企業は利益の追求だけでなく、CSR(企業の社会的責任)も求められるようになりました。
この記事では、CSRについての知識を深めて経営に役立てたい人向けに、「CSRのおすすめ本」を紹介します。
CSRの本を探している人はぜひ参考にしてください。
CSRのおすすめ本ランキング10選!
CSRのおすすめ本を10冊ご紹介します。
SDGs経営の時代に求められるCSRとは何か
「SDGs経営の時代に求められるCSRとは何か」は、SDGsを達成するために企業側に求められる課題について書かれた本。
CSR経営の役割とその重要性や、SDGsの現代化に必要な事など、時代に合った企業経営について詳しく解説されています。
CSRの歴史から具体的な取り組み方まで解説されているので、大きな組織で活躍したい人におすすめの本です。
ESG思考激変資本主義1990-2020、経営者も投資家もここまで変わった
「ESG思考激変資本主義1990-2020、経営者も投資家もここまで変わった」は、日本人がイマイチ馴染みきれていない「ESG」の教科書となる本。
史上最大の破綻リスクとは何か?や日本企業がやっていない唯一のことは何か?など、世界と比較しながら、今求められているESG思考について詳しく解説されています。
ワシントンポスト、CNN、エコノミストほか世界注目の第一人者によるESG入門決定版となる本なので、グローバルな視点で見たESGについて知りたい人におすすめの本です。
マンガでやさしくわかるCSR
「マンガでやさしくわかるCSR」は、「企業の社会的責任」とは何かをストーリー仕立てで解説している本。
CSRとは何かや、CSR経営を行うにはなど、根底となる知識と実際の活かし方について詳しく解説されています。
マンガ仕立てて読みやすい作りになっているので、学生さんなど、これから社会に出る人におすすめの本です。
CSR白書2021 大規模な社会変動と企業の対応
「CSR白書2021 大規模な社会変動と企業の対応」は、コロナ禍における企業の社会的課題への取組について紹介している本。
DX やダイバーシティ、気候変動など、社会課題の解決に取り組む企業の実態や事例について詳しく解説されています。
企業の取り組みだけでなく、各界の有識者による最新の論考も収められているので、企業の社会的課題への取組についてより詳しく知りたい人におすすめの本です。
よくわかる経営倫理・CSRのケースメソッド エシックストレーニングのすすめ
「よくわかる経営倫理・CSRのケースメソッド エシックストレーニングのすすめ」は、参加者間の話し合いにより、学びを確実に身につけることができるケースメソッドによる研修方法を、具体的なケースシナリオと合わせ紹介している本。
企業倫理・コンプライアンスなど、企業研修は座学では聞き流すだけになりがちであり、ジレンマに陥りやすいエシックスの問題などに、きちんと向き合う体験ができるケースメソッドについて詳しく解説されています。
自ら考え、行動できる人材を育てるノウハウを、惜しげなく解説しているので、関係する人におすすめの本です。
CSRの基礎
「CSRの基礎」は、CSRの基礎知識がない人でも理解できるように、広範なCSRの領域を丁寧に解説している本。
企業からの視点と社会からの視点の双方からアプローチなど、ロジックを重視して、詳しく解説されています。
一般的なことから始まり専門的なことまで書かれており、大学の先生だけでなく一般の会社に勤めている方も執筆に携わっているので、様々な視点からCSRの幅広い分野を知りたい人におすすめの本です。
なぜ障がい者を雇う中小企業は業績を上げ続けるのか? 経営戦略としての障がい者雇用とCSR
「なぜ障がい者を雇う中小企業は業績を上げ続けるのか? 経営戦略としての障がい者雇用とCSR」は、企業で働く障がい者のもつ“見えない力”について調査・解説した本。
障がい者雇用の視点が不可欠な理由や雇用を業績につなげるポイントなど、企業の経営者に求められる障がい者雇用の知識について詳しく解説されています。
CSR(企業の社会的責任)研究者として活動する著者が記した本なので、専門家の意見に興味のある経営者や、組織を運営する立場にいる人におすすめの本です。
CSRのマネジメント イシューマイオピアに陥る企業
「CSRのマネジメント イシューマイオピアに陥る企業」は、企業不祥事とその原因、対策について解説した本。
企業不祥事をめぐる状況や「企業と社会」論におけるソーシャルイシューなど、企業によるソーシャルイシューへの対応の失敗について詳しく解説されています。
企業不祥事に適切に対応できない理由について解説されているので、企業不祥事が発生した際舵取りをする立場にある人におすすめの本です。
CSR経営パーフェクトガイド
「CSR経営パーフェクトガイド」は、グローバル化が進む中で企業が今何をすべきか、どう取り組むべきかについて解説した本。
現在の「日本型CSR」の特徴と問題点や、目指すべき「本来のCSR」の姿など、「本来のCSR」を実践的に経営に落とし込むための知識について詳しく解説されています。
「グローバル時代に通用する日本企業になる」ために求められていることについて解説されているので、経営者をはじめとする全ての社会人におすすめの本です。
企業と社会
「企業と社会」は、環境保全や現代社会に対し、企業がどのように向き合うべきとの向き合い方について書かれている本。
研究結果や、実証分析など、具体的な統計と根拠にして、企業経営の新しいスタイルについて詳しく解説されています。
企業活動のあり方を学べるので、大企業から中小企業まで、組織の仕組みについて知りたい人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「CSRのおすすめ本」について解説しました。
CSRの理解を深めて、現代に受け入れられるCSR設計に役立ててください。
では、また。