発達障害は当事者も保護者も生きづらさを感じますよね。
見た目にはわからない分、人から気づいてもらえず、発達障害の症状をどのように対処すれば良いかわからず悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
この記事では、発達障害についての知識を深めて実生活に役立てたい人向けに、「発達障害のおすすめ本」を紹介します。
発達障害の本を探している人はぜひ参考にしてください。
発達障害のおすすめ本4選【発達障害全般】
発達障害のおすすめ本を4冊ご紹介します。
発達障害がよくわかる本
「発達障害がよくわかる本」は、発達障害を特性ごとに分けて、分かりやすく解説して、そして全体像がわかるようになる本。
それぞれの特性や、その重複など、発達障害の分類から全体像まで詳しく解説されています。
発達障害の全体像について説明してあるので、発達障害についてよく分からないことが多くてもう手一杯な人におすすめの本です。
発達障害サバイバルガイド
「発達障害サバイバルガイド」は、生き辛さを感じている人に必要な本。
発達障害でもこの世知辛い世の中を生き残っていく方法について詳しく解説されています。
現在の生きづらさの解決に向けて指南してくれるので、人生がなぜか思ったようにいかないと感じているような人におすすめの本です。
発達障害生きづらさを抱える少数派の種族たち
「発達障害生きづらさを抱える少数派の種族たち」は、乳幼児から成人まで、さまざまなライフステージにいる発達障害の方たちに寄り添い、発達障害を解説している本。
発達障害の人の行動や心理、支援の方法などについて詳しく解説されています。
発達障害の人の行動や心理、支援の方法について解説されているので、発達障害で生きずらさを抱えている人や身近な人におすすめの本です。
HSPと発達障害 空気が読めない人空気を読みすぎる人
「HSPと発達障害空気が読めない人空気を読みすぎる人」は、なんとなく自分はできない人間だな、と思っている人に読んでもらいたい本。
HSPや発達障害の行動や、特徴について詳しく解説されています。
HSPと発達障害の自己判断がつかない特徴が、それぞれの特徴を分かりやすく教えてくれるので、グレーゾーンで不安に思っているような人におすすめの本です。
発達障害のおすすめ本11選【子供の発達障害】
子供の発達障害のおすすめ本を11冊ご紹介します。
発達障害を抱えつつも何かしらの才能を秘めている子供「ギフテッド」についての本も紹介します。
発達障害&グレーゾーンの小学生の育て方
「発達障害&グレーゾーンの小学生の育て方」は、発達の遅れや偏りが気になる小学生の子どもを持つ保護者の悩みに応える本。
子供の困った行動の対策や、今より過ごしやすくなるための方法について詳しく解説されています。
発達の遅れや隔たりが見られる子が過ごしやすくなるヒントが書かれているので、子供の発達に悩みを持っている人におすすめの本です。
発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ
「発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ」は、発達障害の子どもとその親が笑顔になれる言葉かけについて書かれた本。
発達障害の子どもへの言葉かけや、行動のコツ、問題行動への対処法などについて詳しく解説されています。
発達障害の子どもへの言葉かけの方法がわかるので、発達障害を持つ子供の子育てに困っている人におすすめの本です。
子どものための精神医学
「子どものための精神医学」は、子供の精神障害とは何かという基本的な考え方について学べる本。
精神障害を持つ子供に対しての基本的な考え方や、基本的なかかわり方について詳しく解説されています。
子どもの精神障害についての基本を学ぶことが実践において大切なので、精神障害をもつ子供に関わっている職に就いているような人におすすめの本です。
うちの子、個性の塊です
「うちの子、個性の塊です」は、自閉症スペクトラム障害の子供の成長の記録が書かれている本。
自閉症スペクトラム障害の子供の成長や、その子供を育てる親の苦悩や喜びなどの感情といった療育について詳しく解説されています。
自閉症スペクトラム障害の娘さんを実際にどのようにして療育し、どのように感じたかということがリアルに描かれているので、同じように自閉症スペクトラム障害のお子さんを療育しているような人におすすめの本です。
境界知能とグレーゾーンの子どもたち
「境界知能とグレーゾーンの子どもたち」は、発達障害と健常者の間のグレーゾーンの子供の理解する本。
子供時代における発達障害の事例について詳しく解説されています。
他人と違う事をする子供や強いこだわり等を持ってるお生徒を、機能境界やグレーゾーン等で説明し、授業で分かり易く仕方がわからない先生が困ってるので、障害を持った生徒教える先生な人におすすめの本です。
発達障害・グレーゾーン 特別支援学級から見た子ども達
「発達障害・グレーゾーン 特別支援学級から見た子ども達」は、周りの子とは違う勉強や生活の工夫について紹介した本。
自尊心の育て方や歌って学ぶ、絵で記憶など、発達障害やグレーゾーンの子ども達への勉強や生活の工夫について詳しく解説されています。
ひとつだけじゃない様々な学習方法について紹介しているので、発達障害やグレーゾーンの子ども達の教育について知りたい人におすすめの本です。
不器用な子どもがしあわせになる育て方
「不器用な子どもがしあわせになる育て方」は、心と身体が上手く使えるようになるための本。
認知力や対人力など、不器用な子に足りない部分について詳しく解説されています。
誰しもが大人になるにつれて一度は悩む内容が沢山載っているので、これから素直で優しい子に育って欲しいと願っているような人におすすめの本です。
ギフテッド育児奮闘記
「ギフテッド育児奮闘記」は、生まれつき高いiqを持つ彼らの幼少期を記録した本。
ギフテッドの彼らの学校生活、個性の大切さ、学校に行かない選択肢について詳しく解説されています。
ギフテッドを持つ子の育児期を知ることができる本なので、子育てで悩む親御さんや、悩み中な人におすすめの本です。
ギフテッドの本については、下記の記事で詳しく紹介しています。
発達障害を家族で乗り越える本 親と子どもの関係を良好にする“家族療法"のすすめ
「発達障害を家族で乗り越える本 親と子どもの関係を良好にする“家族療法"のすすめ」は、「どんぐり発達クリニック」医院長の宮尾益知先生が、発達障害の特性を解説している本。
家族療法や夫婦療法、コミュニケーションのコツなど、親子で発達障害を理解するための情報について詳しく解説されています。
家族、夫婦、子どもたちにとって家庭を心地よくするための情報が満載なので、家族に発達の特性がある人におすすめの本です。
お母さんと僕のまほうの砂箱 発達障害と母子同時箱庭療法
「お母さんと僕のまほうの砂箱 発達障害と母子同時箱庭療法」は、発達障害の子どもがその母親と共に取り組む「母子同時箱庭療法」をやさしく紹介した本。
子どもと母親の気持ちの変化や、回復にむけた様々な場面など、「母子同時箱庭療法」の具体的な療法過程について詳しく解説されています。
絵本形式でわかりやすく紹介されているので、発達障害特性のあるお子様をお持ちの人におすすめの本です。
発達障害の子の立ち直り力 レジリエンスを育てる本
「発達障害の子の立ち直り力 レジリエンスを育てる本」は、困難に直面しやすい発達障害の子にとって必要な力であるレジリエンスの育て方を紹介した本。
気持ちを切り替えたり、やり直そうなど、また頑張ろうと思えるレジリエンスの育て方について詳しく解説されています。
失敗からのショックを引きずらなくなくなるレジリエンスの育て方について書かれているので、発達障害の子供の心を育てたい人におすすめの本です。
発達障害のおすすめ本4選【仕事・就労編】
発達障害を抱えながら、仕事を頑張りたいという人におすすめの本を4冊ご紹介します。
発達障害で問題児でも働けるのは理由がある!
「発達障害で問題児でも働けるのは理由がある!」は仕事が上手くいかない人や就職に困っている人の参考になる本。
様々なケースの発達障害を持つ人が如何にして自分に合った仕事を見つけることができたかということが詳しく解説されています。
自分の特性に合った仕事についての考え方を学ぶことが出来るので、現在仕事が上手くいっていない人や、就職が上手くいっていない人、またそういった人たちを支援しているような人におすすめの本です。
要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑
「要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」は、仕事が上手くいかない人に役に立つ本。
発達障害ADHDやグレーゾーンについて詳しく解説されています。
ADHD当事者の著者二人が試行錯誤で経験してきたものを書いてるので、会社に居場所が無く辛い思いしてるな人におすすめの本です。
発達障害の僕が食える人に変わったすごい仕事術
「発達障害の僕が食える人に変わったすごい仕事術」は、発達障害当事者が経験して試行錯誤して書いた本。
障害があっても社会を上手く処世する事について詳しく解説されています。
発達障害自身の著者における自己啓発本なので、仕事や人間関係が上手くいかないな人におすすめの本です。
ちょっとしたことでうまくいく発達障害の人が上手に働くための本
「ちょっとしたことでうまくいく発達障害の人が上手に働くための本」は、発達障害をカバーするためのアイデア本。
発達障害者の働き辛さについて詳しく解説されています。
職場における発達障害特有の症状が原因で働き辛さを解決する本なので、具体的な解決補法のアイデアが欲しいな人におすすめの本です。
発達障害のおすすめ本【ADHD編】
ここからはADHDのおすすめ本を2冊紹介します。
ズバ抜けた問題児の伸ばし方
「ズバ抜けた問題児の伸ばし方」」は、才能をつぶさずに育てる方法を教える本。
問題児を育てるルールや、効果的な勉強法について詳しく解説されています。
ADHDの才能に視点をあてているので、問題児としてはじき出されている子供の育て方に悩みをもっているような人におすすめの本です。
図解よくわかる大人のADHD
「図解よくわかる大人のADHD」は、ADHDの本当の意味が分かる本。
ADHDは、「注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害」と呼ばれる不注意が原因のと思われることが多い病気です,その事を詳しく解説されています。
この本では、ADHDがどの様な症状の病気でなるのかが詳しくわかるので、自分がADHDだと思い悩んでいるような人におすすめの本です。
ADHDの本については、下記の記事で詳しく紹介しています。
発達障害のおすすめ本【ASD・自閉症編】
ここからはASD・自閉症のおすすめ本を2冊紹介します。
自閉症スペクトラムがよくわかる本
「自閉症スペクトラムがよくわかる本」は、障害の全体像と将来を見越した支援を学ぶことができる本。
自閉症や高機能自閉症、アスペルガー症候群など、「自閉症スペクトラム」と呼ばれる発達障害について詳しく解説されています。
原因や特徴、受診の仕方から育児のコツまで分かるので、子供の将来が心配な人におすすめの本です。
自閉症の僕が跳びはねる理由
「自閉症の僕が跳びはねる理由」は、28ヶ国語に翻訳された世界的ベストセラーの本。
自閉症者のリアルについて詳しく解説されています。
自閉症を持つ方のリアルがこの一冊で知ることができるので、自閉症で悩んでいる方やお子様が自閉症な人におすすめの本です。
自閉症の本については、下記の記事で詳しく紹介しています。
発達障害のおすすめ本【アスペルガー症候群編】
ここからはアスペルガー症候群のおすすめ本を2冊紹介します。
家族のためのアスペルガー症候群とのつきあい方
「家族のためのアスペルガー症候群とのつきあい方」は、アスペルガー症候群の特性が、親密だからこそより強く表れると言われる、家族にスポットを当てた本。
イラストや漫画を用いて、アスペルガー症候群の特性やその対処法について詳しく解説されています。
著者が体験から学んだことに加え、発達障害医療の最先端で活躍している専門医の解説もあるので、家族の暮らしを良くしたい人や身近で相談を受けているような人におすすめの本です。
アスペルガー症候群
「アスペルガー症候群」は、アスペルガーの特性を活かす本。
アスペルガーのの症状について詳しく解説されています。
アスペルガーの人に対して、家庭や学校職場どう接触すればアドバイスしてるので、生きづらさを抱えてるな人におすすめの本です。
アスペルガー症候群の本については、下記の記事で詳しく紹介しています。
発達障害のおすすめ本【カサンドラ症候群編】
ここからはカサンドラ症候群のおすすめ本を2冊紹介します。
旦那さんはアスペルガー奥さんはカサンドラ
「旦那さんはアスペルガー奥さんはカサンドラ」は、パートナーの発達障害に苦しんできた妻だからこそかけたコミックエッセイ本。
アスペルガーの夫と分かり合えない孤独感や、それに悩まされ心身共に抑鬱状態を引き起こすなど、発達障害のパートナーによるカサンドラ症候群にについて詳しく解説されています。
結婚生活での様々なすれ違いや分かり合えない孤独感をわかりやすく描いたコミックエッセイなので、アスペルガー症候群をよく知らずに夫の不可解な行動や考え方に悩んでいるような人におすすめの本です。
カサンドラ症候群 身近な人がアスペルガーだったら
「カサンドラ症候群身近な人がアスペルガーだったら」は、カサンドラ―症候群の概要、病状、対処方法について書かれている本。
身近な人がアスペルガー症候群だとなぜ自分がカサンドラ症候群になってしまうのかなど、カサンドラ症候群のメカニズムについて詳しく解説されています。
妻と夫の両方の視点からアプローチしてるので、身近にカサンドラ―症候群の疑いがある人が居るすべて人におすすめの本です。
カサンドラ症候群の本については、下記の記事で詳しく紹介しています。
発達障害のおすすめ本【LD・学習障害編】
ここからはLD・学習障害のおすすめ本を2冊紹介します。
LD(学習障害)のすべてがわかる本
「LD(学習障害)のすべてがわかる本」は、学習障害の基礎知識やその支援の方法が書かれている本。
学習障害についての基礎知識や、そういった障害をもつ子供にたいする家庭や教育現場などでの接し方や指導方法について詳しく解説されています。
学習障害をもつ子供についての接し方や指導方法についての詳しい知識が得られるので、障害をもつ子供の親や、教育の現場で働いているような人におすすめの本です。
親子で理解するLDの本
「親子で理解するLDの本」は、LDの特性を理解して支援する本。
小学校入学後に目立ち始める「LD(学習障害)」の行動の特徴やその対処法などが詳しく解説されています。
LDの特徴を学びつつ家族、勉強、進学など将来の不安を減らすことができる一冊なので、LDの子どもを持つご家族やLDの子どもを担当する学校の先生というような人におすすめの本です。
LD・学習障害の本については、下記の記事で詳しく紹介しています。
発達障害のおすすめ本【知的障害編】
ここからは知的障害のおすすめ本を2冊紹介します。
知的障害のことがよくわかる本
「知的障害のことがよくわかる本」は、どのように接して、どのようにむきあえばよいかなどを徹底解説した本。
判断基準や正しい知識、そして社会支援まで、知的障害について詳しく解説されています。
知的障害についてその原因から接し方、社会支援など包括的に解説されているので、知的障害について様々な疑問を持つ人におすすめの本です。
発達障害・知的障害のための合理的配慮ハンドブック
「発達障害・知的障害のための合理的配慮ハンドブック」は、事例を元に配慮の仕方がわかる本。
法律・医療・教育の3つの視点から詳しく解説されています。
近年施行された障害者差別解消法について詳しく書かれているので、どういう法なのか、合理的配慮をするとはどういうことなのかと興味を持つ人におすすめの本です。
知的障害の本については、下記の記事で詳しく紹介しています。
まとめ
今回は「発達障害のおすすめ本」について、症状や状況別に分けて解説しました。
発達障害の症状への対策を学んで、生きづらさが解消されれば幸いです。
また、発達障害当事者のそばにいる人は、自分がカサンドラにならないようにしてくださいね。
では、また。