何か、基礎知識が理解出来る本。
双極性障害がどのような性格を持っているのかということや、診断と治療はどのようになされるのかなど、双極性障害を理解するための基礎知識について詳しく解説されています。
双極性障害の最新の研究結果や豊富なQ&Aが掲載されているので、双極性障害になったご本人やご家族など、病気のことを詳しく知って向き合いたいと望むような人におすすめの本です。
双極性障害 病態の理解から治療戦略まで
「双極性障害 病態の理解から治療戦略まで」は、双極性障害の病気の内容から治療について理解できる本。
双極性障害の概念や歴史、最新の治療の研究の内容について詳しく解説されています。
双極性障害の病気についての治療法など総合的な知識を得ることができるので、双極性障害の人をサポートしているような人におすすめの本です。
双極性障害(躁うつ病)の人の気持ちを考える本
「双極性障害(躁うつ病)の人の気持ちを考える本」は、周囲に理解されにくい本人の苦しみと感情の動きをイラストで紹介している本。
激しい症状から誤解されることもある双極性障害を、患者や家族の声を集め理解を助ける知識として詳しく解説されています。
双極性障害の患者本人や家族の声を集め知識としてまとめられているので、双極性障害についての知識や理解を深めたいような人におすすめの本です。
双極性障害の診かたと治しかた
「双極性障害の診かたと治しかた」は、双極性障害の基礎知識と診断方法,治療戦略をわかりやすく解説した本。
誤診を防ぐための鑑別ポイント、再発を防ぐ薬物療法や規則正しい生活環境の確立のための最新テクニックについて詳しく解説されています。
著者は双極性障害研究・臨床の第一人者なので、双極性障害の鑑別と薬物療法についてわかりやすく知りたいと思っているような人におすすめの本です。
新版双極性障害のことがよくわかる本
「新版双極性障害のことがよくわかる本」は、双極性障害障害の正しい知識を得ることが出来る本。
双極性障害とうつ病の違いや診断の難しさや見極め方など、正しい双極性障害の知識について詳しく解説されています。
双極性障害の見極めは難しいので、うつ病がなかなか治らないというような人におすすめの本です。
まいちゃんの双極取扱説明書 そう&うつなあなただってきっと大丈夫。
「まいちゃんの双極取扱説明書 そう&うつなあなただってきっと大丈夫。」は、双極性障害当事者が双極II型ライフをマンガで紹介した本。
病気になったきっかけや、復職にむけて家族とのかかわりなど、自身の闘病の記録について詳しく解説されています。
マンガで赤裸々にそうとうつを繰り返す日々が描かれているので、同じ双極性障害でひとり悩んでいるような人におすすめの本です。
双極性障害 躁うつ病への対処と治療
「双極性障害 躁うつ病への対処と治療」は、双極性障害の症状を快方へ向かうための方法が書かれている本。双極性障害の
双極性障害の基礎知識や治療の方法について詳しく解説されています。
双極性障害の治療の方法を学び快方に向かわすことができるので、双極性障害で悩んでいるような人におすすめの本です。
当事者の視点で伝えたい双極性障害のコトいろいろ
「当事者の視点で伝えたい双極性障害のコトいろいろ」は、双極性障害の当事者である著者の視点で病気について書かれた本。
病気を受け入れる過程や、医師との付き合い方など、双極性障害との向き合い方について詳しく解説されています。
双極性障害当事者の心の深い部分や経験が書かれているので、同じ病気を抱えて生きづらさを感じているような人におすすめの本です。
対人関係療法でなおす双極性障害躁うつ病への対人関係・社会リズム療法
「対人関係療法でなおす双極性障害躁うつ病への対人関係・社会リズム療法」は、対人関係療法を用いて双極性障害を治そうという本。
薬物療法以外での自分自身でコントロールが可能な方法や、「対人関係」と「社会リズム」についてなど、この病気を発症させる大きな要因に焦点を当てた内容について詳しく解説されています。
日本における対人関係療法の第一人者である筆者によって、自分でできる新しい対処法が書かれているので、うつがなかなか治らないというような人におすすめの本です。
よくわかる双極性障害(躁うつ病)
「よくわかる双極性障害(躁うつ病)」は、双極性障害の診断、治療を分かりやすく解説してくれる本。
最新の薬物治療の情報や、具体的な症例の紹介など、双極性障害の症状、診断、治療のすじみちについて詳しく解説されています。
双極性障害の診断と治療で多くの実績をあげている貝谷久宣先生の監修なので、双極性障害がなかなか改善せず悩んでいるような人におすすめの本です。
はたらくを支える!職場×双極性障害
「はたらくを支える!職場×双極性障害」は、双極性障害の当事者が職場ではたらくことへの理解をわかりやすく丁寧に解説した本。
職域への影響や、家族へのサポートなど、当事者のまわりの人間が対応に困らず、自分ができることなどについて詳しく解説されています。
双極性障害の当事者の生の声が書かれているので、より実態に沿った内容を詳しく理解し、支えたいと思っているような人におすすめの本です。
双極性障がい(躁うつ病)と共に生きる
「双極性障がい(躁うつ病)と共に生きる」は、双極性障害をもちながらどのようにして上手く生きていくかについて書かれている本。
双極性障害についての治療法や、双極性障害をもちながらどのようにして生活すればよいかについて詳しく解説されています。
双極性障害との上手な付き合い方を知ることができるので、双極性障害で生活に困っているような人におすすめの本です。
躁うつ病患者(当事者)へのメッセージ双極性障害シリーズ
「躁うつ病患者(当事者)へのメッセージ双極性障害シリーズ」は、医者や専門家が教えてくれない双極性障害の具体的なコントロール方法が書かれた本。
意識改革の仕方や、治療に対する心構えなど、双極性障害という手強い敵と対峙する方法について詳しく解説されています。
躁うつ病になったらどのようにすればよいのか詳しく書かれているので、双極性障害と診断されたけど具体的にどうすればよいか分からなくて悩んでいるような人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「双極性障害(躁うつ病)のおすすめ入門本」について解説しました。
双極性障害は完治することが難しく、基本的には病気と共存して生きていくことになります。
共存して生きていくなら、知識を身につけて、できるだけ病気に振り回されないようになることが、幸せに生きる1つの方法なのかなと思い今回ご紹介させていただきました。
では、また。