認知行動療法は、普段何気なく取っている行動や考えを今一度見直し、思い込みや思考の偏りを少なくする方法です。
当記事では「認知行動療法の勉強におすすめの本」について解説します。
認知行動療法の勉強におすすめの本ランキング8選
認知行動療法の勉強におすすめの本を8冊紹介します。
図解やさしくわかる認知行動療法
認知行動療法について、図解を用いてわかりやすく解説した本です。
概念を理解するだけでも一苦労な認知行動療法ですが、図やイラストを用いてわかりやすく解説しているので、初めての人でも理解しやすくなっています。
認知行動療法についてまずはざっくりと勉強したい人におすすめの本です。
マンガでやさしくわかる認知行動療法
認知行動療法についてマンガを用いてわかりやすく解説した本です。
具体的な事例を物語形式でマンガにしているので、「あーこういうときに認知行動療法を使うのかー」と、イメージしながら読み進めることができます。
マンガのお話も面白いので、楽しみながら認知行動療法を勉強したい人におすすめの本です。
今日から使える 認知行動療法
認知行動療法が初めての人でも、今日から認知行動療法を実践できるようになるための本です。
この本ではマンガと図解イラスト両方を使って認知行動療法の解説をしているので、内容がとても理解しやすいです。
「考え方のくせに気づく」「行動パターンを変える」など、今日から認知行動療法を自分で始めてみたい人におすすめの本です。
ケアする人も楽になる 認知行動療法入門
認知行動療法の基本から応用概念まで、認知行動療法を広く深く学べる本です。
自己観察、外在化、アセスメント、コーピング、マインドフルネスなど、初めて聞くような専門的知識をこれ1冊で学ぶことができます。
認知行動療法を活用してこれから積極的にセルフケアしていきたい人におすすめの本です。
認知行動療法実践ガイド 基礎から応用まで
認知行動療法についての専門書です。
かなり分厚くて値段も高いので、気合のある人しか買わないことをおすすめします。
その分Amazonレビューの評価は非常に高いので、期待に応えてくれるのは間違いない1冊です。
森田療法
「森田療法」は、神経症やパニック障害、不安障害に有効とされている精神療法。
他人の視線に怯える対人恐怖症。強迫観念や不安発作、不眠など、神経症特有の症状を緩和するための方法について解説されています。
自分の不安や葛藤を否定せずに受け入れて、目的本位(自己実現欲求)に従って行動する事など書かれているので、対人恐怖や強迫観念など神経質な人におすすめの本です。
よくわかるACT 明日からつかえるACT入門
「よくわかるACT 明日からつかえるACT入門」は、ACTの考え方から実践方法までわかりやすく解説されている本。
ACTと認知行動療法は違う心理療法ではありますが、共通点も多くあり、人によっては認知行動療法よりACTの方が合っているという人もいるかもしれません。
認知行動療法の他にも、森田療法やマインドフルネスの考え方にも近いと言われているので、森田療法やマインドフルネスの思想に共感できる人におすすめの本です。
大人のADHDの認知行動療法
「大人のADHDの認知行動療法」は、大人なのに「片付けられない…」「集中できない…」と言った悩みを抱える、大人のADHDについて解説した本。
大人のADHDの概要から、順序立てや計画の立て方、注意散漫の治し方など、ADHD特有の症状を改善する認知行動療法についても詳しく解説されています。
ADHDの自覚症状を改善したいと考えている人におすすめの本です。
ADHDについての本はこちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
今回は「認知行動療法の勉強におすすめの入門本」について解説しました。
認知行動療法は、自分で普段の「行動」や「考え方」を見直すのに最適な方法です。
最初は考え方や概念が難しいかもしれませんが、今回紹介した本を読めばざっくり概要はつかめると思うので、この機会にぜひ認知行動療法を実践してみてはいかがでしょうか?
では、また。