催眠療法は心理療法の1つです。催眠状態で自分の深層心理と見つめ合うことで、問題の原因を探る効果があるとされています。
この記事では、催眠療法についての知識を深めて実生活に役立てたい人向けに、「催眠療法のおすすめ本」を紹介します。
催眠療法の本を探している人はぜひ参考にしてください。
催眠療法のおすすめ本ランキング10選!
催眠療法のおすすめ本を10冊ご紹介します。
新装版ミルトン・エリクソンの催眠療法入門
「新装版ミルトン・エリクソンの催眠療法入門」は、エリクソン催眠を解説したビル・オハンロンの古典的名著を新装した本。
クライエントとの治療的コミュニケーションの方法や、クライエントの可能性を誘い出し強調する技法など、古典的催眠のイメージを払拭するエリクソンの新しい催眠療法について詳しく解説されています。
特別な「名人芸」とされてきたミルトン・エリクソンの催眠治療技法がわかりやすく学べるので、心理臨床家や催眠療法に興味があって学びたい人におすすめの本です。
ミルトン・エリクソンの催眠療法 個人療法の実際
「ミルトン・エリクソンの催眠療法 個人療法の実際」は、すぐれた臨床家であるエリクソンの睡眠療法の実用本。
エリクソンの人間観察の深さと鋭さで分析した夜尿症や不眠症など、様々な問題の解決となりうる睡眠療法について詳しく解説されています。
すぐれた臨床家のエリクソンの個々の問題に対する分析について詳しく解説されているので、様々な精神的な問題に悩む人におすすめの本です。
ミルトン・エリクソンの催眠の現実 臨床催眠と間接暗示の手引き
「ミルトン・エリクソンの催眠の現実 臨床催眠と間接暗示の手引き」は、ユーティライゼーション,自明の理,リカピテュレーション,イエスセット等のエリクソンの催眠ワークの全貌を書き出している本。
間接形式の催眠暗示テクニックを使った催眠誘導など、エリクソンの催眠ワークについて詳しく解説されています。
エリクソンとアーネスト・ロッシ夫人のシーラ博士を被験者に7回のセッションと2年後のフォローアップを記載,エリクソンとロッシが説明しているので、エリクソンの催眠ワークを学びたい人におすすめの本です。
ミルトン・エリクソンの催眠テクニックI【言語パターン篇】
「ミルトン・エリクソンの催眠テクニックI【言語パターン篇】」は、心理療法・エリクソン催眠・コーチングなどを学ぶ人々が「実際に役立つ」ことを何より重んじた短期療法の本質に触れることのできる本。
エリクソンの豊富なセッション事例や、言語パターンの体系化など、ミルトン・モデルとよばれる「天才の言葉の技」について詳しく解説されています。
誰からも見放された患者を見事に甦らせる天才の言葉の謎に迫る内容なので、心理臨床家としてもっとエリクソン催眠療法を学びたい人におすすめの本です。
ミルトン・エリクソンの催眠テクニックII【知覚パターン篇】
「ミルトン・エリクソンの催眠テクニックII【知覚パターン篇】」は、活用を目指す知覚パターン篇。五感による認識の特徴を瞬時につかむミルトン・モデル。2つのセッションのトランスクリプト完全収録している本。
時間についての認識、メタ認知、志向性の話など、ミルトン・エリクソンの催眠テクニックについて詳しく解説されています。
クライエント知覚を捉え、相手にあったコミュニケーションを選ぶセッション、知覚発言トランスクリプト、ミルトンモデルで構成されているので、エリクソンの知覚の現象を学びたい人におすすめの本です。
解決指向催眠実践ガイド 本当の自分を生かし、可能性をひらくためのエリクソニアンアプローチ
「解決指向催眠実践ガイド 本当の自分を生かし、可能性をひらくためのエリクソニアンアプローチ」は、リンキング、散りばめ等の解決指向催眠基本要素、催眠言語、催眠の本質、効果を上げる方法等を解説している本。
人を惹きつけてやまない魅力とユーモアセンスで,解決指向アプローチの基本を催眠という文脈で分かりやすく解説しているなど、エリクソニアンアプローチ について詳しく解説されています。
催眠療法家のミルトン・エリクソンの言語パターンを中心に説明が行われているので、催眠療法家を目指す人におすすめの本です。
ミルトン・エリクソン心理療法 レジリエンスを育てる
「ミルトン・エリクソン心理療法 レジリエンスを育てる」は、エリクソン財団1500時間の録音記録にもとづき、ミルトン・エリクソンの心理療法を解説している本。
病、障害、事故、失業、別離など、人生に打ちのめされた人々をあざやかに立ちなおらせた天才セラピストの方法と哲学について詳しく解説されています。
セッション事例が豊富に収録されているので、エリクソンのテクニックを余すところなく知りたい人におすすめの本です。
ミルトン・エリクソンの催眠療法ケースブック
「ミルトン・エリクソンの催眠療法ケースブック」は、エリクソン催眠の基本的なテクニックの紹介本。
治療的ダブルバインドや後催眠暗示など、筆者が実際に学習していくというスタイルでエリクソンが唱えた睡眠療法について詳しく解説されています。
心理療法全般にも影響を与えたエリクソンの睡眠療法について詳しく紹介されているので、エリクソンの教えを実践したい人におすすめの本です。
催眠療法の教科書
「催眠療法の教科書」は、普通の人が催眠のかけ方を覚え、相談者の悩み事を解決に導く心理カウンセラーへと成長していくための本。
催眠療法に適した誘導法の中でも成功率の高い方法や、今まで公開してこなかったプロならではの成功率をあげるコツなど、正しい催眠療法の使い方について詳しく解説されています。
現在の間違った催眠療法を払拭し、催眠の本当の可能性と活用法が解説されているので、パフォーマンスではなく真剣に催眠の原理を学びたい人におすすめの本です。
ミルトン・エリクソン アメリカン・ヒーラー
「ミルトン・エリクソン アメリカン・ヒーラー」は、心理療法に革命を起こした催眠療法家であるエリクソンの仕事と人物像をトータルに理解するために欠かせない本。
妻のエリザベスをはじめ関係者の証言や、エリクソンの人生の記録資料とも言える若き日のカヌー旅行の日記など、エリクソンの知られざる面について詳しく解説されています。
自ら多難な人生の地平を切り開いたエリクソンを知ることで、エリクソン催眠療法にさらに親しみが持てるようになる内容なので、もっと深くエリクソン催眠療法を知りたい人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「催眠療法のおすすめ本」について解説しました。
催眠療法は高度な専門スキルが必要な心理療法です。本でエッセンスを学ぶだけでなく、専門家や論文なども参考にし、正確な情報を掴むようにしてください。
では、また。