この記事では、精神科について本で勉強したい人向けに、「精神科のおすすめ本」を紹介します。
精神科の本を探している人はぜひ参考にしてください。
精神科のおすすめ本ランキング18選!
精神科のおすすめ本を18冊ご紹介します。
神田橋條治の精神科診察室
「神田橋條治の精神科診察室」は、著者の臨床経験を症例報告の形で記録した本。
臨床の職人と呼ばれる筆者の治験者としての技術や、ふるまいなど、臨床経験について詳しく解説されています。
実際の症例について報告されているので、臨床現場における筆者の考えや行動を学びたい人におすすめの本です。
精神科医が語る精神の病気
「精神科医が語る精神の病気」は、現代社会におけるさまざまな心の問題を解説している本。
「コロナうつ」「SNS疲れ」「ゲーム依存」や、発達障害など、現代社会が抱える深刻な問題について詳しく解説されています。
2019年に刊行された著書の改訂版なので、加筆されたコロナ禍やSNSにおける心の問題、産後うつや虐待に関する記事を読みたい人におすすめの本です。
精神科の薬がわかる本
「精神科の薬がわかる本」は、精神科で使われる全領域の薬について解説している本。
さまざまな薬に関するQ&Aや、薬の副作用や正しいやめ方など、精神科で扱う薬について詳しく解説されています。
時代と共に変化していく薬の役割や評価をわかりやすくまとめてあるので、精神科で扱う薬の情報を知りたい人におすすめの本です。
精神科 まとめてみた
「精神科 まとめてみた」は、医師国家試験対策として書かれた本。
各疾患の知識や、治療法のテクニックや使用する薬など、過去に出題された問題にそって精神科の基本について詳しく解説されています。
重要なポイントを押さえながら、チェック問題やまとめで確認できるので、精神科の得点を上げたい人におすすめの本です。
精神科仕事術
「精神科仕事術」は、精神科病棟で働くことを決めた人に送るマニュアル本。
精神科病棟に勤めるにあたりやったほうがいいこと、やらないほうがいいことなど、精神科独自のケア技術、看護業務について詳しく解説されています。
現場で役立つ精神科のノウハウが載っているので、精神科実習を控えた学生や指導にあたる先生、精神科で働きたい人におすすめの本です。
ゆるりとはじめる精神科の1冊目 病気がわかるくすりがわかる
「ゆるりとはじめる精神科の1冊目 病気がわかるくすりがわかる」は、精神科がもっと面白くなる本。
精神科の疾患や症状、適応外使用、薬の処方意図など、精神科の気になる疑問について詳しく解説されています。
よくあるケースを小説風に描いた「ものがたり編」では、患者との接し方や副作用への対処法など、明日からの服薬指導に活かせる内容がリアルに描かれているので、精神科薬物療法に興味がある人におすすめの本です。
精神科医kagshunが教えるつらさを手放す方法幸せになる超ライフハック
「精神科医kagshunが教えるつらさを手放す方法幸せになる超ライフハック」は、心をラクにする方法を伝授している本。
落ち込んだ時の対処法や、辛い時の自分の守り方など、ストレスフルな社会を自分らしくラクに生きる術について詳しく解説されています。
精神医学や心理学、脳科学の観点から、心を理解する方法をわかりやすく解説しているので、日々幸せを感じる生き方を目指したい人におすすめの本です。
精神診療プラチナマニュアル
「精神診療プラチナマニュアル」は、臨床でより有効に活かせる本。
解離性同一症や、ギャンブルなどの行動嗜癖、抜毛症など、様々な精神障害に対して精神科で行われている診断や治療について詳しく解説されています。
わかりやすさだけでなく,精神科専門医でも臨床に役立つ多くの内容が掲載されているので、医学生として精神医学を学んでいる人におすすめの本です。
本当にわかる精神科の薬はじめの一歩
「本当にわかる精神科の薬はじめの一歩」は、具体的な処方例で経過に応じた薬物療法の考え方が身につく本。
作用機序、分類や、特徴、処方例など、非専門医が知りたい精神科の薬の基本と実践について詳しく解説されています。
要点イラストが豊富でスッキリ理解でき,症例で具体的な使い方を学べるので、◯◯◯◯◯◯◯◯たい人におすすめの本です。
精神疾患にかかわる人が最初に読む本
「精神疾患にかかわる人が最初に読む本」は、精神医学の初歩的な基礎知識をまとめた本。
幻聴、幻覚、錯覚や、滅裂思考、妄想着想など、精神疾患における精神症状について詳しく解説されています。
精神医学の必要最低限の知識を漫画を交えて分かりやすくまとめてあるので、精神疾患や症状について知りたい人におすすめの本です。
援助者必携はじめての精神科
「援助者必携はじめての精神科」は、ツボを押さえることで「精神科は楽しい」と思わせてくれる本。
クレーマー対策や、援助者としてのアイデンティティの保ち方など、精神科の最前線で働く超実践的アドバイスについて詳しく解説されています。
病気の当事者、家族に向き合う援助者の背中をそっと支えてくれるアドバイスがまとめられているので、「心をかき乱す人たち」への対応を求められる人におすすめの本です。
子どものための精神医学
「子どものための精神医学」は、子供の精神障害を理解しケアに役立てるための本。
発達の遅れとは何かや、その子に必要なことは何かなど、実践的で具体的なケア方法が詳しく解説されています。
決まったマニュアルやハウツー本ではないので、臨機応変に子どものに合わせた子育ての応用力を高めたい人におすすめの本です。
どうかご自愛ください精神科医が教える自尊感情回復レッスン
「どうかご自愛ください精神科医が教える自尊感情回復レッスン」は、自尊感情(≒自己肯定感)の回復法を指南する本。
自尊感情を下げる「承認欲求」の手放し方や、「劣等感」に効く最高の薬など、健康的な自尊感情を取り戻す方法について詳しく解説されています。
明日から自尊感情を高められる、 具体策、ポイントが満載ので、低い自尊感情のために辛い状況に置かれている人におすすめの本です。
精神科医の禅僧が教える心と身体の正しい休め方
「精神科医の禅僧が教える心と身体の正しい休め方」は、心の疲労回復ができる本。
ボディスキャン瞑想や、つり革瞑想など、疲れを根本から取りパフォーマンスを劇的に改善する41の方法について詳しく解説されています。
初めての人でも簡単にできるマインドフルネス休息法が紹介されているので、休んでも疲れが取れない人におすすめの本です。
ねじ子が精神疾患に出会ったときに考えていることをまとめてみた
「ねじ子が精神疾患に出会ったときに考えていることをまとめてみた」は、精神疾患疑いの患者の対応の仕方をまとめた本。
研修医や看護師の、不測の事態への対処法など、精神疾患疑いの患者を適切な精神医療に導くための知識について詳しく解説されています。
イラストを中心に基礎知識をわかりやすくまとめているので、精神疾患の患者さんを専門家に正しく繋ぎたい人におすすめの本です。
薬剤師のための精神科の薬処方の意図を読む
「薬剤師のための精神科の薬処方の意図を読む」は、精神科医がなぜその薬を処方したかがわかる本。
双極性障害や大うつ病性障害、認知症や統合失調症など、精神疾患と薬物療法について詳しく解説されています。
合計40〜50症例の解説をしているので、精神科で処方される薬の意図について知りたい人におすすめの本です。
精神科医療の7つの不思議 病院で聞けない話、診療室では見えない姿
「精神科医療の7つの不思議 病院で聞けない話、診療室では見えない姿」は、精神科医療のあり方を考える本。
精神疾患や、精神科医療とその制度など、患者、家族、精神科医として筆者が経験したことについて詳しく解説されています。
患者、家族、精神科医という3つの視点から見た精神医療の現状を語っているので、当事者やこれから精神科医療に関わりたい人におすすめの本です。
精神科ナースポケットブック
「精神科ナースポケットブック」は、臨床で必要とされる無駄のない内容に集約された本。
精神科領域の看護ケアや、おもな疾患など、精神科病棟で必要となっている『ケア』と『疾患』の知識について詳しく解説されています。
看護師に役立つ観察やケアのポイントも盛り込まれているので、看護婦として精神疾患の患者に関わる人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「精神科のおすすめ本」について解説しました。
今回ご紹介した本が、精神科の勉強に役立てば幸いです。
では、また。