パーソナリティ障害(人格障害)とは、マジョリティの人とは違う行動や考え方をしてしまうことで、周囲から浮いたり、生きづらさを感じてしまう障害です。
この記事では、パーソナリティ障害の当事者や周囲にパーソナリティ障害の疑いのある人がいる人向けに、「パーソナリティ障害のおすすめ支援本」を紹介します。
パーソナリティ障害の本を探している人はぜひ参考にしてください。
パーソナリティ障害のおすすめ克服本15選!
パーソナリティ障害のおすすめ克服本を15冊ご紹介します。
パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか
「パーソナリティ障害いかに接し、どう克服するか」は、パーソナリティ障害の問題と解決策が書かれている本。
パーソナリティー障害全般についての具体例や克服のポイントについて詳しく解説されています。
パーソナリティー障害についての全般的な知識や、人間関係を回復できるヒントを得ることが出来るので、人間関係で悩んでいるような人におすすめの本です。
パーソナリティ障害がわかる本 障害を個性に変えるために
「パーソナリティ障害がわかる本 障害を個性に変えるために(ちくま文庫)」は、パーソナリティ障害について学ぶ本。
パーソナリティ障害と言われる障害についてや、その障害を個性として捉えることについてなど、パーソナル障害について詳しく解説されています。
「障害」を「個性」に変える方法や工夫について書かれているので、パーソナリティ障害と寄り添う方法を模索中な人におすすめの本です。
困った性格の人とのつき合いかた
「困った性格の人とのつき合いかたーパーソナリティ障害を理解して自分を守る」は、所謂「困った性格の人」との関係を、どうすれば不愉快なものにしないでいられるか解説されている本。
「困った性格の人」との関係を少しでも健康的で建設的なものに変容するため、「境界性パーソナリティ障害」「自己愛性パーソナリティ障害」「ヒステリー性格」について詳しく解説されています。
数多くの臨床例を診察してきた経験豊富な精神科医による具体的な方法が示されているので、家族や恋人、同僚など、離れることができない「困った性格の人」との人間関係に悩んでいるような人におすすめの本です。
パーソナリティ障害とは何か
「パーソナリティ障害とは何か(講談社現代新書)」は、パーソナリティ障害の心理構造から周囲の接し方まで丁寧に解説してる本。
「見捨てられ不安」を抱く境界性や、尊大さの背後に別の人間像を隠し持つ自己愛性、「恥の心理」を抱える回避性など、豊富な症例を元について詳しく解説されています。
精神科医の著者の立場から豊富な症例が書かれてるので、精神臨床に携わる人におすすめの本です。
ウルトラ図解パーソナリティ障害
「ウルトラ図解パーソナリティ障害」は、パーソナリティ障害の症状を、分類別に詳しく書かれてある本。
正しい接し方や家族の適切な支援について、詳しく解説されています。
パーソナリティ障害だけでなくあらゆる精神疾患を持っている方に当てはまるので、心の病気が身近な人におすすめの本です。
パーソナリティ障害正しい知識と治し方
「パーソナリティ障害正しい知識と治し方(健康ライブラリーイラスト版)」は、「境界性」と「自己愛性」を中心に障害の特徴について書かれてる本。
人格障害の特徴や、家族や周囲の対応など、家族や職員が理解すためについて詳しく解説されています。
人格障害、パーソナリティー障害の背景から治すために出来る事が書かれてるので、当事者の家族や施設の職員の人におすすめの本です。
パーソナリティ障害の診断と治療
「パーソナリティ障害の診断と治療」は、パーソナリティ構造についての精神分析的概念を肯定的に説明してる本。
精神分析的な診断の考え方の基本や、診断の定式化をうまく行うことなど、精神分析について詳しく解説されています。
心理療法作業に大きな影響を及ぼす査定と症状理解を説明してるので、臨床心理士や精神科医など精神医療携わる人におすすめの本です。
文庫自分の異常性に気づかない人たち 病識と否認の心理
文庫自分の異常性に気づかない人たち 病識と否認の心理(草思社文庫に3-2)」は、さまざまな「異常性」を抱えた人を取り上げ、対処法を紹介している本。
強すぎる被害妄想や執拗な他者攻撃などで相手を困らせている人が、「正常なのか異常なのか」も含めどのように対処したら良いのか対処法について詳しく解説されています。
「自分の異常性」に気づかない人がどのような心理でいるのか、どのように対処すれば良いのかについて説明されているので、家族や同僚の「異常行動」に悩まされているような人におすすめの本です。
パーソナリティ障害
「パーソナリティ障害(講談社選書メチエ)」は、日本人のパーソナリティ障害の実態を豊富な実例で解説している本。
境界性や、自己愛性など、パーソナリティ障害の分類について詳しく解説されています。
古くからのパーソナリティ障害についての研究成果を応用して分類しているので、病理の実態の理解が必要な人におすすめの本です。
境界性パーソナリティ障害のおすすめ支援本
境界性パーソナリティ障害
「境界性パーソナリティ障害」は、現代人に増えている境界性パーソナリティ障害について書かれている本。
急に逆ギレする、わざと人を怒らせるなど、性格の問題では済まない病気である境界性パーソナリティ障害について詳しく解説されています。
境界性パーソナリティ障害から場当たり的なセックス、万引き、自傷行為にまでエスカレートするので、自分はどうしてしまったのか、心が不安定な人におすすめの本です。
境界性パーソナリティ障害の人の気持ちがわかる本
「境界性パーソナリティ障害の人の気持ちがわかる本(こころライブラリーイラスト版)」は、境界性パーソナリティー障害の特徴が丁寧に書かれている、とても見やすく良い本。
境界性パーソナリティ障害の特徴である、対人操作性や突発的な怒り、見捨てられ不安などについて詳しく解説されています。
とても分かりやすいので、境界性パーソナリティ障害の人が身近にいたり、境界性パーソナリティ障害の人の気持ちや考えることを少しでも理解したい、というような人におすすめの本です。
自己愛性パーソナリティ障害のおすすめ支援本
自己愛性パーソナリティ障害のことがよくわかる本
「自己愛性パーソナリティ障害のことがよくわかる本(健康ライブラリーイラスト版)」は、わかりやすく自己愛性パーソナリティ障害について説明している本。
自己愛性パーソナリティ障害の根本について、また周囲の取るべき対応方法について詳しく解説されています。
イラスト付きでわかりやすくまとまっているので、自分または家族が自己愛性パーソナリティ障害ではないかと不安な人におすすめの本です。
自己愛性パーソナリティ障害正しい理解と治療法
「自己愛性パーソナリティ障害正しい理解と治療法(心のお医者さんに聞いてみよう)」は、うつ病・適応障害・不登校・摂食障害・脅迫神経症などの特徴、構造を開設している本。
うつ病・適応障害や、不登校や摂食障害・脅迫神経症など、障害の特徴、構造から治療の実際、自分で自分を変えていくヒントについて詳しく解説されています。。
増加の一途をたどる、この「自尊心の病」の特徴・しくみと対応法が書かれてるので、身近に自己愛性パーソナリティ障害をお持ちな人におすすめの本です。
回避性パーソナリティ障害のおすすめ支援本
回避性愛着障害 絆が稀薄な人たち
「回避性愛着障害~絆が稀薄な人たち~(光文社新書)」は、回避型と愛着型の特徴がよく分かる本。
心理分析や具体的な例を挙げながら、対策について詳しく解説されています。
関わり方や支え方についても記載されてるので、症状や特徴が当てはまるパートナーとの結婚を考え中な人におすすめの本です。
心がつながるのが怖い愛と自己防衛
「心がつながるのが怖い愛と自己防衛」は、人間関係に悩む人に心が軽くなる本。
自分の感情と距離置いてる人や、他社を受けられないなど、自己防衛について詳しく解説されています。
自分の本当の感情に気づき、自分を受け入れ、他者を受け入れても大丈夫だと解説してるので、自分を変えたいと思ってる人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「パーソナリティ障害のおすすめ克服本」について解説しました。
パーソナリティ障害について知って、障害とも周囲の人とも社会とも上手に付き合う術を身につけましょう。
では、また。