ビジネスで欠かせない3つの知識としてよく語られるのが「IT」「会計」「英語」。事業拡大することも大切ですが、会社の状況を語る上でファイナンスを避けては通れません。
この記事では、ファイナンスについての知識を深めてビジネスに役立てたい人向けに、「ファイナンスのおすすめ入門本」を紹介します。
ファイナンスの本を探している人はぜひ参考にしてください。
ファイナンスのおすすめ入門本ランキング12選!
ファイナンスのおすすめ入門本を12冊ご紹介します。
HowFinanceWorks ハーバード・ビジネス・スクールファイナンス講座
「HowFinanceWorks ハーバード・ビジネス・スクールファイナンス講座」は、実際に使えるファイナンスの考え方や技術を学ぶことができる本。
数々の有名企業の、実際の財務事情、ファイナンス、その後の行動の意味や意思決定といったリアルな情報を基に、ファイナンスの論理を詳しく解説されています。
実例を活かしてファイナンスの基礎を学ぶことができる構成になっているので、実際に使える技術が欲しい方やファイナンスの世界に飛び込もうと考えているような人におすすめの本です。
ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務
「ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務」は、企業財務のポイントを、気鋭の財務戦略コンサルタントがざっくり解説している本。
コーポレート・ファイナンスのミッション(企業価値の最大化)を果たすためのポイントなど、経営ファイナンスについて詳しく解説されています。
ファイナンスとは投資家視点の経営手法であることが書かれているので、ファイナンスについて学びたい人におすすめの本です。
ファイナンス思考 日本企業を蝕む病と、再生の戦略論
「ファイナンス思考 日本企業を蝕む病と、再生の戦略論」は、変化の時代に勝てる事業を育てる"ビジネスマインド"について書かれている本。
会計の知識より先に、成長を描いて意思決定する頭の使い方など、ファイナンス思考について詳しく解説されています。
ファイナンスの基本的な知識やPL脳(PL目線でしか考えられない脳)の問題点についてわかりやすく解説しているので、ファイナンスに興味がある人におすすめの本です。
コーポレートファイナンス戦略と実践
「コーポレートファイナンス戦略と実践」は、類書が手薄になりがちな市場との対峙方法についても、多くのページを割いた。頻出のROICも、既存指標との差から実務での使い方まで解説している本。
資本政策や機関投資家等とのIRの考え方など、 コーポレートファイナンスについて詳しく解説されています。
財務諸表の読み方や、様々な財務に関する数値に対して説明してくれており、 M&A業務、株価算定などにも当然のように言及しているので、コーポレートファイナスに興味がある人におすすめの本です。
スタートアップファイナンス起業で失敗しない おカネとのつき合い方
「スタートアップファイナンス起業で失敗しない おカネとのつき合い方」は、ITやコンテンツ系の事業を始める人を対象として、会計や税務の基礎知識を教えてくれる本。
税金関係の話や税理士の見つけ方、スタートアップならではの計画の立て方や具体的にどうやって資金を調達するかなど、お金の問題について分かりやすい言葉で詳しく解説されています。
スタートアップでは融資を受けられるかどうかで今後が左右されるので、事業計画や収支計画について詳しく学びたい起業前の人、現在の資金繰りに困っている人におすすめの本です。
起業のファイナンス
「起業のファイナンス」は、事業計画、資本政策、企業価値、IRなどの基本的な知識から、コーポレートガバナンス、社外取締役に求められる役割が書かれている本。
資金繰りやらキャッシュやら新規株の発行やらストックオプションなど、起業ファイナンスについて詳しく解説されています。
起業におけるファイナンスの全体像が網羅的に書かれているので、起業を目指してるよな人におすすめの本です。
まんがで身につくファイナンス
「まんがで身につくファイナンス」は、ファイナンス本のベストセラー著者による世界一わかりやすい入門本。
資金の調達や運用、投資や配当など、ファイナンスの基本と実践での活用のポイントについて詳しく解説されています。
これ以上ないほどわかりやすく説明されているので、 ファイナンス初心者な人におすすめの本です。
道具としてのファイナンス
「道具としてのファイナンス」は、まずファイナンスの意味をやさしく説明し、さらにExcelでの活用法までを徹底解説している本。
最適な資金調達やプロジェクト選択など、Excelでファイナンスについて詳しく解説されています。
将来価値や現在価値など概念では解っているものの、実務でどのように使うのかを書いてるので、ビジネスパーソンの人におすすめの本です。
実況!ビジネス力養成講義ファイナンス
「実況!ビジネス力養成講義ファイナンス」は、ファイナンス教育に長く携わる筆者が開催する人気の一日セミナーを再現・肉付けする形で、ビジネスパーソン向けにファイナンスの考え方を紹介している本。
カルロス・ゴーンの事例や、アップル、Amazon、オムロン、伊藤忠などの企業の事例と結びつけながら、ファイナンスの考え方について詳しく解説されています。
専門家でない普通のビジネスパーソンにも分かるようにファイナンスについて解説しているので、これからファイナンスを学びたいが、どこから手をつけていいかわからないと思っている人におすすめの本です。
[新版]グロービスMBAファイナンス
「[新版]グロービスMBAファイナンス」は、コーポレートファイナンスを(企業財務)中心にファイナンス理論をわかりやすく解説している本。
バリューエーション、リアルオプション、APVなど、ファイナンス理論について詳しく解説されています。
CAPMやMM理論の基礎が書かれているので、ビジネスマンでファイナンスについて学びたい人におすすめの本です。
ファイナンス理論全史 儲けの法則と相場の本質
「ファイナンス理論全史 儲けの法則と相場の本質」は、投資のリスクと利回り(リターン)や、投資対象の価値や価格を、統計学的にわりだす現代ファイナンス理論が書かれている本。
投資対象の価値や価格をどう読むべきかなど、ファイナンス理論について詳しく解説されています。
様々な理論が生み出されてきた背景と、理論に対する反論を追う事で、ファイナンス理論の概要を掴みながら、学ぶべき事を解き明かしてるので、ファイナンス理論について興味がある人におすすめの本です。
教養としての金融&ファイナンス大全
「教養としての金融&ファイナンス大全」は、日々生活する中でお金や金融にまつわる「素朴な疑問」が解決する本。
為替、株価の指標や、企業価値評価やプロジェクト評価の手法など、金融とファイナンスの基礎知識について詳しく解説されています。
数学を極力使用しないで解説を完結していて、著者の銀行マンや証券アナリスト時代の裏話も披露されているので、これから個人で投資・資産運用したい人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「ファイナンスのおすすめ入門本」について解説しました。
ファイナンスについての知識を深めて、適切な企業分析や財務管理ができるようになりましょう。
では、また。