自分の頭で同じことを何度も考えてしまう「反芻思考(はんすうしこう)」。
自分でも「反芻思考をやめたい」と思っているのに、なかなか止めることができないですよね。
反芻思考を止めるには、メタ認知や認知行動療法の知識を身につけ、実践することが有効だと言われています。
当記事では、
- 反芻思考とは?
- 反芻思考をやめたい人におすすめの対策本
について解説します。
反芻思考とは?
反芻思考はもともと心理学用語で、「同じことを何度も繰り返し考えること」を指します。
ポジティブなことや、深く考えることが有益な場面においては、反芻思考はプラスに働きます。しかし、ネガティブなことを繰り返し考えてしまう状態の場合は、うつ病や精神疾患の原因になりかねないので、早急な改善が必要です。
反芻思考にはメタ認知を活用した認知行動療法が有用とされており、関連書籍がいくつか出版されています。
反芻思考をやめたい人におすすめの対策本3選
反芻思考をやめたい人におすすめの対策本を3冊紹介します。
マンガでやさしくわかる認知行動療法
認知行動療法についてわかりやすくマンガで解説した本です。
かわいいイラストと具体例を交えたストーリーによって、認知行動療法について理解しやすい内容になっています。
活字は苦手、とりあえずマンガでざっくり認知行動療法について知りたい人におすすめの本です。
認知行動療法実践ガイド【パレオな男で紹介】
パレオな男でも紹介された、認知行動療法を実践するための本格ガイドです。
大ボリュームで値段もそこそこな1冊ですが、「パレオな男」鈴木祐さんが参考にするほどなので中身は本物です。
本格的に認知行動療法を実践したい人におすすめの本です。
ちなみに「パレオな男」の著書は下記の記事にまとめています。
うつ病のためのメタ認知トレーニング
メタ認知トレーニングを活用して、うつ症状を改善するための本です。
うつ症状の自覚があるのであれば精神科や心療内科の受診を推奨しますが、予防や知識の一環としてであればとてもタメになる1冊です。
メタ認知を鍛えて、うつ病予防をしたい人におすすめの本です。
まとめ
今回は「反芻思考とは?」「反芻思考をやめたい人におすすめの対策本」について解説しました。
ネガティブな反芻思考は、放っておくとうつ病や精神疾患へと発展する恐ろしい症状です。
「症状はないけど、もしかしたら自分にもそういう傾向あるかもな」という人は、予防のためにも知識として身につけておくことをおすすめします。
では、また。