精神疾患とは、主にこころや脳に何らかの異常が生じて現れる症状や病気のことです。有名な病気でいうと、うつ病や双極性障害などが含まれます。
この記事では、精神疾患についての知識を深めて症状の改善や上手な付き合い方を身につけたい人向けに、「精神疾患のおすすめ本」を紹介します。
精神疾患の本を探している人はぜひ参考にしてください。
精神疾患のおすすめ本ランキング40選!
精神疾患のおすすめ本を40冊ご紹介します。
ねじ子が精神疾患に出会ったときに考えていることをまとめてみた
「ねじ子が精神疾患に出会ったときに考えていることをまとめてみた」は、不測の事態に対応できるような、精神疾患の患者だと思われる人への初期対応を説いた本。
精神科治療ではなく、「適切な精神医療につなげるため」の基礎知識をイラストを用いて詳しく解説されています。
精神科治療が必要な患者さんをちゃんとみつけるための知識が詰まった本なので、看護師や研修医というような人におすすめの本です。
精神疾患にかかわる人が最初に読む本
「精神疾患にかかわる人が最初に読む本」は、精神医学の知識をわかりやすく丁寧に説明している本。
幻覚や幻聴などの症状からうつ病などの疾患について詳しく解説されています。
イラストを多く使用しているので、これから精神疾患について勉強する方やこれまで精神疾患の患者さんに関わったことがなく、どのような関わりをしたら良いか不安な人におすすめの本です。
精神疾患をもつ人を、病院でない所で支援するときにまず読む本
「精神疾患をもつ人を、病院でない所で支援するときにまず読む本」は、精神疾患の重症度ではなく対人関係的な困難さを感じさせる利用者への対応の技を紹介している本。
はじめて精神科に足を踏み入れたとき誰もが感じる「不安」の元に分け入る超実践的アドバイスが詳しく解説されています。
在宅支援に入る際に必ず知っておくべき基礎知識が書かれているので、はじめて精神科ケアに足を踏み入れる人、特に地域で実践しようとしているというような人におすすめの本です。
精神科の薬がわかる本
「精神科の薬がわかる本」は、精神科の全領域で使われている薬がわかりやすく説明されている本。
精神科で使われる薬の解説や、使用法など、薬の評価や役割について詳しく解説されています。
オールカラーで読みやすく解説もわかりやすいので、精神薬について勉強中な人におすすめの本です。
精神診療プラチナマニュアル
「精神診療プラチナマニュアル」は、精神科診療をわかりやすく解説した本。
精神科診療の基本についてや、最新の治療方法など、精神科診療についてわかりやすく詳しく解説されています。
最新の精神障害についてまとめてあるので、精神障害の今を勉強中な人におすすめの本です。
チームで取り組むケアマネ・医療・福祉職のための精神疾患ガイド
「チームで取り組むケアマネ・医療・福祉職のための精神疾患ガイド」は、精神疾患のある人を地域で、チームで、支えるための知識・方法をわかりやすく解説している本。
統合失調症やうつ病、パーソナリティ障害など10の疾患・症状の特徴とそれをふまえた各疾患のある人へのかかわり方や、家族を「システム」としてとらえる考え方について詳しく解説されています。
ケアマネジャー、訪問看護師、相談支援専門員等多職種における役割分担や情報共有の方法を具体的に理解できるので、支援の現場にあり精神疾患のある人へのチームアプローチの理解が必要な人におすすめの本です。
DSM-5精神疾患の分類と診断の手引
「DSM-5精神疾患の分類と診断の手引」は、米国精神医学会(APA)より刊行されたDSM-5マニュアルから診断基準のみを抜粋して解説している本。
DSM-5の基本や診断基準とコード、精神疾患の定義が詳しく解説されています。
DSM-5マニュアルから診断基準のみを抜粋し手頃なサイズになった本なので、精神障害の人と接する機会があるというような人におすすめの本です。
精神疾患とは何だろうか
「精神疾患とは何だろうか」は、臨床医が症例と経験を元に心の病について解説している本。
現代精神医学の最新の知見を、臨床経験を踏まえた症例とともにわかりやすく詳しく解説されています。
臨床経験を踏まえた症例をもとに精神疾患について解説されているので、精神疾患について理解を深めたい人におすすめの本です。
精神疾患
「精神疾患」は、多くの無知や誤解がつきまとう世界を数々の症例とともに基礎から解説する入門本。
精神疾患の種類から、客観的評価の難しさ、精神科のクスリ、精神的医学の歴史まで、精神医学の「未熟さ」に警鐘を鳴らしつつ学問的見地で基礎から詳しく解説されています。
精神疾患の分類から気になるクスリについてまで紹介されているので、精神関係の基礎を学びたい人や体の異変から精神疾患を疑いがちな人におすすめの本です。
精神疾患とその治療
「精神疾患とその治療」は、主な精神疾患について総合的に理解できる本。
精神疾患の基礎的なことや治療法について詳しく解説されています。
精神疾患について幅広い知識を得ることができるので、医療従事者や施設職員といった精神疾患のある人を支援しているような人におすすめの本です。
公認心理師のための精神医学精神疾患とその治療
「公認心理師のための精神医学精神疾患とその治療」は、公認心理師を目指す人の必読本。
精神疾患の知識についてや、その治療法など、公認心理師に必要な知識について詳しく解説されています。
精神疾患について分かりやすく解説されているので、 公認心理師について勉強中な人におすすめの本です。
最新図解やさしくわかる精神医学
「最新図解やさしくわかる精神医学」は、はじめて学ぶ人のために優しく解説している本。
専門職を目指す人や、患者さんとご家族などのため精神医学について詳しく解説されています。
優しく解説しているので、はじめて精神医学に触れるような人におすすめの本です。
薬剤師のための精神科の薬処方の意図を読む
「薬剤師のための精神科の薬処方の意図を読む」は、精神疾患の薬の処方の意図が書かれている本。
精神疾患の患者にどのような薬が処方されて、どのようになったかといった症例について詳しく解説されています。
主な精神疾患の患者の人に処方されている薬の理解を深めることが出来るので、薬剤師として働いているような人におすすめの本です。
公認心理師カリキュラム準拠精神疾患とその治療
「公認心理師カリキュラム準拠精神疾患とその治療」は、公認心理師カリキュラムに準拠した新テキストの本。
精神疾患のみかたから薬物療法や、心理療法・支援の方法など、公認心理師として必要とされる精神疾患の知識とその治療・心理支援について詳しく解説されています。
患者像をイメージしながら精神疾患を理解でき,その治療・心理支援を深く学べるので、これから公認心理師をめざすような人におすすめの本です。
DSM-5精神疾患の診断・統計マニュアル
「DSM-5精神疾患の診断・統計マニュアル」は、精神疾患の診断分類について記載している本。
19年ぶりの改訂についての過程と改訂したマニュアルについて詳しく解説されています。
精神疾患の世界的な診断基準・診断分類について詳しく記載されているので、精神科の分野について勉強中な人におすすめの本です。
研修医・コメディカルのための精神疾患の薬物療法講義
「研修医・コメディカルのための精神疾患の薬物療法講義」は、精神疾患薬のあれこれを講義形式で優しく教えてくれる本。
抗精神病薬、抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬、そして漢方薬まで、多くの患者さんが内服している薬からそうでない薬の知識と正しい使用法について詳しく解説されています。
講義形式の本であるので、これから研修医となる医師の卵や精神科病院で働く方だけではなく、一般病院やクリニックなど様々な現場で働く医師や看護師の方で薬の知識に不安な人におすすめの本です。
精神神経疾患ビジュアルブック
「精神神経疾患ビジュアルブック」は、難解な精神医学をイラスト等豊富にわかりやすく解説した本。
豊富なイラスト、シェーマ、写真で、精神神経科疾患の病態が一目でわかるなど、原因、症状・臨床所見、検査・分類・診断、治療という日々の診療の流れを疾患別について詳しく解説されています。
精神症状をイメージできるイラスト・図表により精神疾患の疾患概念、診断・治療法を簡潔に書かれてるので、これから精神医療に携わる人におすすめの本です。
うつ病のおすすめ本
精神疾患の中でも「うつ病」に焦点を当てた本を紹介します。
新版入門うつ病のことがよくわかる本
「新版入門うつ病のことがよくわかる本」は、うつ病と見分けづらい心の病気、新薬など最新の情報が書かれている本。
うつ病は、どんな病気なのかや、どのように診断されるのかなど、うつ病について詳しく解説されています。
うつ病の原因から治療法が書かれてるので、うつ病当事者の人におすすめの本です。
精神科医が教えるストレスフリー超大全
「精神科医が教えるストレスフリー超大全」は、睡眠から改善する本。人間関係、プライベート、仕事、メンタル、健康、から感じるストレスの解消の為に化学的な面と今すぐ実行出来るTodoで見つめ直していきます。
SNSとの向き合い方、睡眠の取り方など効果があり一時的ではない改善の方法について詳しく解説されています。
自分で実際に改善することができるので、不安をなくしたい、明るく楽しく過ごしたい人におすすめの本です。
うつ病の人の気持ちがわかる本
「うつ病の人の気持ちがわかる本」は、うつ病に関する知識や使用される薬剤について書かれれてる本。
うつ病に罹った人への理解や、支援の仕方を理解など、うつ病の症例ついて詳しく解説されています。
うつ病の症状について書かれてる本なので、身近にうつ病の人なお持ちな人におすすめの本です。
うつ消しごはん タンパク質と鉄をたっぷり摂れば心と体はみるみる軽くなる!
「うつ消しごはん タンパク質と鉄をたっぷり摂れば心と体はみるみる軽くなる!」は、何をどの程度摂ればいいのかについて書かれている本。
藤川流食事術とサプリ習慣のメソッドについて詳しく解説されています。
食事の仕方でうつが改善されていくことが書かれていますので、うつを治していきたいような人におすすめの本です。
双極性障害(躁うつ病)のおすすめ本
精神疾患の中でも「双極性障害(躁うつ病)」に焦点を当てた本を紹介します。
双極性障害(躁うつ病)の人の気持ちを考える本
「双極性障害(躁うつ病)の人の気持ちを考える本」は、周囲に理解されにくい本人の苦しみと感情の動きをイラストで紹介している本。
激しい症状から誤解されることもある双極性障害を、患者や家族の声を集め理解を助ける知識として詳しく解説されています。
双極性障害の患者本人や家族の声を集め知識としてまとめられているので、双極性障害についての知識や理解を深めたいような人におすすめの本です。
双極性障害 病態の理解から治療戦略まで
「双極性障害 病態の理解から治療戦略まで」は、双極性障害の病気の内容から治療について理解できる本。
双極性障害の概念や歴史、最新の治療の研究の内容について詳しく解説されています。
双極性障害の病気についての治療法など総合的な知識を得ることができるので、双極性障害の人をサポートしているような人におすすめの本です。
双極性障害 双極症I型・II型への対処と治療
「双極性障害 双極症I型・II型への対処と治療」は、双極性障害とは何か、基礎知識が理解出来る本。
双極性障害がどのような性格を持っているのかということや、診断と治療はどのようになされるのかなど、双極性障害を理解するための基礎知識について詳しく解説されています。
双極性障害の最新の研究結果や豊富なQ&Aが掲載されているので、双極性障害になったご本人やご家族など、病気のことを詳しく知って向き合いたいと望むような人におすすめの本です。
パニック障害のおすすめ本
精神疾患の中でも「パニック障害」に焦点を当てた本を紹介します。
パにくる!?パニック障害、焦らない!が効くクスリ。
「パニック障害、焦らない!が効くクスリ。」は、パニック障害になってしまったマンガ家の実話を書いた本。
マンガ家の身におきたパニック障害の体験談について詳しく解説されています。
著者が実際に体験したパニック障害のリアルがわかるので、パニック障害がどういうものなのか知りたい人におすすめの本です。
患者のための最新医学パニック障害正しい知識とケア
「患者のための最新医学パニック障害正しい知識とケア」は、最新の治療法から日常生活見直しのポイントまで紹介している本。
パニック障害とはどういう病気なのか、最新の治療法、発作の時にどうケアするかなど詳しく解説されています。
治療法から日常生活のアドバイス、家族のサポート方法まで丁寧に解説されているので、パニック障害の人やその家族というような人におすすめの本です。
PTSD・トラウマのおすすめ本
精神疾患の中でも「PTSD・トラウマ」に焦点を当てた本を紹介します。
PTSDとトラウマのすべてがわかる本
「PTSDとトラウマのすべてがわかる本」は、症状の悪化をどう防ぎ社会復帰するか、トラウマへの対処とPTSD治療の実際を書いた本。
PTSDのきっかけや、PTSD・トラウマは治療を受ければ治るのか?受診のめやすと診断基準などが詳しく解説されています。
随所に誤解しやすいポイントを併記してあり、自分の理解が正しいかどうか確認しながら読み進めることができるので、PTSDとトラウマについて知りたい人におすすめの本です。
赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア
「赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア」は、赤ずきんとオオカミによる物語仕立てで、トラウマ記憶のしくみ、回復のプロセス、さまざまなアプローチを学べる本。
医療・保健・福祉・司法・教育などの場でトラウマを受けた人と関わるスタッフのために、支援の原則や症状への対応などについて詳しく解説されています。
物語にそって、トラウマによる症状、回復のプロセス、支援の方法について学んでいけるので、トラウマを受けた人と関わるスタッフだけではなく、当事者と家族など様々な人におすすめの本です。
統合失調症のおすすめ本
精神疾患の中でも「統合失調症」に焦点を当てた本を紹介します。
統合失調症
「統合失調症」は、青年期を中心に100人に1人近くが患う統合失調症による社会生活への影響を解説した本。
症状、経過他の精神科の病気との違い、リスク因子、治療、歴史と社会制度などが詳しく解説されています。
統合失調症の症状や歴史を解説しているので、統合失調症について知りたい人におすすめの本です。
マンガでわかる!統合失調症
「マンガでわかる!統合失調症」は、統合失調症について漫画でわかりやすくかかれている本。
統合失調症の基本的な知識や、統合失調症の人との接し方について詳しく解説されています。
統合失調症の人の回復力を高めるための接し方を理解することができるので、統合失調症で悩んでいる人が周りにいるような人におすすめの本です。
適応障害のおすすめ本
精神疾患の中でも「適応障害」に焦点を当てた本を紹介します。
ストレスと適応障害つらい時期を乗り越える技術
「ストレスと適応障害つらい時期を乗り越える技術」は、悩みを抱え込んだ時にどう対処するか教えてくれる本。
うつ病と言われる人はほとんどが適応障害で、それをどう対処するかについて詳しく解説されています。
専門の精神科医が詳しく解説しているので、たいへん役に立つ本です。精神疾患である適応障害が生じたような人におすすめの本です。
もしかして、適応障害?会社で“壊れそう”と思ったら
「もしかして、適応障害?会社で“壊れそう”と思ったら」は、「心」と「からだ」を自分で守り治す方法を解説している本。
臨床経験に基づき、薬に頼りすぎることなく、適応障害をセルフチェック・セルフコントロールするための考え方、方法が詳しく解説されています。
つらい時期を乗り越えるために知っておきたいことが多く紹介されているので、適応障害について知りたい人におすすめの本です。
強迫性障害のおすすめ本
精神疾患の中でも「強迫性障害」に焦点を当てた本を紹介します。
図解やさしくわかる強迫性障害
「図解やさしくわかる強迫性障害」は、強迫性障害の正体と治療のメカニズムについて書かれてる本。
強迫性障害など、具体例をわかりやすいマンガで行動療法について詳しく解説されています。
座談会や障害タイプ別解説など、分析表やタイプ別ERPを解説してるので、当事者で自分の病気を詳しく知りたい人におすすめの本です。
新装版不安でたまらない人たちへやっかいで病的な癖を治す
「新装版不安でたまらない人たちへやっかいで病的な癖を治す」は、行動療法「四段階方式」を紹介した本。
強迫障害や過食症、依存症などについて自分でできる治療法が詳しく解説されています。
自分でできる治療法について解説されているので、今不安を抱えて日常が困難な人におすすめの本です。
社交不安障害のおすすめ本
精神疾患の中でも「社交不安障害」に焦点を当てた本を紹介します。
社交不安障害 理解と改善のためのプログラム
「社交不安障害理解と改善のためのプログラム」は、人前で話すのが苦手、緊張して上がってしまう、自然に人付き合いができず社交をつい避けてしまうという状態「社交不安障害」について解説している本。
有病率は一割を超える社会不安障害の正体や、生まれつきの性格だとの思い込み・諦念から脱して改善させるための有効なトレーニングなど、克服の方法について詳しく解説されています。
実際にカウンセリングセンターで使われるプログラムを紹介しながら改善の仕方が解説されているので、社会不安障害克服の実践的な知識が必要な人におすすめの本です。
社交不安症がよくわかる本
「社交不安症がよくわかる本」は、そのタイトル通り社会不安症とはどんな病気なのか解説されており理解を深めるための本。
対人恐怖、電話恐怖、会食恐怖など他人と接する中で恐怖を感じる場面やそのメカニズムと対策について詳しく解説されています。
対策方法がしっかり載っているので、他人と接する中で様々な不安や緊張を強く感じてしまい、日常生活に支障をきたしてしまっているような人におすすめの本です。
パーソナリティ障害のおすすめ本
精神疾患の中でも「パーソナリティ障害」に焦点を当てた本を紹介します。
パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか
「パーソナリティ障害いかに接し、どう克服するか」は、パーソナリティ障害の問題と解決策が書かれている本。
パーソナリティー障害全般についての具体例や克服のポイントについて詳しく解説されています。
パーソナリティー障害についての全般的な知識や、人間関係を回復できるヒントを得ることが出来るので、人間関係で悩んでいるような人におすすめの本です。
パーソナリティ障害がわかる本 障害を個性に変えるために
「パーソナリティ障害がわかる本 障害を個性に変えるために(ちくま文庫)」は、パーソナリティ障害について学ぶ本。
パーソナリティ障害と言われる障害についてや、その障害を個性として捉えることについてなど、パーソナル障害について詳しく解説されています。
「障害」を「個性」に変える方法や工夫について書かれているので、パーソナリティ障害と寄り添う方法を模索中な人におすすめの本です。
多重人格・解離性同一性障害のおすすめ本
精神疾患の中でも「多重人格・解離性同一性障害」に焦点を当てた本を紹介します。
解離性障害のことがよくわかる本 影の気配におびえる病
「解離性障害のことがよくわかる本影の気配におびえる病」は、解離はなぜ起きるのか不思議な病態を解き明かし回復に導く本。
解離の症状をもつ本人の訴えをとりあげ、精神医学的に詳しく解説されています。
わかりにくい症状をイラストやチャートなどを使いひと目見て理解できるようなページ構成になっているので、解離性障害について学び始めたい人におすすめの本です。
解離性障害 うしろに誰かいるの精神病理
「解離性障害 うしろに誰かいるの精神病理」は、解離性同一性障害(多重人格)を具体的な症例をあげて解説している本。
現代日本の解離の姿を、具体的な症例をあげて描き、寛解に至る道筋を照らして詳しく解説されています。
具体的な症例をあげながら解説されているので、実際の症例を見て解離性同一性障害について学びたい人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「精神疾患のおすすめ本」について解説しました。
精神疾患の疑いが現れたら、まず最初に医師の診察を受けて、必要なら治療を開始してください。その上で、必要性や余裕があれば、ご家族と一緒に今回ご紹介した本を読んでみてください。
自分だけでなく、家族も精神疾患についての知識を深めることで、より強固な療養体制を築くことができます。1人で病気を抱え込まず、周りに頼りながら上手な付き合い方を探してみましょう。
では、また。