フラットに物事を判断するべきと分かっていても、ついつい色眼鏡をかけて考えたり決めつけてしまったりすることありますよね。このような現象のことを「認知バイアス」と言います。
この記事ではいつの間にか身についてしまった認知バイアスを見破り、フラットな目線で物事を見たい人向けに、「認知バイアスのおすすめ本」を紹介します。
認知バイアスについて勉強したい人はぜひ参考にしてください。
認知バイアスのおすすめ入門本ランキング11選!
認知バイアスのおすすめ入門本を11冊ご紹介します。
認知バイアス心に潜むふしぎな働き
「認知バイアス心に潜むふしぎな働き」は、様々な場面で起こる認識のズレを分かりやすく解説している本。
本書では認知バイアスについて、脳の働きだけでなく、心理的、社会的な側面からの分析を交えながら、記憶や自己決定など複数の場面に分けて詳しく解説されています。
幅広く分かりやすい解説でまとめられているので、認知バイアスという言葉だけは知っていて、詳しく学んでおきたい人におすすめの本です。
情報を正しく選択するための認知バイアス事典
「情報を正しく選択するための認知バイアス事典」は、「60の心のクセ」に3つの研究分野からアプローチして解説している本。
私たちの認知を歪ませる現象についてや、偏った情報の受け取り方をしていることへの気づきなど、どうして人は正しく情報を受け取ることができないのかということについて認知バイアスを通して詳しく解説されています。
実際の例を取り上げて認知バイアスという不思議な心の動きを学ぶことができるので、自分が普段情報を正しく受け取れているか不安に思うような人におすすめの本です。
自分では気づかない、ココロの盲点完全版本当の自分を知る練習問題80
「自分では気づかない、ココロの盲点完全版本当の自分を知る練習問題80」は、古典例から最新例までクイズ形式で実感しながらあなた自身の持つ認知バイアスが分かる本。
認知バイアスの古典例から最新例までクイズ形式で実感することで、自分の持つ思考のクセだけでなく、他人のココロの動きまでが分かるように詳しく解説されています。
「認知バイアス」の不思議な世界を体感できるので、判断ミスを幾度となくするような人におすすめの本です。
脳には妙なクセがある
「脳には妙なクセがある」は、人間の脳についての最新の知見がわかりやすく書かれている本。
恋をする時の脳の仕組みや、脳が記憶をする時の最適な時間帯など、脳のくせについて脳科学の最新の知見に基づいて詳しく解説されています。
色々と自分の考えや行動を脳科学の視点から理解することが出来るので、自分に自信のない人や悩みのあるような人におすすめの本です。
バイアスとは何か
「バイアスとは何か」は、バイアスの仕組みやそれを避けるためにはどうすればよいかが書かれている本。
様々な日常でおこるバイアスがかかる仕組みや、バイアスを上手く回避しつつ上手に付き合う方法など、他者や自己の認知について詳しく解説されています。
日常生活でのものの見方を上手にすることが出来るので、普段生活をしていて何かわからない閉塞感をもっているような人におすすめの本です。
ムダに悩まない理想の自分になれる超客観力
「ムダに悩まない理想の自分になれる超客観力」は、人生最強の能力『客観力』について紹介されている本。
本当の自分を知る自己省察や、自分の能力を客観的に見つめる能力「知的謙遜」など、「客観性とは何か?」について詳しく解説されています。
素晴らしい意思決定法が学べるので、仕事などにおいていい結果を出したいと思っているような人におすすめの本です。
無意識を鍛える
「無意識を鍛える」は、脳と潜在意識について理解しフル活用させる方法について紹介している本。
「無意識を鍛える」ための実践的な方法や、潜在意識の仕組みや説明など、「メタ無意識」のあり方について詳しく解説されています。
メタ無意識を使いお金を稼ぐ方法について紹介されているので、富が欲しいというような人におすすめの本です。
人生は、運よりも実力よりも勘違いさせる力で決まっている
「人生は、運よりも実力よりも勘違いさせる力で決まっている」は、社会の真理を暴いて12万部突破の大ヒットをした本。
実力を磨くよりもはるかに人生を好転させる錯覚資産や、「なんであんな奴が評価されるんだ!?」の謎解きなど、運よりも実力よりも人生を決める「勘違いさせる力」について詳しく解説されています。
努力したものが必ずしも報われない現実世界の真実を教えてくれるので、正直に生きすぎて人生に詰まりかけているような人におすすめの本です。
行動意思決定論 バイアスの罠
「行動意思決定論 バイアスの罠」は、人間の意思決定の改善を促すことを目的としている本。
行動意思決定研究の広い範囲や、最新の成果など、経営上の意思決定にどのような偏りがあるのかについて詳しく解説されています。
ハーバード大学教授が手がけているので、探究心を強く持っているような人におすすめの本です。
選択と誘導の認知科学
「選択と誘導の認知科学」は、人の情報処理の仕組みを解明しさらなる考察へと誘う本。
なにげない洗剤の銘柄選びや、選挙や政治的立場の決定など、人の選択を導く情報処理メカニズムについて詳しく解説されています。
選択を誘導する方法を解説してくれているので、生きていく中で様々な場面、状況で選択をしながら先へ進んできたけどなんだか自分の決断に疑問を感じるような人におすすめの本です。
賢い人がなぜ決断を誤るのか?
「賢い人がなぜ決断を誤るのか?」は、無意識のうちに判断をねじ曲げる「バイアス」と戦う方法を解説する本。
数多くの失敗事例や、認知バイアスの解明など、世界最先端の組織が実践している「40のテクニック」を中心にバイアスと戦う方法について詳しく解説されています。
企業の有能なリーダーがなぜ失敗に終わることが予測できたはずの悪い意思決定をしてしまったかについて深く掘り下げているので、自分の判断で会社の部下を路頭に迷わしたくないような人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「認知バイアスのおすすめ入門本」について解説しました。
認知バイアスを見破ると、これまでは思いつかなかった新たな発見を思いついたり、これまでは苦手意識があった人とも仲良くなれたりします。
自身の世界を広げる意味でも、認知バイアスについて勉強してみてはいかがでしょうか。
では、また。