お家で日常的にできるヘルスケアとして人気な漢方薬(かんぽうやく)。
症状や効果効能に合わせてさまざまな種類がありますが、あまり詳しくは知らない人が多いのではないでしょうか。
この記事では、漢方薬についての知識を深めてヘルスケアに役立てたい人向けに、「漢方薬のおすすめ本」を紹介します。
漢方薬の本を探している人はぜひ参考にしてください。
漢方薬のおすすめ本ランキング17選!
漢方薬のおすすめ本を17冊ご紹介します。
健康保険が使える漢方薬の選び方・使い方
「健康保険が使える漢方薬の選び方・使い方」は、市販・処方されている《漢方薬154種》を取り上げ、「症状別の選び方や使い方」をわかりやすく説明している本。
健康保険が使える漢方薬には《保険上の適応症》を明記、保険適用外でも定評ある漢方薬も紹介など、健康保険が使用でkる漢方薬について詳しく解説されています。
漢方薬の症状による使い分けや、効能など図を使って分かりやすく解説してあるので、漢方役について興味がある人におすすめの本です。
生薬の働きから読み解く図解漢方処方のトリセツ
「生薬の働きから読み解く図解漢方処方のトリセツ」は、漢方薬処方の意図について書かれた本。
148種類の医療用漢方が、それぞれどのような働きをしているのかについて詳しく解説されています。
服薬指導に役立つ情報が盛り込まれているので、現場で働く薬剤師の人におすすめの本です。
自分にぴったりの薬が見つかる!漢方薬キャラクター図鑑
「自分にぴったりの薬が見つかる!漢方薬キャラクター図鑑」は、52のキャラクター化された基本漢方薬から、自分に最適な漢方薬を見つけられる本。
かぜ・頭痛・便秘・冷え性・ストレスなどの症状に対し、効果的な漢方薬について、詳しく解説されています。
薬選びがスッキリ分かるので、今現在症状がある人や、病気をせずに健康でいたい人におすすめの本です。
丸わかり!漢方薬120%使いこなし事典
「丸わかり!漢方薬120%使いこなし事典」は、あなたにぴったりの漢方薬がズバリ選べる本。
よく使われる漢方処方169や、漢方薬のことがすんなりわかる「基本のき」など、症状別・病気別であなたにぴったりの漢方薬について詳しく解説されています。
代表的な処方以外にこのような症状があればこっち,といったマトリックスがついていて漢方の選択の幅を広げてくれるので、自分にあった漢方を探しているような人におすすめの本です。
漢方294処方生薬解説その基礎から運用まで
「漢方294処方生薬解説その基礎から運用まで」は、漢方294処方に使われるすべての生薬を徹底解説している本。
今日の日本における漢方の規準である「一般用漢方294処方」を構成するすべての生薬についてなど、漢方概論、漢方理論について詳しく解説されています。
漢方薬がなぜ効果があるのかの理屈が必ずわかる本であるので、漢方医療を始めたい人におすすめの本です。
現場で使える薬剤師・登録販売者のための漢方相談便利帖
「現場で使える薬剤師・登録販売者のための漢方相談便利帖」は、「初学者にちょうどいい解説」が好評の「漢方相談便利帖」シリーズ第2弾の本。
使用者の体質や適応、構成生薬の働きなどの基本情報や、類似処方との使い分けなど、初学者が知っておくと役に立つ163処方について詳しく解説されています。
医療用・一般用の漢方薬の他、構成生薬や用語についての解説が詳しく書かれているので、薬剤師や登録販売者で漢方の知識を学びたいような人におすすめの本です。
生薬と漢方薬の事典
「生薬と漢方薬の事典」は、漢方の基礎的な知識を掲載している本。
よく使われている漢方薬についてだけではなく、漢方の歴史や考え方、生薬の図鑑に漢方で対応する症状とその原因などなど詳しく解説されています。
微細で美しい生薬のイラストがたくさん描かれているので、漢方に興味のある人だけでなく植物のイラストを勉強したい人におすすめの本です。
現場で使える薬剤師・登録販売者のための漢方相談便利帖 症状からチャートで選ぶ漢方薬
「現場で使える薬剤師・登録販売者のための漢方相談便利帖 症状からチャートで選ぶ漢方薬」は、「初学者にちょうどいい解説」が好評の「漢方相談便利帖」シリーズ第3弾の本。
東洋医学のとらえ方で解説する症状の特徴・メカニズムや、症状に適した漢方薬が見つかるフローチャートなど、症状を見極めるときのポイントについて詳しく解説されています。
症状と証併せてチャートで書かれており、なぜその漢方薬が選ばれるかがパッと見でわかり易いので、薬剤師や登録販売者で漢方薬をお客様にわかりやすく説明したいような人におすすめの本です。
薬膳・漢方検定公式テキスト
「薬膳・漢方検定公式テキスト」は、これから薬膳や漢方を学びたい方が気軽に検定に向けて学べる本。
漢方の基本的な考え方である気血水や五行説などや、身近な食材の五味や五性、また漢方の考え方や薬膳を使用した生活養生について詳しく解説されています。
それほど厚くない本で写真なども多くわかりやすい内容で検定の模擬問題も付いていますので、これから薬膳や漢方を学び検定を受けたい人におすすめの本です。
NHKきょうの健康漢方薬事典
「NHKきょうの健康漢方薬事典」は、2012年刊「漢方薬事典」が好評につき、装いも新たに改訂版となった本。
それぞれの漢方薬の効果効能や、注意すべき副作用など、医師が処方する保険適用になる漢方薬すべてについて詳しく解説されています。
漢方に興味がある一般読者に向けて基礎情報がまとめられているので、これから漢方治療を受けてみたい方や実際に処方され服用している漢方薬について詳しく知りたいような人におすすめの本です。
新型コロナと速効!漢方
「新型コロナと速効!漢方」は、感染予防・重症化防止・ワクチン副反応の改善に効果を発揮する漢方服用法を紹介すている本。
西洋薬に決して劣らない漢方薬の効果と利点、服用の仕方、注意点など、漢方服用法について詳しく解説されています。
漢方薬が予防にも、感染後にも、ワクチン接種後にも有効なっ事が書かれているので、新型コロナを漢方で予防したい人におすすめの本です。
ミドリ薬品漢方堂のまいにち漢方体と心をいたわる365のコツ
「ミドリ薬品漢方堂のまいにち漢方体と心をいたわる365のコツ」は、1948年創業の「ミドリ薬品 漢方堂」三代目、櫻井先生による、健康になる暮らしのヒントが1冊になった本。
季節に合わせた養生や、心をいたわるコツなど、養生中医学の理論について詳しく解説されています。
365日日めくりカレンダーのように、1日1日に体と心をいたわるコツがゆるく書かれているので、漠然とした心と体の不調を抱えているような人におすすめの本です。
体をおいしくととのえる!食べる漢方
「体をおいしくととのえる!食べる漢方」は、身近な食材の効能を紹介する本。
「発熱時にはりんごのすりおろしが良い」など、身近な食べ物で病気や不調を改善する方法が詳しく解説されています。
食べ物に関する豆知識が紹介されているので、食べ物の効能について詳しく知りたいと思っているような人におすすめの本です。
西洋医が教える、本当は速効で治る漢方
「西洋医が教える、本当は速効で治る漢方」は、西洋薬と同じように症状によって合理的に処方する独自の方式が書かれた本。
漢方薬の速効性を支える3つの柱など、漢方薬の処方について詳しく解説されています。
多成分で構成される漢方薬の薬理学的効果が書かれているので、漢方薬を即実践処方したい人におすすめの本です。
カラダのために知っておきたい漢方と薬膳の基礎知識
「カラダのために知っておきたい漢方と薬膳の基礎知識」は、漢方と薬膳を基礎から学べる入門の本。
漢方と薬膳の基本、また体質や症状に合わせた一般的な生薬の説明など、漢方と薬膳について詳しく解説されています。
薬膳の基礎となる中医学の考え方がとてもわかりやすく書かれているので、漢方と薬膳の効能に興味がある人におすすめの本です。
漢方がみちびく心と体のレジリエンス(回復力)
「漢方がみちびく心と体のレジリエンス(回復力)」は、漢方を知らない人にも役立つ、著者の豊富な臨床経験を踏まえたエピソードが満載している本。
漢方の劇的な臨床効果の本質が、心と体のレジリエンスをみちびくことなど、漢方によるレジリエンスについて詳しく解説されています。
患者さんの「元気になりたい」という思いに寄り添い、一押しされることが治療に向かわせる、具体的な方法論が漢方あるいは東洋医学に明示されていることが解説しているので、漢方によるレジリエンスを知りたい人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「漢方薬のおすすめ入門本」について解説しました。
漢方薬の歴史は古く、昔から現代まで使用され続けていることが、効果の裏付けとも言えるでしょう。
とはいえ合う合わないは人によってあると思うので、自分に合う漢方薬を色々試してみてください。
では、また。