近年、社会問題にもなっている「毒親・機能不全家族」。育児放棄やネグレクト、貧困だけでなく、過剰な教育やしつけをする裕福な親や家庭も、毒親や機能不全家族に該当する可能性があります。
この記事では、毒親・機能不全家族についての知識を深めて実生活に役立てたい人向けに、「毒親・機能不全家族のおすすめ本」を紹介します。
毒親や機能不全家族の本を探している人はぜひ参考にしてください。
毒親・機能不全家族のおすすめ本26選!
毒親・機能不全家族のおすすめ本を26冊ご紹介します。
毒親
「毒親」は、毒親の正体とその向き合い方を分かりやすく解説した本。
親の価値観から抜け出せないことや、毒親が毒親になった理由など、毒親について詳しく解説されています。
家族についての悩みはあなたのせいではないという視点で書かれているので、親子関係に不条理を抱えてどうにかしようと模索中な人におすすめの本です。
毒親の正体 精神科医の診察室から
「毒親の正体 精神科医の診察室から」は、不適切な育児で、子どもに害をおよぼす「毒親」について書かれた本。
臨床例から抱える四つの精神医学的事情など、厄介な親問題を手放す指針について詳しく解説されています。
専門家の視点から発達障害に焦点を当て、親子問題を客観的にとらえてるので、傷ついた自分を一旦手放したい人におすすめの本です。
気づけない毒親
「気づけない毒親」は、ベッタリした親子関係が子どもに与えるリスクや精神面への悪影響について書かれている本。
日本の教育制度や、間違った親子関係など、毒親が生まれてしまう要因について詳しく解説されています。
毒親に陥りやすい性格や特徴や、毒親チェックシートがあるので、毒親である可能性がありそうな人におすすめの本です。
毒親の呪いを解く音楽 CDブック
「毒親の呪いを解く音楽 CDブック」は、親から受けたトラウマ(心の傷)から 心と体を解放する音楽聞ける本。
親から受けたトラウマは 呪いのように心や体を縛り、 「生きづらさ」の元になってるなど、トラウマのエネルギーが体から放出され 心と体に「安心感」について詳しく解説されています。
付録の音楽CDで脳のバランスを整えてトラウマとなっている記憶を再処理するので、音楽による心理療法に興味がある人におすすめの本です。
毒親と絶縁する
「毒親と絶縁する」は、教育虐待を受けた著者が毒親との絶縁するまでの体験をつづった本。
教育虐待とは何か、著者がパニック障害とうつ病にかかった原因、親と絶縁するまでの体験について詳しく解説されています。
教育虐待を受けて病気になり、親と絶縁するまでの体験を通じて学ぶことができるので、親から教育虐待を受けて困っているような人におすすめの本です。
毒になる親 一生苦しむ子供
「毒になる親 一生苦しむ子供」は、子ども時代に植えつけられた不安、怒り、過剰な義務感を解説してる本。
大人になったあなたに害を与え続ける親など、毒になる親」に傷つけられた子供の心について詳しく解説されています。
「毒になる親」に傷つけられた子供の心は、歳を重ねても癒されない事について書かれてるので、幼少期に毒親のせいでトラウマを持ってる人におすすめの本です。
生きるために毒親から逃げました。
「生きるために毒親から逃げました。」は、作者の経験を元に毒親から逃げたその軌跡と具体的方法を描く本。
表面化しにくい親からの心理的虐待や、命を脅かす親の言動など、危ない状況から逃れ自分のために生きる選択をする方法について詳しく解説されています。
実際に悲惨な状況の中で行動を起こした作者が書いたものなので、親との関係が深刻なものであるけれどどう行動を起こしたらよいか分からないような人におすすめの本です。
しんどい母から逃げる!! いったん親のせいにしてみたら案外うまくいった
「しんどい母から逃げる!! いったん親のせいにしてみたら案外うまくいった」は、『母がしんどい』のアンサーブックとして、 親から呪縛を解いていく過程を漫画化した本。
親からの呪縛でモヤモヤしている人や、「親のせいだ」という気持ちを封印し苦しんでる人など、「毒親」を抱える苦しさに共感し深い洞察力と表現力で悩みを具体化する方法について詳しく解説されています。
毒親問題のモヤモヤをスッキリさせるヒントが書かれているので、今現在悩んでいる人やうまい対処法を知りたいような人におすすめの本です。
親を殺したくなったら読む本
「親を殺したくなったら読む本」は、親への恨みや殺意を断ち切る技術を、“家族という病”の専門医がアドバイスしてくれる本。
母の支配から逃れるための自立作戦や、家族という病に陥らないための7箇条など、「親に疲れた症候群」の治し方について詳しく解説されています。
家族というものに動かしがたい価値を与えてがんじがらめになっている人を、あっさりと解放してくれるので、父や母に「もう死んでしまえ!」と 思ったことのあるような人におすすめの本です。
毒親サバイバル
「毒親サバイバル」は、毒親から生還した10人を取材してコミックにまとめた本。
アルコール依存症の親や、果てしなくお金をむしりとる親など、毒親に育てられた子どもたちのサバイバルについて詳しく解説されています。
傷を負って生きてきた人たちが、傷を負い続けないヒントとなるような本なので、今も人知れず毒親のトラウマを抱えているような人におすすめの本です。
子どもの脳を傷つける親たち
「子どもの脳を傷つける親たち」は、マルトリートメント(不適切な養育)が子どもの脳を「物理的」に傷つけ、学習欲の低下や非行、うつや統合失調症などの病を引き起こすことが書かれた本。
科学的見地から子どもの脳を解明し、傷つきから守る方途など、健全なこころの発達に不可欠である愛着形成の重要性について詳しく解説されています。
子どもに対する不適切な関わり方が、子どもの脳そのものを変えてしまうという事実が書かれてるので、加害者である毒親の人におすすめの本です。
不幸にする親人生を奪われる子供
「不幸にする親人生を奪われる子供」は、親の支配を断ち、新たな人生を切り開く本。
生活のすべてを指図する、言うことがコロコロ変わる、完璧でないと許さない、子供を傷つけて楽しむ。子供を不幸にする親など、支配を断つ方法から親を許すべきか、接触を断つべきかについて詳しく解説されています。
毒になる親について書かれてるので、自分の親がどのタイプでどういう心理状態なのか知りたい人におすすめの本です。
子は親を救うために心の病になる
「子は親を救うために心の病になる」は、親子という「生きづらさ」の原点とその解決について書かれた本。
親の生き方が、子を苦しめている事など、精神科医野立場から「親と子」の真実について詳しく解説されています。
思春期の親から逃れようとする心と、従おうとする心の葛藤について書かれてるので、他の人と価値観の違いとはまた異なる不思議な感覚の根源を知りたい人におすすめの本です。
親毒なぜこんなに生きづらいのか
「 親毒なぜこんなに生きづらいのか 」は、漠然としていた自己否定感の原因に気づかせてくれる本。
親の過度な愛情や、子どもに及ぼす影響など、親子関係の形成について詳しく解説されています。
カウンセラーである著者が寄り添う言葉で綴っているので、正しい自己表現を通じて幸せな人生を歩みたいような人におすすめの本です。
毒親の日本史
「毒親の日本史」は、親子関係でよむ異色の日本史の本。
子捨て、子殺しや性虐待や、きょうだいの殺し合いを招いたりなど、一筋縄ではいかない親子関係について詳しく解説されています。
親子の縦一本線に込められた愛憎が、日本史に与えた影響を読んでいるので、異色の日本史を勉強中な人におすすめの本です。
毒親の棄て方 娘のための自信回復マニュアル
「毒親の棄て方 娘のための自信回復マニュアル」は、毒親によって人間関係や仕事などがうまくいかない人が人生を立て直していくヒントを書いた本。
母娘問題や、幼い頃から擦り込まれ歪んでしまった考え方など、愛のない母親に苦しむ娘たちに解決への道筋を具体的に明示し人生を切り拓いていく方法について詳しく解説されています。
「毒親」の名付け親が母娘との問題に照らし合わせて解決のヒントを贈ってくれるので、母親との関係に悩んでいて少しでもラクになるヒントが欲しいような人におすすめの本です。
ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください!闘う嫁のサバイバル術
「ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください!闘う嫁のサバイバル術」は、ヤバすぎる親子にいびられ続けた嫁のエッセイ本。
モラハラ人物チェックリストや、サイコパス義母撃退十五か条など、モラハラ親子に対峙した嫁について詳しく解説されています。
結婚後に直面した夫と義母に振り回される実情が描かれているので、このような境遇がどのようなものか興味津々な人におすすめの本です。
母を片づけたい 汚屋敷で育った私の自分育て直し
「母を片づけたい 汚屋敷で育った私の自分育て直し」は、汚屋敷で育った作者が、母と決別し、自分なりの片づけ方を見つけるまでの話しを描いている本。
汚屋敷で育った作者の体験談や、片づけのヒントなど、作者の汚屋敷での母との体験談や、部屋の片づけ方について詳しく解説されています。
汚屋敷の毒母の元で育った作者の体験談や、片づけのヒントも載っているので、作者と同じように悩んできた人や、部屋の片づけが苦手な人におすすめの本です。
毒親絶縁日記
「毒親絶縁日記」は、著者が毒親から絶縁するまでの記録や感情が書かれている本。
毒親との生活で感じていた感情や、絶縁するまでについて詳しく解説されています。
毒親との生活の中で著者が感じた感情や、絶縁するまでの体験を通じて、毒親から逃げれる方法を知ることができるので、毒親との生活に困っているような人におすすめの本です。
ちょっと待って!絶縁せずに毒親から逃げ出してしあわせになる本
「ちょっと待って!絶縁せずに毒親から逃げ出してしあわせになる本」は、いわゆる毒親と呼ばれる父母との関係に悩み、苦しんでいる人に向けた本。
毒親との環境の心の距離の取り方、心を軽くし自由になるためのヒントについて詳しく解説されています。
精神的に毒親から離れるために自分を見つめ直すための方法が紹介されているので、様々な事情で物理的に絶縁ができない人や親からの呪いに苦しんでいるような人におすすめの本です。
私を振り回してくるあの人から自分を守る本
「私を振り回してくるあの人から自分を守る本」は、相手に嫌な印象を与えずに、これ以上踏み込まれない方法が書かれた本。
43の心得・振る舞い方など、あなたの振り回され体質について詳しく解説されています。
自分の「心」のために、どういう「言動」をすべきか、その具体的なテクニックが書かれてるので、人間関係の距離感を学びたい人におすすめの本です。
ルポ教育虐待毒親と追いつめられる⼦どもたち
「ルポ教育虐待毒親と追いつめられる⼦どもたち」は、社会問題化しつつある「教育虐待」の実態について書かれた本。
子どもの限度を超えて勉強や習い事をさせるなどの親が過干渉する事など、追いつめる親について詳しく解説されています。
教育ジャーナリストの視点から、どこからが教育虐待なのか、教育虐待を受けて育つとどうなるのかについて書かれてるので、学校の担任もしくはカウンセラーの人におすすめの本です。
機能不全家族
「機能不全家族」は、家庭としての機能を果たさない家庭のことが書かれた本。
暴力、ネグレクト、無関心、統合失調症の弟、パワハラ、鬱、自殺願望など、著者の虐待家庭で育った体験について詳しく解説されています。
著者の幼少時での虐待経験について書かれてるので、機能不全家族で育ったような人におすすめの本です。
ゆがみちゃん毒家族からの脱出
「ゆがみちゃん毒家族からの脱出」は、毒家族から脱出した人の記録が記された本。
毒家族から脱出し自分の価値を見つけて生きていく方法について詳しく解説されています。
毒家族から逃げ出して自分らしく生きている体験を知ることができるので、家族関係で悩んでいるような人におすすめの本です。
消された虐待 理想的な毒親とある患者の告発
「消された虐待 理想的な毒親とある患者の告発」は、世界各国で実際にあった自分の不都合を隠して家族に背負わせている事例を紹介している本。
本当に治療を受けるべき人が「自分が正常であること」を証明するために誰かを精神疾患「患者」に仕立て上げるなど、嘘のようで本当の話を、著者の経験にも触れながら告発しています。
本当に治療するべき人を医者が診察できない理由についても解説されているので、なぜ正常な人が強制的に入院させられ薬を飲まされているのか、家族内でもみ消されている虐待の真実を知りたい人におすすめの本です。
敏感なHSPによる毒人取扱説明書
「敏感なHSPによる毒人取扱説明書」は、毒人(毒親、自己中パートナー、パワハラ上司)などから自分を守るための術を学べる本。
過去の傷から立ち直る方法、他者とのあいだに健全な境界線を引く方法、揺るぎない自我を確立する方法などについて詳しく解説されています。
身の周りにいる毒人を見極めて、うまく対処したい人におすすめの本です。
まとめ
今回は、「毒親・機能不全家族のおすすめ本」について解説しました。
毒親や機能不全家族を克服、解決するには長い時間と体力が必要です。少しずつで良いので毒親を克服し、自分の人生を歩むことを目指してください。
では、また。