食事による健康管理は、分子栄養学という学問を中心に研究が進んでいます。
加齢、がん、生活習慣病など、食事と関係の深い体の不調は少なくありません。
分子栄養学を学ぶことで、自らの食事を見直せば、その後の人生をより健康的に過ごすことができます。
当記事では、
について解説します。
分子栄養学の勉強におすすめのわかりやすい入門本7選
分子栄養学の勉強におすすめのわかりやすい入門本を7冊紹介します。
マンガで分子栄養学1 メガビタマンガ食事編
マンガで分子栄養学の基礎を解説している本です。
マンガのクオリティには賛否が分かれているようですが、分子栄養学の内容についてはざっくり学べるようわかりやすく解説されています。
まずは分子栄養学の概念や全体感を把握したい人におすすめの本です。
分子栄養学のすすめ
分子栄養学の基礎知識を網羅的に解説した本。
著者の三石巌さんはもともと物理学者で分子の専門家です。三石巌さんが提唱する分子栄養学の掟はシンプルで、大きく以下3つを提唱しています。
- 高タンパク
- 高ビタミン
- 活性酸素の除去
分子の動きを知り尽くした物理の専門家が提唱する分子栄養学は、奇しくも食事系の自己啓発本で推奨されている内容と重なる部分が多くあります。
分子栄養学の基本の基を知りたい人におすすめの本です。
超簡単メガビタミン入門1 だれでもわかる分子栄養学
現代版の分子栄養学を、中学生でもわかるようにわかりやすく解説した1冊です。
「筋肉量が多ければ高タンパクでも太りにくい」
「体重50kgの人が健康を維持するならタンパク質は最低でも1日50g、美肌やアンチエイジングなら100gは必要」
などなど、私たちの生活と関係する分子栄養学情報が満載の1冊です。
超簡単メガビタミン入門2 だれでもわかる分子栄養学
分子栄養学によって病気が改善していく様子をドラマや小説のように表現した1冊です。
病気が治る過程は工場のようにマニュアル通りにはいきませんが、最新の栄養学に基づいた食事療法をすれば、効果が現れることもあります。
そのような分子栄養学による治療過程の現場を知りたい人におすすめの本です。
医師や薬に頼らない!すべての不調は自分で治せる
医者や薬に頼らず、食事療法によって体の不調を治すことを目的とした本です。
本書ではうつやパニック障害、発達障害からアトピー性皮膚炎、神経難病、認知症、がん、などなど、すべての慢性疾患はタンパク質・鉄・メガビタミンを使った食事療法で改善できると論じています。
すべての病が食事療法で治るわけではありませんが、きちんと実践すれば改善が見られる人も中にはいるでしょう。
さまざまな治療法の手段として、食事療法に取り組んでみようかなという人におすすめの本です。
2021年4月時点では、食事療法の本でAmazonランキング1位でした。
自然治癒力が上がる食事
この本は食事・栄養と体の健康だけでなく、歯の健康についても焦点を当てた本です。
歯科治療の経験から歯と全身のつながりに気づいた著者が、歯と健康、そしてそれを改善するための食事にまで解説しており、他の本にはない情報が多いと感じました。
分子栄養学が初めての人も、分子栄養学についてある程度知っている人も、新たな気づきが得られる1冊ではないでしょうか。
WHOLEがんとあらゆる生活習慣病を予防する最先端栄養学
本書は植物由来の食材をできる限り素材そのままの状態で食べることがベターだと主張する1冊です。
「りんごの抗酸化力はビタミンCサプリメントの263倍」など、サプリメントの有用性をごくごく小さいものだということを、科学的エビデンスも混じえながら解説しています。
たしかにサプリメントで摂取して効果があるのは栄養素や人間の消化器官に依存しますが、具体的にどのような栄養素なら効果があり、どのような栄養素なら効果がないのかについて詳しい人は多くないでしょう。
植物由来の食材を摂取するメリットについて知りたい人におすすめの本です。
アスリートのための分子栄養学
「アスリートのための分子栄養学」は、最新の栄養アプローチの有意義さや情報が実践的な観点から満載されている本。
栄養の必要な量や、摂取分子栄養学的に見た栄養と体の働きの深い関わりなど、分かりやすく詳しく解説されています。
分子栄養学的に見た栄養と体の働きの深い関わりを分かりやすく説かれているので、どんな栄養でも必要な量を摂取し、本来の力を発揮したい人におすすめの本です。
まとめ
今回は「分子栄養学の勉強におすすめのわかりやすい入門本」について解説しました。
分子栄養学は食事で健康維持をしたい人におすすめの学問です。
食事管理は健康だけでなく仕事やスポーツのパフォーマンス、美肌やスタイル、アンチエイジングにも影響します。
知識として身につけておいて損のない学問なので、この機会に一度勉強してみてはいかがでしょうか?
では、また。